こんにちは、机上大使です。
仮面ライダージオウ第2話が放送されましたが、皆さんご覧になりましたか?
今回の話で、タイムジャッカーが何でアナザーライダーを作り出すのか、そして仮面ライダージオウがどういった世界観で物語が進んでいくのかが描かれていました。
ただ、1回見ただけでは何が起きたのか分からなくて混乱している視聴者が多いのではないでしょうか?
今回は本編のネタバレと、本編とTTFCでのスピンオフ作品「ジオウ補完計画」から自分なりに解釈してジオウの世界観を書いていこうと思います。
■前回の仮面ライダージオウのネタバレ&感想記事
ウォズとタイムジャッカーの目的
第1話で何の脈略もなく突如出現した、タイムジャッカーとウォズ。
この第2話でこの2人の目的が判明しました。
タイムジャッカーは、歴史を改変し新たな魔王を擁立(ようりつ)させるために過去へ遡り、その時代の仮面ライダーを創りだし歴史を改変させる人物。
つまり、その時代をジャックして新たな歴史にしてしまうのがタイムジャッカー
ウォズはその逆で、ソウゴを魔王にさせるため、本来迎えるべき歴史へと誘導するために暗躍するもの
だがその通りの歴史ならば、50年後は最低最悪の魔王になってしまうという結果が待っているのだがそれを知っているならばウォズはなぜその歴史を繰り返そうというのだろうか?
まだまだ分からないが、予想としてはやはり常磐ソウゴという人間になにかまだひみつがあるのかしれませんね。
アナザービルドは仮面ライダービルド
常磐ソウゴを魔王にしようと暗躍するウォズは、怪物をアナザービルドと呼ぶと同時に仮面ライダービルドと呼称していました。
でも仮面ライダービルドはあんな見た目ではないし、ソウゴも第1話で実際に会ってますから違いは一目瞭然。
しかしウォズは「今はあれが仮面ライダービルドである」と繰り返します。
これはタイムジャッカーによる歴史改変が原因で、タイムジャッカーがその時代の仮面ライダーを本来の変身者ではない人間で変身させ、それによって生まれたアナザーライダーがジオウの世界では正当な仮面ライダーとなるのです。
ビルドの場合なら「桐生 戦兎」が仮面ライダービルドに変身するのですが、タイムジャッカーによってアナザービルドが生み出されると歴史が改変され、アナザービルドが正当な仮面ライダービルドになり本来のビルドは存在すら無くなってしまうのです。
ビルドの世界観なら、仮面ライダービルドが桐生 戦兎ではなくなるので桐生戦兎は存在せず本来の「葛城 巧」のみが存在。
クローズは、桐生 戦兎が創った物だからこれも無かったことになる。
あれ程の激闘を繰り広げた仮面ライダービルド本来の歴史が無かったことになるという恐ろしい事が起きてしまうんです!!
今後様々なレジェンド達の身にも起こることなので、歴史改変によってどれだけ世界が変わるのかが見所になっていくのではないでしょうか?
でも、歴史が変わっても戦兎の顔の持ち主「佐藤 太郎」率いる「ツナ義ーズ」はいるし、そのファンになってる万丈と戦兎の顔した葛城が友達として戯れていたので、時代は変わってもこの2人は離れないんだなと思いましたw
何度倒しても蘇るアナザーライダー
アナザーライダーがどれほど驚異か分かったと思いますが、実はまだ秘密があります。
アナザーライダーは普通に倒すことが出来ないんです!
第1話でジオウがジカンギレードをつかってアナザービルドを倒しましたが、第2話で再びアナザービルドが登場。
何度倒しても蘇り、ソウゴ達の前に立ちふさがるのです。
これについて本編では詳しく説明されていませんが、TTFC(東映特撮ファンクラブ)の番組「ジオウ補完計画」でその理由を「葛城 巧(顔は佐藤 太郎)」が述べていました。
『アナザーライダーはその時代の仮面ライダーの力じゃないと倒せない』
ビルドで例えるなら、アナザービルドはビルドの力でしか倒すことが出来ないんです。
でも、ちょっと待って下さい。
先程、アナザーライダーが存在する限り本来のその時代の仮面ライダーは存在しなくなると書きました。
でも、アナザーライダーはその時代の仮面ライダーじゃないと倒せない。
・・・絶対倒せないじゃんw
という矛盾が起きてしまうんでねw
でも、その無理ゲーな状況を変えることが出来るのが仮面ライダージオウなのです。
ライドウォッチの秘密
ライドウォッチには、かつて平和を守ってきた平成仮面ライダー達の力が内蔵されており、これを使うことによって各レジェンドライダーの力を手に入れることができ、その時代のアナザーライダーを倒すことさえ出来るのです。
しかし、このレジェンドライドウォッチにはあるリスクがあります。
それは・・・
仮面ライダーとしての存在権をライドウォッチに委託してしまうということ
仮面ライダーの存在そのものをライドウォッチに変えてしまうんです。
ウォズが言っていた力の継承とは、レジェンドライダーの力そのものをジオウに託すってことです。
結局アナザーライダーがいたときと状況があまり変わらず、桐生 戦兎はいなくなったままで万丈はクローズにならないままなんですね。
ただ、タイムジャッカーによる沢山の犠牲がでる歴史改変よりはマシなんですかね。
“時代が終わる、すべてが始まる”
という「平成ジェネレーションFOREVER」の言葉はまさか本編のこの力の継承による仮面ライダーの存在損失が関わってくるんですかね。
てことは、映画公開直前や直後で一通りのレジェンドライドウォッチが揃うんですかね?
で、なぜか見当たらないディケイド関連のアイテムが登場してくるって感じかな?
ジオウは平成最後のお祭りとするも良し
さて、第2話で明らかになった仮面ライダージオウの世界観について書いてきましたが、正直言うとまだ難しい所がたくさんありますw
例えば、桐生 戦兎がいなくなり「葛城 巧」になってるのに顔は「佐藤 太郎」だったりとかしますね。
こういった矛盾点が出てきたのですが、これに関してTTFCの「ジオウ補完計画」でこんな補足がありました。
『大人の事情に足を突っ込むと馬に蹴られる』
公式からこんな事言われるなんて思っても言われませんでしたw
要約すると、ちっちゃいことは気にすんな!それ、ワカチコワカチコ~!ってことですw
だから、細かいことは気にせず“平成最後のお祭り番組”として見ていくという考えも悪くないのかなと思います。
来週はエグゼイドがでますし、これから先も沢山のレジェンドライダーがでると思いますから、そこを楽しみにしていくと良いのではないでしょうか?
作品の楽しみ方は人それぞれですからね。
終わりと次回予告
今回は仮面ライダージオウ第2話のネタバレと感想を書いていきました。
見方によっては、作品のかつての結末そのものが無くなってしまうので中々人を選ぶ世界観ではあります。
でも他の世界にいってレジェンドライダーと一緒に戦うではなく、その力を受け継いでジオウとして戦っていくというあくまでジオウよりなストーリー構成。
好きな仮面ライダーに会えるだけでなく、ジオウとしての物語を堪能できるというやりかたです。
仮面ライダージオウはあまり難しく考えず、あっちはあっちこっちはこっちという考えの方が気持ちよく見れるのかもしれないですね。
他の作品でもパラレルワールドという設定はありますからね。
その人によっての都合のいい解釈で見ていけばいいと思います!
最後は見ているあなたが楽しければいいじゃありませんか。
■次回の仮面ライダージオウネタバレ&感想記事
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかのあしたに会いましょう。