ネタバレ要素を多く含み、また的外れな事を記載する可能性がある事をご了承ください
こんにちは、机上大使です。
仮面ライダーリバイス、順調に物語が進行しております!
現在は第3話まで物語が進んでいるのですが…
リバイス…ストーリーが重い
分かってはいました、「家族」、「契約」という割と重めになりがちなテーマを扱っていますからね。
いや~だとしても第3話はものすごく…自分に刺さる内容でしたね。
あ、重いとは言いましたがそう思ってしまうくらいストーリーが面白いのですよ!!
では今回も仮面ライダーリバイスの感想を色々と書いていきますね!
第2話の感想もちょこっとだけ書かせてくれ…
の前にちょこっとだけ第2話の感想も書かせてくれ!!
できるだけリアルタイムで書きたかったんだけどどうしても書けなくて…でもどうしても述べておきたいからほんのちょっとだけ!!
まず、第2話から解禁されたOP!
バチバチのラップが入った主題歌って久しぶりだなと思うと同時に、アップテンポ…それでいて「悪魔」チックなテイストを含ませた楽曲!
聞いていてとても楽しいです!
OP映像前半は、過去の仮面ライダーを彷彿させるような映像がちょいちょいあって面白かった!
最初にアギトOP冒頭のイコン画のような神秘的なイラストから始まったのが個人的に印象深い。
OP最中に「変身」てセリフがあるのもオーズ依頼なので懐かしさを覚えました!
そしてOP終盤の映像が…映像が…不穏!!
特に家族の集合写真が割れてる描写をわざわざ入れてるあたりがほんと怖いw
円満に見える家族が回を重ねるごとに少しづつ亀裂を起こし離れていくのでしょうか…頼むよ~仲良くあってくれ~!
あと、3体の仮面ライダーらしいシルエットがカプセルの中に閉じ込められ、それを嬉々として眺めるジョージ・狩崎なんてシーンもありましたね。
で、その仮面ライダーらしきシルエット、よく見てみると…マスク造形が歴代ライダーにかなりクリソツなんですよね!
1体はクウガ、2体目は1号、3体目は…JかZO?…とにかくそっくりなんですよ。
捕らえてるのか…はたまたジョージが類似体を生み出しているのか…現時点では全く定かではありませんが、ここもわざわざ見せるあたり今後の展開にかかわってくる!…かも!w
物語の展開としては第2話は一輝とバイスの共闘関係を結ぶための重要な回。
電王の良太郎とモモタロスの仲直り回と、オーズの瑛司とアンクの協定回を足したようなワンシーンでした。
そうそう、こういうのでいいんだよこういうので
一輝の鬼気迫る表情と命懸けの脅迫とか、モモタロスの「ごめんなさああああい!!」みたいに「わかったよおおお!!!」って叫ぶとことか!
うまく取り入れてるし、ちゃんと「契約」って言葉を使ってオリジナリティも出してるしで良いとこどりですね!
あーもっと語りたいけど今回は第3話のことをメインで書きたいから、ほんとごめんなさい!
幸い第2話はYouTubeで配信されてますので、気になる方は是非見てくださいね!!
大二が不憫すぎて辛い
さて!第3話について話していきましょうか!
第3話では、五十嵐3兄弟にフォーカスをあてたストーリーになっていました!
特に今回スポットライトが当たっていたのが、弟の大二!
大二は仮面ライダーリバイスではフェニックスの隊長として登場しているのですが、その立場にいながら目覚ましい活躍ができず、兄である一輝に仮面ライダーリバイスに変身する権利を譲ってしまった。
その後は一輝をフェニックスの傘下に入れるための仲介役みたいになっちゃって、上司にも厳しい目を向けられています。
こうやって書いてるだけでも中々不憫な目にあってて心が痛い。
なのにこの第3話は…
大二のプライドをぶっ壊しにかかります
第3話では、誘拐犯が妹のさくらとその友達の彩夏を誘拐するという事件が発生します
そこにデッドマンも現れ、仮面ライダー無しでは対処できない事態に。
一輝は自分を囮にして大二に2人を救出するよう提案し突撃するのですが、大二は動揺して動くことができなくなっちゃってるんです。
さらに敵組織「デッドマンズ」の幹部フリオも怪人態として現れ、リバイスコンビはボコボコにされます…さすがは幹部…強い
そんな不利な状況でフリオが提案したのが、
「バイスタンプを渡せば人質を解放する、さもなくば妹を…」
というあまりにも嘘くさい提案をしてきました。
まさに悪魔の囁き、こんな提案は普通は受け入れないでしょう。
…が、大二はのんでしまったんですね
フェニックス基地から2つのバイスタンプを持ってきて、フリオに1つ渡しちゃうんですよ…。
その結果…
「兄貴より話が分かるな!
…だが…兄貴より馬鹿野郎だ」
と裏切られ殴り飛ばされてしまいました。
最終的にはもう1つのバイスタンプを一輝に渡したおかげでデッドマンを倒すことができたのですが、惨めな思いをした大二は不貞腐れてその場を去ってしまうのでした。
さらに言うと大二は基地に立ち寄った際、スタンプと共に今後使われるであろう変身アイテムを使おうとすのですが、博士のジョージに
「びびってリバイスになれなかった君が使えるの?www」
とめちゃくちゃ煽られてしまう。
それでも兄みたいに戦うと意思を見せようとしたら上司の優次郎に
「私情を持ち込むな!!!」
って喝を入れられちゃうんですよね…もう大二の心はズタズタですよ。
役に立てないし煽られるし怒られるし裏切られるし…。
可哀想なのはもちろんなのですが、大二のちょっと軽率な一面を第3話では見せてくれました。
でも、大二のこの数々の行動…彼の背景を考えると責められないんですよね
実は大二がフェニックスに入ったのって、理由があったんですよ。
仮面ライダーリバイスのエピソードガイドに記載してたんですけど、大二って…
一輝と違うフィールドで活躍するためにフェニックスに入ったんですって
大二にとって一輝はとても優秀で、大好きなお兄ちゃんであるのは間違いないのだろうけど、同時に比較してしまう対象でもある。
当然自分にないものを持ってる兄を疎ましく思う時だってあるだろうし、比較して自分に足りない部分を見つけて落ち込んだりもしたでしょう。
だからフェニックスという違うフィールドに移動することで、自分にしかできないことを全うしようと決めた。
兄に対する嫉妬と劣等感をバネにして、まったく違う道を大二は選択したわけです
なのにそこに一輝が介入してしまった
自分がびびって変身しなかった結果、兄が仮面ライダーになってしまった。
自分にしかできないことをやろうとしたのに…逆に兄にしかできないことになってしまった。
それでも真面目な大二はなんとかして自分のテリトリーを確立しようと行動するんです。
自分も優れているんだってことを証明するために。
だからなんでしょうね、フリオに「兄貴より物分かりがいい」って言われたとき…
大二…ちょっと笑ったんですよ
自分にしかできないことができたって達成感、兄にできないことをしたって高揚感から無意識に出てしまったんでしょうね。
そして裏切られちゃった…自分を責めるには十分に材料が揃っている。
いや~責められない…性格的に全部良かれと思ってやってることだから余計に。
何より自分が一番やらかしたって思ってるだろうな。
それにしてもまだ3回目なのにもうこんなに攻めちゃって大丈夫リバイス!?
大二が立ち直れなくなっちゃうんじゃないかと私は心配です…。
どうかダークサイドに堕ちないことを祈るばかりです…
姉の主張「あの人(母)は私を愛してない」
既に重い内容でお腹いっぱいかもしれませんが、まだまだ終わりませんw(私が一番お腹いっぱい)
今度は姉妹の話です。
先ほどちらっとお話ししましたさくらと一緒に誘拐された彩夏という人物ですが、彼女には美春っていう妹がいるんですね。
しかも美春はアイドル、結構人気らしくって常に大忙し。
だからお母さんは、大忙しな美春をサポートするためつきっきりって感じなんですよね。
そんな2人を彩夏は…怪訝な表情で見ていました
それから時が経ち、彩夏は友達のさくらとショッピングをしているところをデッドマンに襲われ誘拐犯に人質に取られてしまうわけです。
で、そこからなんですけど、誘拐犯が身代金を要求するため彩夏に母親に電話することを要求するんですね。
彩夏は命令通りに電話を入れたんですが…
お母さん電話切っちゃうんですよ!?
まあ美春が撮影の仕事中だからっていう理由があるんですけどね。
「仕事中だから後でね」ってメッセージアプリにちゃんと書いてました。
だとしても彩夏からすれば、娘が危機なのに電話を切られたって事実がのしかかるわけです。
「お前の母親愛情ねえのかよw」
っていうひっぱたきたくなる無神経な言葉を誘拐犯は吐き捨てるのですが、彩夏が返した言葉は…
「私のこと愛してないから…あの人は」
悲哀に満ちた声でボソッとそう言いました。
悲しい…なんて悲しい言葉だろうか…。
「愛してない」って言いきっちゃってるのもそうですが、母を“あの人”と言い換えてるところがまた寂しさを引き立たせますね。
お母さんは自分よりも妹の美春ばっかり世話しているから、自分より妹が優先されてるように見えるからそう思ってしまってるんでしょうね。
私もここまでじゃないけど、下に兄弟がいるので同じように思ったことありますよ。
「一番上なんだから我慢しなさい」
「一番上なんだから貸してあげなさい」
「あの子たちはいいのちっちゃいんだから」
こんなことをよく母に言われて、それでいて弟や妹には大して怒らないって現場を何度も見て、子供なりに…
自分より弟や妹の方が大事なの?
そんなことを考えたこと、何回もありました…だから彩夏の気持ち…すごく分かります…
これを読んでる皆さんの中にもそんな人がいるんじゃないですか?
ただね、今ならわかるんですよ。
ちゃんと母は愛してくれてたって
そんな風に怒ってはいたけど、ちゃんと大人になるまで育ててくれたから。
美味いご飯作ってくれたし、洗濯だってしてくれたし…親元から離れた身だからこそ、これらの行為を他人のためにできるってことがいかにすごいことなのかを理解できます。
だからきっと彩夏のお母さんだって彩夏のこと愛してます。
ただその瞬間の優先順位が変動しているだけだと思います
だって彩夏のこと愛してないなら「後で」ってメッセージ返さないと思いますから。
お母さんは平等に姉妹を愛したいって絶対思ってるはずです。
でも平等に愛し続けるのって無理でだと思います私は。
愛というよりは優先順位って意味でどちらかを選ばざる負えないと思うから。
だって0歳の赤ちゃんを18歳の子供みたいに扱います?
教育は家庭それぞれですけど、大抵甘やかしますよね?
「泣く暇あったら勉強しろ」なんて言いませんよね?
極端な例を出しましたけどつまりそういうことで、僅かに愛情の向け方に偏りが生じるのって仕方ないことだと思うんですよ。
見た感じ彩夏と美春って歳離れてそうだし、お世話をするって意味では優先順位は美春に行かざる負えないんでしょうね。
でもそれは彩夏から見れば差別なんですよね…
愛って難しいな…。
今回のこの事件は実は完全には終わっていなくて、次回の第4話ではより姉妹にフォーカスがあたる感じになりそう。
怖いのは、これで彩夏が拗ねらせて悪魔と契約する可能性があるってことなんですが…
もう契約しちゃってる可能性もあるんですよね。
なぜなら映像の終盤で彩夏が黒幕っぽい描写があったからなんですが、第3話を見返してみると彩夏って結構不審な行動をとってるんですよ。
デッドマンに襲われてる時も不自然に振り返って何かタイミングを計ってるような動きをしてたし。
お母さんに電話する時だって拘束したまま電話すればいいのに、誘拐犯がわざわざ結束バンド切って自由にしてたのもなんか違和感。
もしかして、この誘拐犯も彩夏がけしかけたのか??まさか自作自演?
本当にそうだったらめちゃくちゃ芸達者だね彩夏、女優になっちゃいなYO!
でも頼むから美春や母親をターゲットにするのはやめてくれよ…
家族への価値観の違い
「家族ってそんなに大事なの?5人もいるのに?」
こちらのセリフは、第3話でバイスが一輝に聞いた質問です。
人質にとられてるさくらを必死に助け出そうとしている一輝の行動に理解ができないという意味で聞いたのでしょうが、一輝は当然
「当たり前だ!一人でも欠けちゃだめだ!」
と言い切るんですが、その次に発したバイスの言葉
「一輝の当り前は、“俺っちの当り前じゃないの”!!」
このセリフが私は妙に耳に残ったんです。
なぜバイスはこの言葉を発したんだろう…悪魔にとって家族って概念がないからなのだろうか?
それとも家族はいるけど、人間みたいなコミュニティではなく欠けちゃっても特に意味を見出さないのだろうか?
…なんてことをただつらつら考えて、結局は後者の考えを採用したんですけど…その時ふとこんなことを思ったんですよ。
バイスの感覚って“人間以外の動物”と同じかもしれないって
なんかのテレビ番組で、動物園のパンダが出産してるVTRを見てた時があったんですけど、無事赤ちゃんは生まれてもお母さんパンダが育児を放棄したんですよね。
その当時は赤ちゃん可哀想って思ったんですが、今回バイスの発言を聞いて捉え方が変わったんですよね…そうするしかなかったのかもしないって。
野生の動物だって子供が助からないって決めたら見捨てたりするし。
弱肉強食の世界では何よりもまず自分の命ですから、守りはするけど無理と分かったら自分を優先してるんですよね。
自分が生き残らないと子孫を生み出し続けれないですから、本能的にそれを判断しているんでしょう。
対して人間にとって家族は、運命共同体みたいな認識になってますよね。
誰一人欠けることは許されない、1人欠けるだけで自分の一部を失ったような喪失感を抱きます。
「これだけいるんだから、1人くらいいなくなっても平気平気♪」
って考えはまあ出てこないですよねw
そんなサイコパスな家族、絶対嫌だ!
だけどバイスの世界、つまり悪魔の世界ではそれが当たり前かもしれない
この価値観の違い、認識の異なりがバイスにはストレスになって上記の言葉が出てきたんでしょう。
「こんなにいるのに1人も欠けちゃダメなんて、人間て窮屈~」
なんて思ってるのかもしれませんね。
元太はしあわせ湯をどう思ってる?
最後に気になったことは、五十嵐家の大黒柱「五十嵐 元太」の謎行動です。
実はしあわせ湯って今、大型複合施設建設のための立ち退きを押し付けられてるんです。
スタッフが何度も銭湯に足を踏み入れ、強引な契約をしようとしてるんですね。
このやり取り、仮面ライダーリバイスが映画で先行上映されてたのですが、今回の第3話を見て思い出しましたw
とまあ巨大企業からの圧力が降りかかっているしあわせ湯。
幸運にもしあわせ湯は地域住民の「憩いの場」になっているため、住民総出で施設建設を阻止しようとしてました。
だから五十嵐家も銭湯を守ろうとしてるんだと家族一丸となっている…わけじゃないんですよね
まず大二ですが、フェニックスつの契約を拒否している一輝に対して
「銭湯より世界だろ…」
って愚痴をこぼしてるんですよ。
大二の立場や心の余裕のなさからでた一言だとは思いますが、こう口にするってことは実家の銭湯の優先度は低いんですよね。
しかもこの愚痴、銭湯を切り盛りしてる母の幸実の前でこぼしてるんです。
幸実は何も言わなかったんですけどね。
でももっとやばいって思ったのが…
父の元太ですよ!!
元太は一輝達の父親でありながら、動画クリエイター…つまりYouTuberなんです。
いや、別に動画クリエイターなのは全然いいんですけど、問題なのはそれしかやってないってことなんですよね
まだ売れてるわけでもないのに、働きながらとかじゃなくて動画投稿だけに専念してるって感じなんですよ。
私的には父親でありながらそれはどうなんだと思うのですが、家族はそれを許してる感じなのでそこは良しとしましょう。
だけど今回の第3話でやろうとしたことは意味不明w
先ほど記載した通りしあわせ湯は大型施設建設のための立ち退き同意書を求められているわけですが、元太はそのスタッフたちに大見えきって立ちはだかるんですよ。
お、父親らしく追い出してくれるのかな?
だれもがそう思った次の瞬間!
同意書に印鑑を押そうとしだしたんですよ!!
いや何やってんだお前!!ww
住民総出で印鑑押すのを阻止してくれたので何とか事なきをえたのですが…ほんと何やってんだ元太…。
この元太の行動原理について考えてみたんですけど、これについては分からなさすぎる。
頭が足りてなくて、「契約書押しちゃえばこの人達もう来なくなるんでしょ?」みたいな簡単な考えで押そうとしたか?
それともこの父親が実は悪者で、裏で暗躍してるとか?
それか一輝がしあわせ湯に縛られてることを憂いて、一輝を開放させるために押そうとしたか…。
色々可能性は考えたんですけどいずれにしても思うのは…
しあわせ湯のことそこまで大事に思ってない
そんな風に私は捉えてしまう。
この心理についてはいずれ分かるのかな…元太の立ち位置があまりにも特殊だから彼についてどんどん深堀りしてほしい。
終わりに
仮面ライダーリバイス…「家族」という身近で強烈なテーマを取り扱ってるだけあって、ものすごくいろいろな考えが浮かんできちゃいます。
まだまだ序盤も序盤なのに、心にくるような内容がガツガツ入ってきて…これ物語が進んでさらにさらに深掘りが始まったらどうなっちまうんだ?
一輝のこと、五十嵐家のこと、もっともっと知りたくなる…!
こんなに色々考えて、色々な意見を思いついて書きなぐれる仮面ライダーリバイス…
めちゃくちゃ面白いわ!!
組織の事とか、悪魔についてとかもまだまだ分からないことが多すぎるからその展開も期待大!
しっかりついていっていきますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日で会いましょう。