平成仮面ライダーの個性的なデザインには、オーディエンスを引き込む工夫が隠されていた!?

こんにちは、机上大使です。

 

今年から始まった、仮面ライダージオウ。

何より特徴的なのは、マスクにかいてある「ライダー」という文字の複眼ではないでしょうか?

 

他にも腕時計をモチーフにした針調整のつまみや、胴体中央の腕時計のベルトに見立てたラインなど仮面ライダーの世界観の特徴をいろんな工夫が施されています。

しかしその特徴的すぎるデザインは、人によっては受け入れがたい部分もあると思います。

 

今回の仮面ライダージオウもそうですが、ここ最近の仮面ライダーは第一印象のインパクトで人を選ぶようなデザインですよね。

なぜ誰もが格好いいと思うようなデザインではなく、一風変わった個性的なデザインにしていくのでしょうか?

調べてみると、そこには視聴者を引き込む秘密が隠されていましたので紹介していきたいと思います。

個性的なデザインにする訳は?

なぜ万人受けするようなデザインにせず、あえて個性的なデザインを採用しているのか?

それは・・・デザインで話題作りをしているから!!

 

仮面ライダーという子供の正義の味方でも、オーディエンス(視聴者)に作品を見てもらわないといけません。

しかしここで万人受けするデザインに安易にしてしまうと、実はあまり世間に認知されない可能性が生まれてしまうのです。

どれだけ沢山の人に格好いいと思わせる仮面ライダーのデザインを作ったとしても、話題性が今ひとつ飛び抜けずにいまいちな視聴率になってしまう可能性があるんです・・・。

 

そのため、話題作りとして万人受けのデザインではなく癖のある個性的なデザインを敢えて採用し、ある意味一か八かな精神で勝負しているんです。

オーディエンス
え!?今年の仮面ライダー何!?ダサ!!

という悪評が当然出てくる物なのですが、これもある意味制作側の思惑にはまってるといっても良いでしょう。

 

今の時代、ツイッターフェイスブックといった様々なSNSが主流になっていますから、良い意味でも悪い意味でもその仮面ライダーのデザインがSNSで話題になり沢山の人に情報が流れていきます。

 

その情報の中で仮面ライダーのデザインが目に留まり、良くも悪くも「見てみようかな?」ときっかけが生まれて作品を見ていくオーディエンスとなる訳なんです。

数打ちゃ当たるという訳ですね。

 

悪評が目立つかも知れませんが、沢山の方に情報を伝達するためには効率的な方法だと思います。

しかし、話題性だけでなく作品の世界観なども考えてデザインを作っていくことを考えると、制作者側は毎年とんでもなく頭を悩ませて制作しているんだなと思います。

本当にお疲れ様です。



私もその方法にはまったオーディエンスの一人

こうやって第3者として「仮面ライダーのデザインは話題作り」だと書いていますが、この机上大使もこの方法にまんまとはまった一人ですw

 

実は私、仮面ライダーフォーゼのデザインがどうしても気に入らず一旦仮面ライダーから離れた時期がありました。

仮面ライダーから離れた世界でしばらく過ごしていく内に、ある仮面ライダーのデザインが発表されたんです。

それが、「仮面ライダーエグゼイド」でした。

 

正直言います、私はエグゼイドのデザインを見たとき・・・

「ダサ・・・。仮面ライダー終わったな・・・。」

と心の底から思いましたw

 

仮面ライダーなのにピンクで髪が生えていて眼があるといったデザインが、その時の私にはどうしても受け入れることができなかったのです。

私もエグゼイドの悪評を沢山見ていきましたし、同じ職場の人ともデザインに関しての話をしてました。

 

すると職場の人が、息子と一緒に当時やってた仮面ライダーゴーストの劇場版を見に行くといっていたので話題作りの一環と興味本位で映画を見に行ったんです。

そして作中に仮面ライダーエグゼイドが登場!!

やっぱりダサイと思って見ていたのですが、だんだんアクションに細かいゲーム要素が入っている事に気づきエグゼイドに興味が湧いてきました。

 

その結果私は仮面ライダーエグゼイドにかなりはまってしまい、再び仮面ライダーの世界に舞い戻ってしまったのです!

さらにはフィギュアやおもちゃを買ってしまうという、どうしようもない大人になってしまったのでありましたww

終わりに

平成仮面ライダーは、なぜ万人受けしない個性的で癖なあるデザインにしているのかという事を今回は書いていきました。

作品を沢山に人たちに見てもらって、1人でも見続けてくれるオーディエンスを獲得する工夫が盛り込まれていることが分かっていいただけたかと思います。

 

「ダサイ・・・。かっこ悪い・・・。」

といったマイナスなリアクションも利用して情報を拡散させる。

SNSが発達した今だからこそできる情報発信方法だなと書いてて凄いなと思いました!

 

逆にネットなんてなかった昭和やSNSなんて皆無だった平成初期に活躍していた仮面ライダーは、ほんとにいろんな方々が模索して考えて考えまくって作っていったんだなと思います。

仮面ライダーに限らず、スーパー戦隊やウルトラマン、メタルヒーローもそうです!

 

先人達が作り上げてきた作品を今の時代のやり方でここまで続けてこれたんですから、特撮は日本が誇るべき芸術ですね!!

平成が終わっても、もっともっと特撮がにぎわっていて欲しいなと思っています。

その為にも、平成最後の仮面ライダージオウには頑張って欲しいです!!

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

またいつかの明日に会いましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

当ブログ運営者。幼少期に仮面ライダーに出会い、見たり止めたりを繰り返すが、「仮面ライダーエグゼイド」によって作品の食わず嫌いを克服し仮面ライダーに本格的にのめりこむ。同時にS.H.フィギュアーツの造形美に魅せられフィギュア集めを始める。今はS.H.フィギュアーツの素晴らしさを伝えるためにブログを日々更新中。