こんにちは、机上大使です。
第11話によるバッドエンドから1週間。
滅亡迅雷.netの侵略とZAIAの陰謀によって、世間から敵視されてしまった飛電インテリジェンスの危機から始まった仮面ライダーゼロワン第12話について書いていきたいと思います!
第12話&第13話はダブルやドライブの脚本を手掛けた「三条 陸」さんが脚本を担当しており、ダブル繋がりなのか伝説のヒューマギア探偵が登場します!
「ウラ仮面ライダー#7」では、「第11話の危機を救うのは三条さんだ」と脚本構成メンバーが言っているくらいですから、かなり期待が持てます!
そして!
この第12話で、ゼロワンのパワーアップフォーム!
仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパーがお披露目!
正統パワーアップらしい姿をしたシャイニングホッパー。
しかしこのシャイニングホッパー、なにやら裏があるようで…。
早速仮面ライダーゼロワン第12話について書いていきましょう!
■前回の第11話ネタバレ&感想記事
旧世代型探偵ヒューマギア「ワズ」は先代社長の片腕
今回の物語において重要なキャラクターとなるのが、探偵ヒューマギアの「ワズ・ナゾートク」。
名前からして謎を解く探偵としてこの世に生まれたヒューマギアですが、ワズにはこれまで登場したヒューマギアとは決定的に違う点がありました。
ワズの耳のデバイスが、或人の父親に付いていたデバイスと同じ形をしているのです。
ワズは、現在街で働いているヒューマギアより前に作られた、いわゆる旧世代型ヒューマギアです。
ワズは、飛電が秘密にしているラボを警察に立ち入り捜査される直前になったときにさっそうと登場。
「親愛なる飛電インテリジェンスの社長のために」
と高らかに語ると、イズと或人のライズフォンを通じて状況を打開する方法を指示。
さらにはイズしか知らない秘密の入り口までも駆使して或人をサポートしました。
なぜ部外者のヒューマギアが、ましてや旧世代型のヒューマギアが飛電の何もかもを知っているのか?
実はこのワズは、先代社長「飛電 是之助」の片腕として製造されたヒューマギア!
ヒューマギアを悪用しようとする何者かを調査するために行動していました。
実際ワズによって滅亡迅雷.netの存在も判明しており、遺言でその脅威を或人に伝えることができたりとめざましい活躍をしていました。
しかしその後、ワズの後継者として新型ヒューマギアとしてイズが製造され片腕としての役目を終えます。
しかし是之助はワズを手放しはせず、近い未来に飛電に大きな問題が差し掛かった時に目覚めるようにプログラムしてたそう。
その結果、今回の飛電としての危機を察知したワズが目覚め、新社長である或人を全面的にサポートするとなった次第です!
暗殺ちゃん巣立ちの時…
一方、デイブレイクタウンの滅亡迅雷.netではとある問題が発生していました。
前回大御所俳優「大和田 伸也」に発砲したことで性能を強化した暗殺ちゃんだったのですが、その暗殺ちゃんが変身するドードマギア改の造形が前回よりまた強化されてしまっているのです!?
トサカのようなパーツがライオンのたてがみのように広がり、閉じていたくちばしは大きく開いて人間のような輪郭を覗かせます。
アーマーもごっつごつになっており、鳥類らしい面影をほとんど失っていました。
見た目からして強いのは間違いないと判断した迅は暗殺ちゃんを早速戦闘に利用するよう提案するんですが、滅は…
「いや、こいつは機能を停止させる」
と言い出したのです。
よく見るとドードマギア改、椅子に座りコードのようなものでぐるぐる巻きにされています。
前回まで暗殺ちゃんの成長を嬉しく思っていた滅が、もう使わないという決断を下した?
すると暗殺ちゃん、ドードマギア改の姿から人間態の姿に戻るという今までになかった技を披露した後に…
「俺は全てをラーニングした…巣立ちの時だ…」
と発言すると、周りにいたマギアに金属の球を埋め込む!?
瞬間、マギアがかつてのドードマギアのような姿をした「ドードマギア・ヒナ」に変貌し滅亡迅雷.netに対立したのです!
このまま強化されていって迅を絶望に追い込む展開だと思っていたのですが、なんと暗殺ちゃんが反旗を翻すという衝撃展開!!
圧倒的に強化されたドードマギア改はデイブレイクタウンから離脱し、滅亡迅雷.netから独立したのです。
滅が機能停止にするといったのは、強化され危険な自我を持った暗殺ちゃんを察知していたからなんですね。
巣立ってしまった暗殺ちゃんは、次々とドードマギア・ヒナを生成し群れを率いれていきます。
自身の戦闘力の高さと自らに忠実に従う部下を持った暗殺ちゃんは、飛電だけでなく滅亡迅雷.netにも有害となる存在となってしまったのです。
ところで暗殺ちゃんは、大和田を撃ったことでラーニングを完了したと言い、遂には全てをラーニングしたと豪語してましたね。
でも実際のところ…暗殺ちゃんは1人とて人の命を奪ってないんですよねw
凶弾に倒れた大和田も一命をとりとめてますから、本当に誰一人手を掛けてないんですよ。
それなのに全てをラーニングしたと言ってますが…いったい何をラーニングしたんでしょうねw
見た目はかなり狂暴にはなりましたが、暗殺ちゃんの価値が下がってしまったような気がします。
後にも書きますが、暗殺ちゃんが今まで何度も登場してきた秘密も今回明らかになります。
が、その秘密的に…暗殺ちゃんは第12話~第13話で見納めになる可能性があります
ゼロワンシャイニングホッパーの魅力を引き出す、かませ犬となる可能性が高いですね。
ワズを全否定するイズ
飛電の危機に馳せ参じたワズは、早速飛電の為に或人達へ助言を述べようとします。
ところがイズは、突然姿を現したいかにも怪しいワズの言動に疑いの目を向けます。
一刻も早く正体を教えろと言わんばかりのイズの威圧でちょっと殺伐とした空気が漂う中で、ワズはニコニコ笑顔でこう発言したのです
「私はイズ君のお兄さんだ!!」
ワズはイズの前に是之助の片腕として行動していたヒューマギアで、立場としてはイズと同じ。
自分の後に作り出されたイズに対し兄と発言するのもそこまで不思議ではありません。
そういえばイズとワズって…英語のbe動詞の現在形の「is」と過去形「was」繋がりのネーミングに感じますね!
今現在活躍しているイズ(is)、かつて活躍していたワズ(was)
こういったところからもこの2機の関係性を表しているのがいいですよね!!
ネーミングからして、ワズが「会いたかった妹よ~!」というのも当然でしょうw
ところがイズ、相当衝撃的だったのか上の空を向いて完全にフリーズ!w
実際は飛電のアーカイブスに接続して言葉の審議を確かめていたそうなのですが、上の空を向いてまで集中してアーカイブスを漁っているのはイズなりの衝撃だったのは間違いありませんw
そうしてアーカイブスを一通り漁ったイズから出た言葉は…
「悪意ある冗談です」
バッサリと吐き捨てますww
今まで或人や顧客に対して、機械ながらに笑顔を振りまいてきたイズ。
しかし今回のイズは違った…。
自らの兄(自称)に対し、戯言をほざく鉄の塊を見下すが如く眼差しで見つめていたのですww
本来感情を持たないヒューマギアのイズによる冷たい目線は、かなりきついものですw
まあそんなことはあっても、ワズがイズの従来機であることは記録にあったことやイズの全てである或人がワズを信じると決めたことでその場は何とか収まりました。
ワズは飛電の危機を乗り越えるためこの作戦として、或人とイズワズコンビに別れることを提案。
或人がゼロワンになって警察やA.I.M.Sを陽動している隙に、イズワズコンビが事件の真相を突き止めるという作戦です。
或人はこの作戦を決行し、提案通りに二手に別れて作戦を実行します。
或人はゼロワンライジングホッパーの跳躍力を駆使して警察やバルキリーを翻弄し、陽動作戦は上々といった感じでした。
そんな時にイズから着信があり、調査の進捗について伝達しに来てくれたのだと誰もが思っていたら…
「残念ですが、ワズは廃棄が妥当かと」
ズコーーー!!ww
何を話すのかと思ったら、ワズへの露骨な悪口!
お笑いを心得ているからか或人は、吉本新喜劇バリのズッコケを披露しましたw
イズ曰くワズは、飛電とは一切かかわりのない商店街に足を運び、わたあめやガラガラ抽選会などをして遊んでいるとのこと。
映像でもワズはスキップをしながら商店街に繰り出し、下町の催しを楽しんだり、ガラガラ抽選機をものすごい勢いで回していたりと調査をする気は一切なし…。
ワズに付き添っていたイズは、今まで見たこともない冷酷な視線でワズを見つめていましたw
「ワズは、“きわめて性能の低い探偵ヒューマギア”です」
ときっぱり言い切ってしまいました!w
そんな報告をしているイズですが、口調は変わらずとも声のトーンが低くて重い…。
イズは否定していますが、それは人間の感情でいう「怒り」ともとれます。
或人を信じるというプラスの感情を覚えていたイズに、マイナスの感情が芽生え始めているようでした。
廃棄、性能の低いヒューマギアとワズを全否定するイズですが、確かにワズは調査を行っているとは思えない…。
ところがワズは、この時すでに事件の真相への糸口を導いていたのです
暗殺ちゃんの正体
真相を調査すると言いながら全くもって調査らしいことをしてないワズにほとほと呆れているイズ。
さらに、イズ以外にもワズに対し良い思いをしていない人物が現れます。
その人物は…不破 諌
諌は或人達の不審な行動にいち早く察知し、イズワズコンビをずっと尾行してたのです。
ところがそのワズが全くもって調査を行わず遊んでばかりのため、
「とんだ無駄足だ…探偵ヒューマギアと聞いたがただのポンコツだな」
そんな2人の落胆も束の間、ワズは2人と裏腹に笑顔でこんなことを言い出します!
「犯人ならもうわかってます!謎は全て解けた!」
そう言うとワズは突然、自らパトカーのサイレンを鳴らしだす。
その瞬間どこからやってきたのか車が猛スピードでその場から逃げようとしだした!?
ワズの指示によって車をバルカンに変身して止めると、ワズは車に乗っていた人たちを重要参考人と位置づけ拘束し車の中を諌に調べさせる。
車の中にはロボットのパーツと…肌を剥かれた現行機ヒューマギア!?
彼らはヒューマギアを盗み改造して売りさばく窃盗団であることが判明。
今この瞬間もヒューマギアを盗み改造を施そうとする真っ最中だったのでしょう。
さらにワズは、窃盗団にいつの間に入手していた暗殺ちゃんの写真を提示しそれについての上場を入手すると近くの催しが行われている寺へと足を運ぶ。
そしてここで、暗殺ちゃん最大の秘密が明らかになります。
ワズが懐中時計型デバイスから映し出したのは、イベント用和風舞踏ヒューマギア「祭田ゼット」の映像。
この祭田ゼットは祭りを盛り上げるために作り出されたヒューマギアで、同じ顔同じ体系のヒューマギアがNO.1~NO.5と5体存在しています。
ワズは、この祭田ゼットこそが暗殺ちゃんの正体だと確言します!
一見見当違いな推理にも聞こえますが、拘束した窃盗団は盗んだヒューマギアを改造する際に管理用IDを書き換え肌を付け替えて売り出すのが常套手段なんだそうです。
そして先ほど紹介した祭田ゼットは、少し前に何者かによって盗まれたことから盗難届が出されています。
ここから導き出されたワズの推理は…
暗殺ちゃんの正体は、窃盗団によって盗まれ改造された祭田ゼット!!
飛電のデータベースの中に暗殺ちゃんの顔のデータに該当するものがなかったことから、飛電に属するもの意外の誰かが肌を取り付けた可能性が極めて高い。
以上のことからこの推理には間違いはないと断言しました。
下町の催しものでただ遊んでいるだけに見えていたワズは、実はちゃんと目立てを作りそれに向けた調査をばれないように行っていたんですね。
相手に感づかれないように調査を行う…まさに探偵の鏡ですね!
しかし、暗殺ちゃんの正体がわかったところでそこからなんの進展があるのでしょうか?
と思っていたら、ワズは既にその先のことも既に調査し推理していたのです。
少し歩くと、見覚えのある黒い服を着てひょっとこのお面をかぶったヒューマギアが出現。
するとワズはそれを見るなり、
「下町で聞いた噂通りの姿のヒューマギア!あれが暗殺型ヒューマギアの現存同型機です!」
ワズの言葉通り、オロオロとしていたヒューマギアがお面を外すと現れたのは見慣れた暗殺ちゃんのお顔!
盗難にあった祭田ゼットが暗殺ちゃんに改造された説が立証された瞬間です。
暗殺ちゃんは滅が作っていたのではなく、祭田ゼットから改造されたものを入手していたことになります。
これまで登場した暗殺ちゃんの数も祭田ゼットの機体数と一致しています。
姿形が全く同じヒューマギアを次々と繰り出せた謎もこれで解決です。
この後、証拠品として同型機の暗殺ちゃんの前にドードマギア改が現れた際、
「俺だ5号…4号だ」
と発言していたので、暗殺ちゃんの数も祭田ゼットの数と同じなら同型機が最後の暗殺ちゃんということになります。
無限に生成されどんどん強くなると思っていた暗殺ちゃんは、実は在庫に限りがあるという真実。
近い将来、暗殺ちゃん退場なんてこともありうるかもしれません。
…いや多分、来週の第13話で退場すると思います
仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパー誕生!…しかし?
証拠確保のため暗殺ちゃん5号を捕獲しようとしたワズ達でしたが、そこへ仲間を回収しに来たドードマギア改が乱入。
諌はバルカンパンチングコングに変身し敵対しますが、以前よりさらに強くなったドードマギア改に終始圧倒されてしまいます。
途中でゼロワンフレイミングタイガーが乱入し乱撃をかますも、もはやよけるまでもないと2人の攻撃に動じることなく圧倒します。
劣勢に立たされているゼロワン達をただ見ることしかできないイズ。
一刻も早く、ゼアの通信から作られている新たなプログライズキーが必要だと思考を巡らせる。
するとゼアからの通信を受信しプログライズキーが完成したとの報告が!
報告を受けたイズは、命令を受けるやいなや回れ右してラボへと急行!
ただワズは、完成したプログライズキーについて漠然とした不安を募らせていた。
一方ドードマギア改との戦いはゼロワン側の防戦一方となっており、バルカンはドードマギア改の猛烈な攻撃に成す術なく変身解除へ追い込まれてしまう。
ゼロワンがブレイキングマンモスプログライズキーを使用しようとするも、使用前に弾き飛ばすという御法度を悠然と行われてしまいピンチに陥ってしまう。
絶体絶命の危機に落ちいたその時!
ラボから新たなプログライズキーを入手したイズがいつか見たかのような直立疾走で或人の所へ駆けつけ登場!
そのままスライディングそゼロワンの手元に新たなプログライズキーを渡すという高度且つアクティブな手渡しを行いましたw
早速新たなプログライズキーの使用を試みようとしますが、ワズはブレイキングマンモスプログライズキーを使用することを強く勧めだす。
ただ現時点では新たなプログライズキーを使用するしかないと判断したイズの強い後押しにより、或人はイズの判断を尊重!
新たなプログライズキー「シャイニングホッパープログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにスキャンすると、ゼアからエネルギーが転送。
シャイニングホッパープログライズキーを天に掲げると同時にエネルギーが大きなゲートに変化し、中央にある鍵穴にシャイニングホッパープログライズキーをカギの如く差し込み門を開く!
そこから現れたのは、銀色のバッタを背中に乗せた黄金のオンブバッタ!
「ピッカピカのバッタ来たー!」
いつもと違う黄金のバッタにテンションマックス!
そのまま飛電ゼロワンドライバーに装填して変身!
おんぶバッタが虫網のようなエフェクトに取り込まれゼロワンの周りへ集まる!
形態が変化しかスーツの胸部や胴体などが膨れ上がり、筋肉質なマッシブボディに!!
バッタの足のようなエフェクトが胴体とマスクに現れ、新たなスーツのボディやマスク造形として誕生!
『The riderkick increases the power by adding to brightness!(光り輝くライダーキック!)シャイニングホッパー!!When I shine, darkness fades.(この闇を照らせるのはただ一人、俺だ!)』
仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパー爆誕!
キラキラとゴージャスなエフェクトとともに可憐に登場!
新たなフォームのゼロワンに周りも拍手喝采!
ただ、ワズの漠然と感じている不安が、その誕生を素直に喜べずにいたのでした…
終わりと次回予告
今回は仮面ライダーゼロワン第12話のネタバレ&感想を書いていきました!
伝説のヒューマギア探偵ワズの登場。
一見何の役にも立たないように見せて実はかなりのやり手という王道的な設定と、イズの従来機という設定からお兄さんと豪語する一風変わったキャラクター性が印象的でした。
ヒューマギアなのに限りなく人間に近い言動をするのも特徴的でしたね!
それにしても、或人のお父さんといいワズといい…旧世代型のヒューマギアは人間臭さが滲み出ている気がします
シンギュラリティで自我が芽生え切った結果なのか、それとも製作の段階で現行機とは違うプログラムが組み込まれているのか?
旧世代型ヒューマギアの活躍はワズと或人の父親だけでは終わらず、今後も何かしらの形で登場するかもしれませんね。
暗殺ちゃんは今後も活躍すると思っていましたが、今回暴かれた秘密から察するにそろそろ退場するかもしれません。
暗殺ちゃんのキャラクター性と立ち位置はとても好きだったために、ちょっと残念な気持ちが募ります。
まだどうなるのかはわかりませんが、暗殺ちゃんの今後を見守っていきましょう。
さて次回は、第12話の最後に現れたゼロワンシャイニングホッパーが大活躍!
…と思っていたら、ワズが募らせていた嫌な予感が実現してしまったようで、あのままドードマギア改撃破という展開にはならないようです。
さらに来週…
「さよならイズ」
という驚愕の字幕が次回予告の映像に現れてしまう!
イズ自身も覚悟を決めているような台詞を言っていたし…。
エグゼイドの貴利矢ロス的なことが起きてしまうのでしょうか?
来週が非常に待ち遠しいです!
ゼロワンシャイニングポッパーの活躍も含めて、楽しみにしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。