こんにちは、机上大使です。
ゼロワン、バルカン、バルキリーと3人の仮面ライダーが登場し、ますます盛り上がりを見せる仮面ライダーゼロワン!
今回の第4話では、これまでの話でもちょくちょく出てきていた「デイブレイクタウン」について触れていました。
事故の原因や事件の最中などが描かれていて、またゼロワン世界の闇を描いていたような気がします。
そして…とても泣かされました…
ライダーとしてはジオウの映画で先行登場した『ゼロワンフライングファルコン』が遅れて登場!
更にゴリラの異名を持つ諫が『バルカンパンチングコング』に変身し名実共にゴリラになってしまいます!w
更に…あのレジェンドも遂に参戦とのこと…
豪快さとしんみりさが良い具合に詰まったゼロワン第4話、早速書いていきましょう!
■目次
爆発事故の原因と犯人
第4話の始まりは、バスガイド型ヒューマギア「アンナ」の職場偵察。
中学生達のバスツアーに或人とイズも同行し、アンナの仕事ぶり(或人はよそ見ばかり)を見ていました。
バス内は和やかな雰囲気に包まれていたのですが、とある場所に到着すると空気は一変します。
その場所こそ「デイブレイクタウン」
飛電インテリジェンスを含めた様々な会社が合同して作られた実験都市で、ヒューマギアなどの様々な最先端マシンが導入されている都市でした。
ところが実験都市は、12年前に発生した大爆発によって完全に崩壊。
高層ビルのてっぺんが少し見えてるくらいで街は水没していますし、その建物も爆発によって黒く焼け焦げているのが痛々しいです。
この大惨事を「デイブレイク」と名称し、その被害となった実験都市跡地を「デイブレイクタウン」と名称したのです。
しかしこれは表側の歴史。
この大爆発の裏では、ヒューマギアによってたくさんの人の命が奪われるという隠された歴史があったのです。
A.I.M.S隊長「不破 諫」もヒューマギアによって命の危機に陥り、さらにはその事実を飛電インテリジェンスが隠蔽したため、諫はヒューマギアをひどく憎むようになりました。
ここまでの話はゼロワン第2話で諫が感情たっぷりに話してくれました。
でもそういえば、街1つ消滅させた大爆発がなんで起こったのかって聞いたことないですよね?
裏側の真実を先に知ってしまい、誰もが知っている表側の歴史についてはすっかり忘れていました。
第4話ではその表側の真実をバスガイド型ヒューマギア「アンナ」が説明してくれました。
デイブレイクが起こった原因は…ヒューマギア工場の整備ミス
当時のヒューマギア工場で働いていた整備員のミスによって事故は起きたと表の歴史では語られています。
が、その話をアンナから聞くなり生徒の一部からこんな声が…
「その爆発の犯人、こいつの父親で~す」
何と、「桜井 郷」という中学生の父親が、当時のヒューマギア工場の責任者であったことが判明。
生徒達はそのことを餌として郷をいじめるという低レベないじめをしていたのでした。
ただそのいじめは、滅亡迅雷.netによってデータを書き換えられたバス運転手ヒューマギア「バース」によって中断。
オニコゼツメライズキーを使用し「オニコマギア(モデル:哺乳類(コウモリ)の絶滅種「オニコニクテリス」)」へと変貌し生徒達を襲い始めます。
A.I.M.Sの諫と唯阿がその場に乱入し戦闘を始めますが、コウモリゆえの飛行能力を宿したオニコマギアは飛んでその場から逃走したのでした。
飛電の隠蔽
オニコマギアを逃がした後、或人は郷を保護し諫と共に父親について話を聞くことになります。
どうやら剛の父「桜井 聡」も爆発事故に巻き込まれて亡くなっているそうです…。
父親を亡くして、さらにその父親をデイブレイクの犯人とずっと言われていた郷は相当思い悩んでいたと思います。
あくまで想像ですが、学校だけでなく近所からもそうやって言われてきたんじゃないかと…。
そんな郷を見かねた諫は、デイブレイクの原因は飛電にあることを発言。
しかしイズやアンナのデータベースでは、整備ミスによる爆発が“正しい歴史”となっているのでした。
でもそんな中で新社長である或人だけは、
「正しいことが、本当の事なのかな?」
と過去に諫から告げられた裏側の真実を知ったことで、正しい歴史が本当の真実なのか疑問を持っていたのです。
そこで或人は、副社長である福添にデイブレイクで何があったのかを言及するのですが…
「記憶にございません。」
の一点張り…。
明らかに表情を曇らせてる当たり確実に何かを隠しているのですが、福添は決して真実を明かさず…
「会社の利益のためには、時に隠さなければならない真実がある!それが会社経営というものです」
と言ってその場を立ち去っていくのでした…。
飛電インテリジェンスによる隠蔽工作の闇はかなり深そうと思わざるおえませんね。
にしても福添は嘘つくの下手過ぎて困るw
そんなこと言ったら飛電インテリジェンスは隠蔽していますって自分で言ってるようなもんじゃん!
「記憶にございません」て言葉を自分で撤回しているのが何とも言えませんでした。
デイブレイクについては前社長の是ノ助ももちろん知ってたんですよね?
是ノ助の人物像はまだ全然掴めてませんが、もし良い人ならばその事実は絶対公開するはず。
となると…隠ぺいを持ちかけたのはやはり役員?
飛電インテリジェンスの隠蔽は会社内でも波乱を呼んでいるんじゃないかと勝手に考えてます。
同じ真実を求めデイブレイクタウンへ
■己の過去の為に
飛電インテリジェンスでの一通りのやり取りの後、諫は郷と共に或人達と別れました。
でも郷は、社長室でのやり取りを聞いたからかデイブレイクの真実を知りたいと諫に気持ちを打ち明けます。
すると諫もその気持ちに同感し、なんと共にデイブレイクタウンへ向かうことを決意します!
内閣官房直属部隊なのに、かなり思い切ったことを考えますねw
そんな諫を良しとせんと現れたのが唯阿。
デイブレイクタウンは出入りを制限されており、A.I.M.Sでも許可が無ければ入ることを許されていません。
それでも諫は、自分と同じように過去の忌まわしい事故で今も苦しんでる郷の為にも真実を知りたいと唯阿に訴えます。
その眼光は、邪魔するなら仲間でも容赦しないと言わんばかり…。
ところが唯阿は、諫の反応を既に予知していたのか「パンチングコングプログライズキー」を諫に手渡します。
絶対に使いこなせないと忠告した上で渡すあたり何か唯阿には考えがあると思うのですが、唯阿は一言
「自分の仕事が何か、忘れるなよ」
そう諫に告げると…
「今日、俺は非番だ」
そういってプログライズキーを受け取り、ネクタイを外して諫と郷はデイブレイクタウンへと足を踏み入れるのでした。
過去を知り、現在を取り戻すために
■本当の歴史を知る為に
諫と郷がデイブレイクタウンへ向かうことを決心した一方で、或人もデイブレイクの“正しい歴史”に疑問をより深めていました。
でも或人以上に本当の歴史を知りたがっていたのが、バスガイド型ヒューマギア「アンナ」だったのです。
「バスガイドとして、本当の歴史を突き止め記録する必要があります」
自らの職務を全うするために、本当の真実へと追及したいとするその姿は、表情を持たぬロボットとは思えないくらい真剣。
アンナの切なる願いを聞いた或人。
新社長の答えは…
「もう一度行こう、デイブレイクタウンへ!」
或人は会社の存続ではなく、本当の歴史を知ることを選択!
でも或人が決断したのはそれだけじゃない。
「社長だからな!困ってる社員はほっとけないだろ!」
飛電インテリジェンスによって生み出されたアンナを“ヒューマギア1体”ではなく“1人の社員”として認識。
利益ではなく社員の為に或人は決断したのです!
世の中ブラック企業という言葉が蔓延している中で、こういった社員思いな社長がテレビに出てくるのは良いですね!w
こうして或人は、イズとアンナを連れてデイブレイクタウンへと向かいます。
正しい歴史ではない“本当の歴史”を知る為に
「隠し事はしない!」或人の有言実行
経緯は違えど同じ真実を求めデイブレイクタウンへ向かった2組。
先に諫と郷がデイブレイクタウンへ到着し、ヒューマギア工場跡地へ行くためにボートの準備をしていたのですが、そこへマギア達が襲来!
諫はエイムズショットライザーで対抗するのですが、マギアの数があまりにも多いために1人では裁ききれない状況に。
そこへ駆けつけたのが一足遅れた或人一行!
諫は相変わらず或人が隠蔽を行おうとしているんじゃないかと激を飛ばすが、或人は…
「違う!俺も真実を知りたいんだ!飛電の社長として約束する。俺は隠し事はしない!」
そういって或人はなんと飛電ゼロワンドライバーを手に取り前に出る!?
第2話でイズからA.I.M.Sに正体がばれてはならないと警告されていたのに、或人はもう正体をA.I.M.Sにばらしてしまう!?
しかしこれこそ或人の覚悟。
「飛電インテリジェンスの社長として隠し事はしない」という誓いを諫に証明するために、ヒューマギアが人類の夢であることを証明するために…
或人は最も秘密にしなければならない“仮面ライダーゼロワンであること”を自ら晒したのです
いずれ正体をばらす展開はあるとは思っていましたが、こんなにも早く正体がばれるのは誰も想像できなかったでしょう!
しかも自分から堂々とばらす…思いっきりぶりが素晴らしいです。
有言実行を実現した或人は、仮面ライダーに変身してマギア達を自分へ誘導し、諫、剛、アンナをヒューマギア工場跡地へと向かわせます。
アタッシュカリバーでマギア達を一層し、自分もヒューマギア工場跡地へと向かおうとしたのですがそこに前に現れたオニコマギアが空中から襲来!
どうやらそう簡単には向かわせてはくれないそうです。
フォームチェンジ!『ゼロワンフライングファルコン』
オニコマギアによる空中からの攻撃に苦戦を強いられる仮面ライダーゼロワン。
ライジングホッパーの力で高くジャンプしたとしても、空中での機動力が無いためすぐに逃げられてしまう…。
そんな時、脇で見守っていたイズがゼロワンに向かって何かを投げた!
受け取るとそれは、新たなプログライズキー「フライングファルコンプログライズキー」!
どうやらイズは、以前オニコマギアがA.I.M.Sと戦闘していた際にデータを記録し、オニコマギアに最も適したプログライズキーを作成していたのです!
イズ超優秀!
スキャンしてゼアから転送されたのは、ピンク色の鷹のガジェット!
空中を縦横無尽に駆け巡り、オニコマギアを妨害する!
鷹ガジェットのかっこよさを確認しフォームチェンジ!
『プログライズ!Fly to the sky!フライングファルコン!
Spread your wings and prepare for a force.(翼を広げ風力を受け止めろ)』
バイティングシャーク同様にネオンイエローのパーツが展開し、専用の配置につく。
鷹ガジェットが分解され、頭部、胸部、脇腹へ取り付けられ…
仮面ライダーゼロワン フライングファルコンにフォームチェンジ!!
「劇場版仮面ライダージオウ OverQuartzer」の最後に登場したフォームだったのですが、バイティングシャークの後に登場するというちょっと驚きの展開でしたが、やっぱりかっこいい!
初めてみたときは、頭部の展開時に出てきた内側の顔がちょっとリアルだったなって思ったのが懐かしいですw
翼で飛ぶのではなく、電磁浮遊のような力で空中を飛び回るというのがSFだけど現実的でまた良い!
この後の戦闘ですが…これ映画見てるのかなってくらい見事なVFXで、ゼロワンフライングファルコンの疾走感を存分に見せていました!
時に実写のアクションとうまく混ぜ合わせてて、ゼロワンの映像担当の人は相当頑張ってくれています!
それでもオニコマギアも負けじと滑空し、ゼロワンフライングファルコンとの空中レースを繰り広げる。
そのまま2人はイズをその場に置いて遠く遠くへと飛んで行ってしまいました。
その様子を見ていたイズは一言、
「いってらっしゃいませ、社長」
と笑顔で手を振り見送るのでした。
…可愛いですねw
前だけを見ろ!『バルカンパンチングコング』爆誕
或人がオニコマギアと戦闘をしている最中、諫達はヒューマギア工場跡地に到着し、遂に管理制御室へとたどり着いていました。
郷の父「聡」が事故当日に担当していたこの場所で、真実の為の証拠を探し始めました。
…しかしどれだけ探しても証拠になり得るものは見つかりません。
さらにそこへ複数のマギアが襲来という最悪な状況になってしまう。
諫はマギア達を何とか食い止めていますが、この絶望的な状況に郷は遂に弱音を吐いてしまう。
「もういい、事故は父さんの所為!それが本当の事なんだ!」
郷の中で、証拠が見つからない事への焦り、たくさんの人に迷惑をかけていることからの申し訳なさからこの言葉が出てきてしまったのでしょう。
中学生ですし、そういう気持ちになってしまうのも仕方ないですよね…。
でも諫はその言葉を即否定!
「違う!お前の親父さんは悪くない!お前が信じなくてどうする!!
顔を背けたらここで終わりだ…顔を上げろ!!」
親の冤罪から顔を背けてはならない
デイブレイクの最もたる原因に鉢合わせた諫だからこそ言うことができた言葉。
諫はマギア達に蹴り飛ばされても立ち上がる…同じくデイブレイクで人生をめちゃくちゃにされた郷の為に!
ベルトを装着し、唯阿から受け取ったパンチングコングプログライズキーを取り出す。
しかし諫が非番という理由からか、ロックがかかっていて展開ができない!?
が、諫はシューティングウルフ同様に渾身の力を込めてキーを開けようとする!
雄たけびと共にありったけの力を込めて…キーをオープン!!
エイムズショットライザーに装填し…変身!
弾丸がマギア達を薙ぎ払い、諫の元へ戻る弾丸を左腕で豪快に破壊しアームが装着される!
『パンチングコング!Enough power to annihiate a mountain.(山すらぶっ飛ばす怪力)』
ゴリッゴリのゴリラ感が醸し出され、左右対称の剛腕アームからあふれ出すパワー!
仮面ライダー史上3体目のゴリライダー「仮面ライダーバルカン パンチングコング」爆誕!
「前だけを見て…突き進め!!」
その言葉を送り、バルカンパンチングコングはマギア殲滅を始める。
銃撃をゴリラアームで防ぐと、ゴリラアームでマギアを殴り飛ばす!
剛腕による一撃は、マギア達をいとも簡単に叩きつけたり吹き飛ばしたりとまさにパワー!
名実ゴリラになった諫ですが、ゴリラの名に相応しいパワーを見せつけたのでした。
最後の抵抗で映した“英雄の姿”
バルカンパンチングコングの怒涛の快進撃によって形成が逆転移した現場でしたが、郷も諌の言葉に感化されて証拠の捜索を再開。
「前だけを見て突き進め」という言葉を思い出し、がれきをまっすぐ見つめる…するとそこになにやらがれきとは違う何かが?
拾い上げると、それはSDカードのような記憶媒体で「HIDEN」と記載されていました。
すると突然アンナが目の色を変えて郷に近づき「旧型ヒューマギアのメモリを検出」と発言!?
遂に郷達は、12年前のデイブレイクの真実にたどり着けるかもしれない証拠を見つけたのです!
アンナは、耳のガジェットにカードを差し込みその中にある映像解析を開始します。
これで、知りたかった真実を知ることができる…そう誰もが思っていました。
…しかし現実はそう甘くありませんでした。
メモリ解析を始めた途端、外で空中戦を繰り広げていたゼロワンとオニコマギアが壁を突き破ってきたのです。
するとその瞬間、オニコマギアはヒューマギアをマギア化する職種を伸ばす!
その対象は…アンナでした。
残酷にもアンナは、メモリの解析を完了する前に職種に蝕まれ、マギア化してしまったです。
やっと郷の父の無念を晴らせると思ったのに、やっと本当の歴史を記録できると思ったのに…。
マギア化してしまったアンナは、人間を殲滅するべく目の前にいる郷に襲い掛かろうとする!
郷の危機にゼロワンもバルカンも助けに向かいたいが、マギアに手いっぱいで助けに行けない!
郷、絶体絶命の危機!?
ところが、マギア化したアンナに異変が発生!?
何かに抗うように郷への攻撃を止めて、体中をガクガクさせながら体を横へ向け…
「映…像を解…析…再生し…ます…」
マギア化したはずのアンナが、バスガイド型ヒューマギアとして真実を知らさんと必死に抵抗し、メモリからの映像を映し出しました。
映し出された映像には、今まさに爆発戦と燃え上がる制御管理室に、郷の父の聡が椅子に腰かけていました。
聡は満身創痍になりながらも、ヒューマギア工場で発生したヒューマギアの暴走を報告していたのです。
やはりデイブレイクは、ヒューマギアの暴走によって発生した!?
さらに映像には、管理制御室のモニターからテロ組織の宣戦布告じみた映像が流れだした。
そこに打ちしだされたのは、滅亡迅雷.netのロゴマークと…謎の仮面ライダー!?
OP映像に出てきた、紫色のシノビに似た仮面ライダーです!
「人間よ、これは聖戦だ。滅亡迅雷.netの意思のままに…。」
なんということでしょう…
12年前のデイブレイクは、今現在も街に被害を出しているテロ集団「滅亡迅雷.net」が犯人だった!!
この執拗に人間を滅ぼそうとする滅亡迅雷.netって本当に何なのだろうか…?
この謎の仮面ライダーの映像によって、聡は事態の深刻さを思い知る。
だが、聡は人類存続を諦めなかった!!
聡は傷だらけの身体を動かし、制御室のコンピューターの明らかに押してはいけないトラテープに囲まれたカバーを開け赤いボタンを押す。
その瞬間、ヒューマギア工場の全シェルターの扉が閉ざされる。
聡はヒューマギアによって人類が滅ぼされないよう、工場責任者として工場内にヒューマギアを閉じ込めたのです。
それは同時に自分自身も爆発寸前の向上に取り残されることですが、聡は人類の為に自らの犠牲を選んだのでした。
「郷…」と最後に一言呟いたのを最後に、聡は火の海に飲まれたのでした…。
映像はここで終了。
この映像によって聡はデイブレイクの犯人ではないことが明らかになりました。
それどころか聡は、自らの命を犠牲にして人類の未来を守った”英雄”だったのです
そして映像の再生を終えたアンナだったマギアは…
「データを…更新…」
と呟き、完全に機能を停止したのでした。
アンナは滅亡迅雷.netによってマギア化されても、最後までバスガイド型ヒューマギア「アンナ」としてに責務を全うしたのです
最後に歴史の真実と聡の無実を証明したアンナには、健闘を称えずにはいられません…。
命懸けで人類を守った聡と、本当の歴史の為に滅亡迅雷.netと最後まで戦ったアンナ。
2人の成し遂げた仕事によってたくさんの命が守られ、郷の心を救ったのでした。
迫りくる滅亡迅雷.netの魔の手
デイブレイクの真実が明らかになり、さらには郷の父聡によってたくさんの人の命が救われていたことをしった一同。
そして、マギア化したはずのアンナが人を襲わず自らの職務を果たすべく映像を映し出した現象に、或人は戸惑いを隠せずにいました。
そんな中で1人だけ…諌だけは静かに怒りを燃やしていました。
「ヒューマギアなんかを…創るからだ…!」
そう呟くと同時に持っていたエイムズショットライザーに装填しているプログライズキーのボタンを押し必殺技を発動!
ヒューマギアなんて無ければ、自分も郷も過去に苦しめられることはなった。
ヒューマギアなんて無ければ、聡は英雄にはならず今も郷の隣にいるはずだった。
ヒューマギアなんて…創り出されていなければ!!
そんな怒りを体現したかのように、銃口とゴリラアームにエネルギーが充填される!!
『パワーパンチングブラスト!』
の音声と共にエネルギー弾と共にゴリラアームも発射!!
その弾丸はゼロワン…の後ろにいるオニコマギアに直撃!
空中に打ち上げられ、ゴリラアームが胴体を貫通!
空中で上下に真っ二つになり、オニコマギアを撃破しました!
オニコマギアを撃破した諌は、記録したデータを確認するためにマギア化したアンナをA.I.M.Sが回収すると或人に指示します。
ところが、その話をしている最中にマギア化したアンナは何かとげのような物に貫かれ完全に消滅!?
或人も諌も何が起きたのか分からず動揺を隠せませんでした。
実はその突起物を打ち込んだのは映像の中に出てきた謎の仮面ライダーだったのです!?
さらにその仮面ライダーが変身を解除すると、出てきたのは滅亡迅雷.netの司令塔「滅」
これまでゼツメライズキーを作り以外行動がなかった滅でしたが、ここにきて遂に動き始めた…。
この仮面ライダーはゼロワンともバルカン達とも違う変身アイテムを使用してるのです。
2つと比べるとかなりアナログな構造ですし、プログライズキーを展開している様子もないので、もしかして旧式の変身アイテムなのではと考えています。
それにしても気になるのは、アンナを消滅させた際の迅と滅の会話。
アンナを消滅させた滅に対して迅が、
「残酷なことするね」
と言って、それにたいして滅が、
「われらがアークの存在を知らせないためだ」
と言ったこと。
会話を聞くあたり、この2人はヒューマギアをマギアにしたりという残忍なことを行いはするも、ヒューマギアを敵視していないように見えます。
まるで同族に対して哀れみを込めたような言い方でした。
いったい彼らは何者なのか…というか彼らは人間ではないのか…?
滅亡迅雷.net…ますますわからない存在ですね。
だがしかし、これまで隠密だった滅が動き出しているのを見るあたり、滅亡迅雷.netの魔の手が或人達に迫ってきちるのは確実です。
さらなる激戦の幕開のように見えてしまいました。
明かされた真実と縮まる関係
デイブレイクでの激戦を潜り抜けた或人は、あの場所で見た真実を早速世間に公開しました。
・デイブレイクは整備員のミスではなく、ヒューマギアによる暴走で引き起ったこと。
・郷の父聡が命懸けで暴走したヒューマギアを街から出さなかったこと
聡の無実を大々的に世間に公開することによって、郷を過去の苦しみから救い出したのです。
クラスメイトからも謝罪と父親の栄光を称えてもらい、郷は明るい一歩を踏み出すのでした。
一方で或人と諌は、聡の無実が証明されたことに安堵の表情を浮かべていました。
さらに諌は、或人が自らの正体を自分にばらしたことと、真実を隠すことなく世間に報道したことで或人個人は信用できる人物だと認め始めました。
秘密にするという設定をこんなに早くぶっ壊す展開には驚きでしたが、こうすることでライダー同士協力関係を結ばせる展開に持っていくのは本当によくできています。
とても和やかな雰囲気に包まれそのまま物語は終わり…と思ったのでしたが、ここで或人がお約束のギャグを披露!w
服を着る動作と「恩に着る」という言葉をかけた面白いジョーク(イズ解説)を諌に向けてぶちかましたのです。
本来こういう時は場がしらけるというのがお約束ですが…なんと諌は或人のギャグがツボにはまる唯一の人物w
今にも爆笑しそうな自分を体を震わせながら堪え、笑い顔を見せまいとその場を足早に去っていきましたw
でもどうしても我慢できず、最後には或人の見えないところで…少しだけ吹いてしまうのでしたw
でも或人から見ればその体の震えは怒っているようにも見えてしまうw
アンジャッシュお得意の「すれ違いギャグ」のようなこの展開はいつまで続くんですかね?
とても面白いのでこのまま続いてほしいですが、お互いの関係が親密になって或人のギャグに素直に笑う諌も見てみたいですね!
謎のライダーは高岩成二!!
物語の解説は終わりですが、ここで仮面ライダー好きにはたまらない情報が解禁!
この第4話に出てきた滅が変身する謎の仮面ライダーのスーツアクターを担当するのなんと…
ミスター平成仮面ライダー「高岩 成二」さん!
平成仮面ライダーのほぼ全てを担当した高岩さんが、令和ではゼロワンの敵となって登場するのです!
主役を担当した高岩さんが、今度は敵となって登場するとか…ヤベーイ!!
だって過去に
・ディケイド激情態
・ダブルファングジョーカー
・オーズプトティラコンボ
・ビルドラビットタンクハザード
・オーマジオウ
といった凶悪すぎるライダー達を演じた高岩さんの悪ライダーとか、かっこいいに決まってる!w
いかに凶悪な仮面ライダーとなってくれるのか…この仮面ライダーがめっちゃ動く映像を早く見たです!
終わりと次回予告
今回は仮面ライダーゼロワン第4話のネタバレと感想を書いていきました!
第4話にして自分がらいだ仮面ライダーであることを自ら晒すという大胆な方法はかなりチャレンジをしたのと感激しましたね!
「隠蔽はしない」という言葉を会社のことだけでなく、自分のことにも当てはめる或人のまっすぐな人間性に好感度は爆上がりです!
諌とも意外に早く打ち解けそうな雰囲気も出ていましたし、この2人結構すぐ仲良くなりそう。
となると、関係を築くのに最も困難になるのは唯阿になりそうですね!
アンナのマギア化してもなお使命を全うしたシーンは衝撃でしたね。
なぜマギア化したのに人間を襲わなかったのか…。
ゼツメライザーではなくマギアによってマギアかされたから、強制力が若干弱まるのでしょうか?
でも前回の一貫ニギローは大将を襲ったし…。
やっぱりヒューマギアには心があるんじゃないかとしか思えないのです
いずれにしても、このアンナの異例の事態は今後も何かしらかかわってくるかもしれませんね!
そして高岩さんが敵として登場するという超嬉しい展開も驚愕!
まさかこんな瞬間に立ち会えるなんて…私は幸せ者です…w
極悪非道なマジヤベーイアクション、期待します!
次回の第5話は、ヒューマギアが便利すぎる故に起きてしまった弊害を描いた物語のようです。
或人達はある有名漫画家にヒューマギアを届けることになったのですが、その漫画家はマンガの執筆をヒューマギアにまかせっきり。
自分は寝転んでだらだら過ごすという現実が待っているのでした。
“ヒューマギアは人と共に生きるパートナー”という信念を否定するかのような顧客を相手にする第5話。
そんな実態を目にした或人は何を思うのか?
そして第5話でもゼロワンの新たなフォームが登場!
今度は灼熱の赤にトラ模様が描かれたフォームが登場するようです。
その名も、ゼロワンフレイミングタイガー!
今にも燃え上がるようなネームですがその実力はいかに!?
序盤から走りまくる仮面ライダーゼロワン!
突っ走りすぎて心配になるレベルですが、きっと大丈夫です高橋さんですから!w
来週も楽しみにしてます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。