高岩 成二という生きる伝説的スーツアクターを知って欲しい!! Part1

こんにちは、机上大使です。

 

仮面ライダーと言えば変身して敵と戦う正義のヒーローですよね!

物語の中では、スーツの中にいるのはもちろんその仮面ライダーの変身者ですが、その裏では役者がスーツを着てアクションや演技を行う専門の俳優さんがアクションや演技を行っています。

そういった役者さんを、日本では「スーツアクター」と呼んでいます

スーツアクターってマジで凄い“俳優業”なんだよって話

2018年6月27日

そしてそのスーツアクターの中でも、仮面ライダーという作品において今を生きる伝説的なスーツアクターが存在します。

その名も…

高岩 成二!!

「ミスター仮面ライダー(ミスター平成ライダー)」という異名を持つほど、これまで数多くの仮面ライダーを演じてきた方で仮面ライダー好きにはもはや神に等しいお方です!

 

そんな高岩 成二さんですが、平成仮面ライダー20作品目の仮面ライダージオウでの出演をもって…

主役ライダーのスーツアクターの座を後輩の「縄田 雄哉」さんにバトンタッチすることになりました!!

縄田さんは、仮面ライダーゲイツや仮面ライダーゲンムのを担当していたスーツアクターです。

 

今回は、長年平成仮面ライダーを支えてくれた高岩 成二さんが成し遂げてきた、数々の伝説を書いていこうと思います!

・高岩 成二プロフィール

 

高岩 成二(たかいわ せいじ)

JAE(ジャパンアクションエンタープライズ)に所属するスタントマン、スーツアクター、俳優
埼玉県の生まれで、現在50歳

真田 広之に憧れて、JAC(ジャパンアクションクラブ)養成所に入所。

遊園地でのショー等の下積みを経て、様々な東映特撮番組のスーツアクターを担当。

仮面ライダーアギトから仮面ライダー響鬼を除く全ての平成主役仮面ライダーのスーツアクターを担当した。
※仮面ライダー響鬼放送時は「魔法戦隊マジレンジャー」のマジレッドを担当していたために参加出来なかった。

 

伝説1:ほぼ全ての平成仮面ライダーに変身した!!

高岩 成二さんの最も有名な伝説と言えば、やはり「ミスター仮面ライダー」と言わしめた・・・

ほぼ全ての平成仮面ライダーの主役ライダーのスーツアクターを担当したことでしょう!

 

プロフィールにも書いたように、高岩 成二さんは「仮面ライダーアギト」から仮面ライダースーツアクターを担当し、そこから「仮面ライダー響鬼」を除いた今の「仮面ライダージオウ」までの主役ライダーを担当しています。

つまり2001年~2019年から1年抜いた17年間平成仮面ライダーを演じていることになります!

 

これって普通に考えて凄いことなんですよ!

仮面ライダーの変身者は皆それぞれ性格があり、その性格に沿った戦い方をするのが故に一人一人演技やアクションの形を変えなければいけない。

それなのにその全てを完璧にこなしてしまうんです!

 

ここで簡単に仮面ライダーごとのアクションの違いを箇条書きで書いてみましょう。

仮面ライダーごとのアクションの違い

●仮面ライダーアギト:居合い抜きのような一回一回に重みを感じるパワフルな攻撃

 

●仮面ライダー龍騎:素人的な戦い方やコミカルな動きをしたりするがむしゃらキャラ

 

●仮面ライダー555:キレのあるケンカっぽくて荒々しいアウトローなアクション

 

●仮面ライダーブレイド:逆に型にはまったような剣劇アクション※1

※1:高岩 誠二さんは仮面ライダーブレイドが一番大変だったそうです。

職業が仮面ライダーという縛りからキャラの個性を掴みづらく、何より破天荒な動きが好きという理由から

 

●仮面ライダーカブト:クールで余裕たっぷりなカウンターアクション

 

●仮面ライダー電王:キャラごとに使い分けた動きのレパートリーの数※2
※2:次の記事で詳しく書いていきたいと思います。

 

●仮面ライダーキバ:野性的な猫背の構えやコウモリを見立てたアクション

 

●仮面ライダーディケイド:変身前の俳優の性格をしっかり再現した余裕ぶった動き※3
※3:ここで高岩 成二さんはクウガと響鬼のスーツアクターを担当したため、実質的には平成仮面ライダーの全てを担当しています。(変身者がディケイドと一緒なので特に動きが変わったりはしてません)

 

●仮面ライダーW:蹴り技をメインにした軽やかなステップアクションからメモリを変えてのパンチ、棒術などの戦術変更

 

●仮面ライダーOOO:メダルごとに変わるメダルモチーフの生き物に沿ったアクション

 

●仮面ライダーフォーゼ:高校生という設定から、変身前の俳優とシンクロした若々しいケンカ腰アクションとロケットエンジンによる多様なワイヤーアクション

 

●仮面ライダーウィザード:拳を握らない中国武術を駆使したトリッキーなスタイリッシュアクション

 

●仮面ライダー凱武:冒頭の素人的チャンバラアクションからの成長課程の再現率

 

●仮面ライダードライブ:警察官の格闘術や逮捕術を駆使した正当派アクション

 

●仮面ライダーゴースト:所作を用いたアクションから、眼魂ごとに変わる戦い方のレパートリー

 

●仮面ライダーエグゼイド:ゲームに沿った攻撃やマリオのようなジャンプ、昔よくやったゲームあるあるアクションを披露

 

●仮面ライダービルド:変身者の中身(ハザード暴走、葛城 巧、葛城 忍)が変わることでのそれぞれの性格に沿ったアクション

 

●仮面ライダージオウ:天真爛漫な演技や、アーマータイムした際に行うライドウォッチの仮面ライダーを彷彿させるような仕草やアクション。※3
※3:仮面ライダージオウ第30話にて新たな伝説を作り上げた!後に記述しています。

性格的に似たような設定はあっても、どれとも被らない素晴らしいアクションをしてきました。

これを1年毎にやってますし、映画では複数の仮面ライダーを演じたりするのに頭が混乱せずにやりきってしまう高岩 成二さんの役への拘りや集中力は流石としか言えません。


伝説2:仮面ライダー電王で高岩 成二のキャリア全てをぶつけた

先程、仮面ライダー毎のアクションや動きの違いを書いていきましたが、この中でも高岩 成二さんは「仮面ライダー電王」の撮影がかなり大変だったそうです。

その理由として高岩 成二さんはこの仮面ライダー電王で、

仮面ライダー電王の全てのフォームとモモタロスのスーツアクターを担当しているんです!!

 

仮面ライダー電王は、主人公「野上 良太郎」にイマジンが憑依することで変身する仮面ライダーで、アクションが憑依したイマジンによってガラッと変わってしまうのです。

 

簡単にイマジンの動きなんかをまとめてみました。

●モモタロスの破天荒で暴れ回るアクション。

●ウラタロスの間合いをとった戦い方や、腰をクネクネした少し卑猥な動き。

●キンタロスのノシノシ歩くどすこい系。(岡本 次郎さんを彷彿させます)

●リュウタロスの子供っぽい動きや、ダンスのように回転しながらの攻撃。

●数は少ないですが、ジークの背筋が常にピンと立った優雅なアクション。

●誰も憑依してないプラットフォームやライナーフォームでの良太郎の弱々しい仕草。

といった多すぎるくらい動きのレパートリーがあり、普通の人なら頭がゴチャゴチャになりかねませんw

 

その中でも高岩 成二さんを特に困らせたのが、イマジンてんこ盛りの「クライマックスフォーム」!!

このフォームはモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスの4体が一斉に憑依することで変身するまさにてんこ盛りのフォーム。

 

ただこのフォーム、全イマジンの意志が入り込んでいる為にイマジン同士が揉め合いをすると、イマジンが勝手に体を動かしたりするんですw

その動きがあまりにも大変だったらしく、このフォームの設定を初めて知ったとき高岩 成二さんは「久しぶりに泣きたくなった。」と嘆いていたそうですw

しかし、そんな苦行を見事やってのけた事によってこのクライマックスフォームは高岩 成二を伝説たらしめる最も代表的な仮面ライダーとなりました。

 

ちなみに「劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」では、

このクライマックスフォームにジークが入り込み「超クライマックスフォーム」になるんですw

この話を聞いた高岩 誠二さんは「まだやらせるのか・・・(泣)」と唖然したそうですw

 

電王にてあまりにも多種多様なキャラを演じた高岩 成二さんは、後に「仮面ライダー電王は20年近いキャリアの全てを使い切った」と語っていました。

でもこの電王での経験のお陰か、同じスーツでも変身者が違う事で変わる動きの違いなんかを違和感なくやっていますから、仮面ライダー電王は高岩 成二さんを伝説にした作品と言っても過言ではありません!

マジで感激するくらい演技を使い分けてるので一度見てみて下さい!!

伝説3:仮面ライダージオウで平成最後の伝説を作り上げてしまった!

仮面ライダー電王にて、クライマックスフォームという感情も動きもてんこ盛りなフォームを体一つで表現した高岩 成二さん!

ところが高岩 成二さん、仮面ライダージオウにて新たな伝説を作ってしまった!!

 

それが、第30話にて登場した仮面ライダージオウパワーアップフォーム…

仮面ライダージオウトリニティ!!

 

仮面ライダージオウ、仮面ライダーゲイツ、仮面ライダーウォズの3人の仮面ライダーが1つの体に集約した大いなるジオウです!

3人の体が1つに…完全に仮面ライダー電王クライマックスフォームですね!

初登場した時も、電王の時と同じように体を小刻みに揺らしてパニック感を演出していましたw

 

仮面ライダージオウトリニティは、胸部にジオウ、右肩にゲイツ、左肩にウォズの仮面がとりつけられていて、それぞれに意思があり体を動かすことができます。

ゲイツが喋ると拳をグーにしてガシガシ激しく動き!

ウォズが喋ると腕をグネグネ滑らかに動かし、さらに祝辞も行う!

ジオウが喋ると全身で天真爛漫な動きをしたり、時には胸部の動きだけで感情を表現する!

3人分の動きを、またもや1つの体で成し遂げてしまったんです!

 

特に仮面ライダーウォズの優雅な動きによって演出される継承の儀の動きが凄い。

仮面ライダーウォズは「永徳」さんという別のスーツアクターの方が担当しているのに、まるで瓜二つな動きを見せつけました!

 

平成最後の仮面ライダーの平成最後のパワーアップフォームでまたもや伝説を作り上げてしまう。

高岩 成二さんはどれだけ伝説を塗り替えてしまうのでしょうか…


終わりに

今回は仮面ライダーの生きる伝説、スーツアクター高岩 成二さんの仮面ライダーでの伝説のパート1を書かせていただきました。

幾多の個性の強いメインライダーを見事に演じたり、電王のような1作品で多種多様なキャラを演じ分けることが出来、しかもそれを体だけで表現できてしまう。

多種多様な人物を演じ分ける素晴らしい俳優です!!

 

ほんとはもっと書きたいことがありますが、さすがに長すぎる記事になってしまう為に今回はここまでにして、パート1とパート2で分けて書いていこうと思います。

高岩 成二という生きる伝説的スーツアクターを知って欲しい!! Part2

2018年7月9日

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

またいつかの明日に会いましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

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当ブログ運営者。幼少期に仮面ライダーに出会い、見たり止めたりを繰り返すが、「仮面ライダーエグゼイド」によって作品の食わず嫌いを克服し仮面ライダーに本格的にのめりこむ。同時にS.H.フィギュアーツの造形美に魅せられフィギュア集めを始める。今はS.H.フィギュアーツの素晴らしさを伝えるためにブログを日々更新中。