こんにちは、机上大使です。
平成最後にして平成仮面ライダーを舞台化した作品…
舞台 仮面ライダー斬月ー鎧武外伝ー
舞台化決定の情報から話題となったこの作品が3月から遂に始まりました!
2019年3月9日(土)~3月24日(日)の日程で日本青年館ホールで開催し、
2019年3月28日(木)~3月31日(日)の日程で京都劇場にて開催します。
私机上大使も、3月17日にこの舞台を観にいってきました!
ポスターから超かっこいいいい!!!
内容もめっちゃ面白かったので、このブログで思いを綴りたいなと思い書くことにしました!
主に感想を書いていきますがネタバレ要素も含んでいるので、これから斬月見るんだ!って人は見ないほうがいいと思いますw
では書いていきましょう!
舞台 仮面ライダー斬月ー鎧武外伝ーとは?
感想を言う前に、舞台仮面ライダー斬月ー鎧武外伝ーの設定についてざっくりですが紹介していこうと思います。
作品のオリジナルは、平成仮面ライダー15作品目の「仮面ライダー鎧武」で、フルーツを模した甲冑やアーマーを纏った仮面ライダー達が大活躍するという作品です。
脚本家が「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本を担当した「虚淵 玄」さんということもあり、大人でも楽しめるようなダークな世界観にもなっていました。
この舞台は、オリジナルの物語から数年後を描く完全オリジナルストーリーとなっており、人類を救うために活動していた「呉島 貴虎」の贖罪の物語となっています。
罪を償うためにやってきたその場所で貴虎に思わぬ事態が発生、そこで貴虎が目にしたものとは…という感じの物語です
以上が主な世界観になっています。
かなりがっつりで本当に申し訳ありませんが、細かい名称などもネタバレになりかねないので敢えて省かせていただきましたw
世界観の詳細は公式からどうぞw→HP
ではここからは舞台鑑賞後の感想を書いていきます。
ここからはめっちゃネタバレ内容があるので、これから見ようと思っている方は本当に見ないでください!
開幕後の安心と信頼の貴虎の一言
照明が暗くなりざわざわしていた観客席が静まり返ると同時に壮大な音楽が鳴り響き舞台開幕したのですが、まず驚いたのは冒頭のナレーション!
ナレーションがテレビ本編でも担当していた「大塚 芳忠」さんだったんです!
仮面ライダー電王でデネブの声を担当していた方でもあるのですが、完全新規収録によるナレーションが劇場に鳴り響き私の感情は一気に沸きました!
そして舞台に遂に「呉島 貴虎」が現れる…テレビで見てきた貴虎が目の前に…
か、かっこいい…ていうか男前すぎる!
生の貴虎をぜひ見てほしいですね!
そして現れた貴虎の第一声、携帯を耳にかざし…
「私だ」
もうこの瞬間、私の中でこの劇場は完全に仮面ライダー凱武の世界となりました。
安心と信頼のこの台詞、この舞台のクオリティは芳忠さんのナレーションと貴虎のたった一声で大丈夫だと確信しましたw
舞台ならではの粋な変身
この舞台は仮面ライダーと名称があるくらいなので、当然仮面ライダーに変身します。
ヒーローショーなどでは一度退場して仮面ライダーに変身しまた脇から登場するというのが一般的ですが、今回は舞台だからこその豪華な仕様で仮面ライダーに変身していました!
プロジェクションマッピングを駆使した迫力ある変身や、とてつもない光で舞台を見えなくさえたりとか、小道具を使ってスピーディーに変身したりなど…
できるだけ舞台から退場する演出を観客に見せないようにという、制作側の粋な配慮がありました!
お陰で役者本人が本当に変身していると思えて、その世界観に現実性を感じることなく観ることができました!
テレビ本編の人物たちに寄り添ったオリジナルキャラクター達
舞台 仮面ライダー斬月ー鎧武外伝ーでは、主演の久保田悠来さん以外の方が舞台で新たにキャスティングされた方々です。
そしてキャラクター達もこの舞台の為に新たに作られたオリジナルキャラクターとなっています。
が、その中での主要キャラクター達の性格がテレビ本編のキャラクター達によく似ているんです
その中でも、アーマードライダーに変身する人物達が特に似ています。
仮面ライダーバロンに変身する「グラシャ」は、テレビ本編でもバロンに変身した「駆紋 戒斗」のように強さをもとめて頂点に立とうしていました。
仮面ライダーグリドンに変身する「フォラス」は、最初はめちゃめちゃイキってましたがその後仮面ライダーブラーボにボッコボコにされ下につくという、まるでテレビ本編の「城乃内 秀保」のようでしたw
あと、この人物には仮面ライダー黒影に変身した「初瀬 亮二」に課せられた設定も盛り込まれていたんですね…
つまりどういうことか…わかりますよね…
仮面ライダーブラーボに変身する「雪叢・ベリアル・グランスタイン」は、テレビ本編の「凰蓮・ピエール・アルフォンゾ」のようにオネエ要素がてんこ盛りの傭兵。
傭兵という設定も凰蓮さんの軍隊だったという設定が反映されているんですね。
そして…貴虎が大好き!
忘れてはいけない要素です!
仮面ライダー龍玄に変身する「鎮宮 影正」は、テレビ本編のキャラ「呉島 光実」と同じく弟という立ち位置で振る舞っておりました。
表だって感情を露わにせず、計算高い部分も似ているところがありました。
そして、仮面ライダー鎧武に変身する「アイム」は、「葛葉 紘汰」のように正義感に溢れその優しさで貴虎を救い出します。
ただ、舞台での世界観が既に荒廃しきった場所であることから紘汰よりは人の命を奪うことを割り切っていました。
それでも自分たちの状況を少しでも変えるために、戦ってきたチームと手を取り合おうとしていました。
で、このアイムは自分のチーム『オレンジ・ライド』のリーダーなのですが、もともとは別の人物がリーダーを務めていて仮面ライダー鎧武にも変身していたようです。
ところがそのリーダーが突如行方不明となり、その後アイムたちの前にインベスが襲撃…つまりどういうことが分かりますね?
とこんな感じで、テレビ本編のような性格を持った人物たちがたくさんいることで親しみを持ってみることができました。
てか仮面ライダーになる人間は、みんなああゆう性格の人がなっていくんでしょうね。
勿論完全新規設定のオリジナルキャラクターもおり、魅力と大いなる謎を持っているのでキャラかぶりが一切ないですw
斬月カチドキで観客昇天!
舞台 仮面ライダー斬月ー鎧武外伝ーでは完全オリジナル仮面ライダーが登場するんです!
その名も…
仮面ライダー斬月 カチドキアームズ!!!
これが何よりの目玉と言っていいでしょう!
公開初日で公式からネタバレされたときは衝撃的でしたが、実際目にした時の感動はあの場所だからこそと言っていいでしょう!
見ていた観客たちが、一斉に声のない歓声をあげていましたw
どうやって貴虎がカチドキロックシードを入手したのかという経緯も丁寧に描かれてあるので、最後まで違和感なく息をのみまくりな観劇ができました!
ちなみに劇場ロビーには、早速S.H.Figuarts仮面ライダー斬月 カチドキアームズが展示されていました!
めっちゃくちゃかっこいいんですよ!!!
斬月らしさをしっかり残し、ゴツゴツのカチドキ甲冑がいい味出しまくっているんですよ!
参考出品で終わってほしくないです…と思っていたら!
プレミアムバンダイで受注販売が開始されております!!
是非この機会に入手してしまいましょう!!
その後ろには舞台で登場した仮面ライダー達が並んでいます!
カラーリングが全体的に銀色になっていて、少しカラフルさが無い感じになっています。
舞台ではプロトタイプの戦極ドライバーが使われているので、旧版な感じが出ています。
終わりに
今回は、舞台 仮面ライダー斬月ー鎧武外伝ーの感想を書いていきました!
ネタバレ要素も含めて書いていきましたが、いかがだったでしょうか?
初の仮面ライダーの舞台、キャスト陣の素晴らしい熱演とすさまじいテクノロジーや工夫によって行われた変身。
仮面ライダー鎧武ファンに限らず、舞台好きな方にも楽しめる内容だったと思います!
あと、この舞台は凱武のもう一つの要素である、“ダンス”も盛り込まれています!
ミュージカル的な要素もあるので、本当に飽きさせない舞台でした!
私としてはこの舞台化は大成功だと思うので、またできそうなら今後も舞台の仮面ライダーを見ていきたいなーという気持ちが強くなりました!
平成最後の挑戦…しかと見させていただきました!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。