こんにちは、机上大使です。
仮面ライダージオウ第27話ご覧になりましたでしょうか!
仮面ライダーゲイツリバイブの力の秘密や、2009年に起こったバス事故の裏側、そして黒ウォズが企てる奇策といったまたもや見どころしかない物語になっていました。
前回の第26話の最後に名前だけ出てきた士も登場しましたが、「魂ウェブGOLD LUSH!」で面白い撮影と言っていたのが納得できる映像となっていましたw
では、仮面ライダージオウ第27話について書いていきましょうか!
最強仮面ライダーゲイツリバイブの代償
前回の第26話で圧倒的な力を見せつけた仮面ライダーゲイツリバイブ!
パワーイズパワーな「豪烈」と超高速の「疾風」2つの能力を使い分けることで、敵に一切の隙を見せないまさに最強なフォーム。
取っ組み合いで今まで絶対に勝てなかった黒ウォズもゲイツリバイブの力には一切太刀打ちできず、ボコボコにされてしまいました。
まあ、登場2回目というのもあって超優遇されてるゲイツリバイブに生身で挑めるあたり黒ウォズも中々ですがw
さて、ここまで圧倒的な力を見せつけている仮面ライダーゲイツリバイブですが、その最強すぎる力ゆえにとある代償が伴っていたのです。
それが…
自ら命を削って戦っているということ
黒ウォズが言うには、ゲイツリバイブは変身者の時間を圧縮したり引き延ばしたりすることで、力を増大したり超高速で動いたりすることができるんだそうです。
しかし、その力の抽出方法は変身者の体に大きな負担を強いることになってしまいます…
劇中でもゲイツリバイブの変身を解いた後にゲイツは鼻から血を流したりしていましたし、普通に生活しているなら絶対に流れないであろう耳からも血を流していました。
ゲイツリバイブに変身することがどれほど危険な事なのかを身をもって体験しているゲイツ、それなのにゲイツは使用を辞めることはなく仮面ライダージオウを倒すためにと前に進みます。
以前とは比べ物にならない顔立ちになったゲイツ、それには2009年でゲイツが見たツクヨミの行動が背景にありました。
自分が覚悟を持たずにいたせいで、オーマジオウといえども幼い子供の命を奪わせてしまったことをひどく悔やんでいました。
さらにバスがトンネルの中で爆発したために、ツクヨミはそのまま絶命してしまったと思っているようなんです。
全て自分の責任として受け止めたことによって覚悟を決め、それに呼応してゲイツリバイブライドウォッチが覚醒したのですね。
変身するたびに体がボロボロになっていくゲイツリバイブの力の代償。
このままだとゲイツの命が危ないって感じの展開になってしまいそうで、どうか物語の最後まで生きていていほしいものです。
余談ですが、恐らく白ウォズはこのゲイツリバイブの代償を知っていると思います。
それを知っての上でゲイツを救世主にしようとしているということは、白ウォズは自分たちの未来に導くためにゲイツを利用しているんじゃないかと思うんですよね。
仮面ライダージオウを倒してもらえればそれでいいって感覚なんじゃないかなと思っています。
となると白ウォズの今後が危ういですね…どうか思いっきり敵側になってほしくはないものです。
2009年のバス事故の裏側
ゲイツが見てしまった悲惨なバス事故。
ツクヨミが幼きソウゴの命を奪うためにバス事故を引き起こし自らも命を落としたような描写が第26話で映し出されていました。
しかしこの第27話では、その模様が何故かスォルツの回想として再び現れます。
そういえばスウォルツは、ツクヨミが2009年に向かった際にも行き先を知っているような発言をしていましたね。
察しがつく方ならもうわかると思うのですが、実はこのバス事は…
スウォルツが全ての引き金なんです
スウォルツは2009年で、2000年に生まれた子供たちを集めるためにイチゴ狩りのバスツアーを決行し2000年生まれの子供を持つ家族を集めました。
目的は、時空を超え過去と未来をしろしめす時の王者を見つけること。
そのために子供たちをさらおうとしていたのです。
この時のスウォルツの服装は、ソウゴが幼い時から見ているオーマの日の夢に出てきていた謎の男と同じ黒い衣服を身にまとっていました。
つまりあの夢に出てきた謎の男の正体もスォルツ?
スウォルツによってバスが支配され、さらに大人たちの時間が止められたことで動けるのは子供だけという最悪の展開。
そこに当時8歳だったソウゴスウォルツに立ち向かおうとするも、胸ぐらを掴まれ危険な状態に!
そこに現れたのがツクヨミなんです!!
ツクヨミは、バス事故の真相を探るためにバスの乗客として忍び込んでいましたが、スウォルツからソウゴを助けるためにジュウの引き金を引いたのです!
やっぱりツクヨミはソウゴの命を狙ってはいなかった!
ほんのちょっとでもツクヨミを疑ってしまったことを全力で後悔してしまいました…
しかし救出は失敗してしまい、ソウゴと飛流を含めた子供たちはスウォルツにさらわれてしまいました。
その際の衝撃でバスの後ろから火が上がりそのままトンネルの中で爆発してしまったのです。
やっぱりツクヨミは…と思われるかもしれませんが安心してください。
このバスを運転していたのは仮面ライダーディケイドの変身者「門矢 士」です。
ツクヨミは、爆発寸前で士と共にオーロラカーテンに避難し難を逃れることができました。
オーロラカーテンの向こう側には、ソウゴが夢で見たダイマジーンによって町が破壊され人々ががれきの下敷きとなる光景。
それをただ茫然と見ることしかできないソウゴやその他の子供たち。
ソウゴが見たという夢は夢でなく、夢にも等しい実際に目にした光景が悪夢のように何度も自分にフラッシュバックしていたということなんですね。
それにしても、新たな王を擁立しようと目論むタイムジャッカーであるスウォルツがなぜ王を選別するような行いをしたのでしょうか?
ソウゴのことを認知していないあたり、このスウォルツはタイムジャッカーのスウォルツの前のスウォルツなんでしょうか?
てなるとこのスウォルツはいつのスォルツ?
謎が深まるばかりです。
順一郎の勇気を振り絞ったお叱りの言葉
今回の仮面ライダージオウ第27話では、SNSのトレンドにも載るほどの名シーンがありました。
そのシーンが、順一郎がソウゴに説教をするシーンです。
ゲイツとツクヨミがクジゴジ堂から出て行ってしまって、明らかに寂しさを醸し出しながらもそれを否定し1人でも大丈夫と振る舞うソウゴに対して順一郎がソウゴを叱ったのです。
その内容がとっても心に響き、思わず泣きそうになってしまったので紹介したいと思います。
ソウゴがゲイツからの決着をつける旨のメールで呼び出されそこへ向かおうとする際に順一郎はソウゴに声を掛けます。
順一郎は、ソウゴが両親を失ってからソウゴを引き取り育ててきたのですが、1つだけ後悔していることがありました。
順一郎は一度もソウゴを叱ったことが無かったのです。
親を失ったソウゴにどう接するべきか、どこまで踏み込んでいいのかが分からず、その結果叱る勇気が持てないままでいたと後悔の念を打ち明けました。
でも、ゲイツとツクヨミがいなくなった今だからこそと、順一郎は勇気をもって「叱らせてもらうよ」と前置きしてソウゴにお叱りの言葉を贈るのでした。
「寂しいんだろ?ゲイツ君とツクヨミちゃんがいなくなって?」
「寂しい時くらい大丈夫って言わないで、ちゃんと寂しいって言いなさい!!」
「寂しい時に寂しいって言えない人間なんて、人の痛みが分からない王様になっちゃうぞ!」
この言葉に怒りは無く、ソウゴへの思いがあふれていてソウゴに元気になってほしいという順一郎の思いがにじみ出ていました。
その声は時折震え、順一郎自身きっと内心怖くて仕方ない状態で叱っていたんだなと思います。
そのお叱りの言葉はソウゴの心に届いたのか、ソウゴは以前のような無理やりな笑顔ではなく本当の笑顔になっていました。
順一郎の言葉を胸にソウゴはゲイツの元へと向かいます。
ソウゴが外へ出たことを確認すると、順一郎は緊張が解かれたように深々と息を吐いていました。
初めてってこともありましたからよほど緊張していたのでしょうねw
前作のせいで主人公たちに近いおやっさん役でさえ疑いの目を向けてしまいがちの私たちですが、恐らく順一郎は大丈夫だと思います。
これでもし、敵でしたってなったらもう心が持たないです私w
それにしても流石は生瀬さん、不安と緊張と優しさに溢れたお叱りは感動するしかありませんでした!
黒ウォズが仮面ライダーウォズに!?
仮面ライダージオウ第27話のもう1つの大きな目玉…
黒ウォズも仮面ライダーになっちゃったんです!!
現在白ウォズの未来へと進んでいる時間軸に対し危機感を募らせていた黒ウォズ。
さらにゲイツが仮面ライダーゲイツリバイブへとパワーアップしたことにより、白ウォズが望む未来に進む現在を何とかせねばと思考を巡らせていました。
そこで黒ウォズは、以前にも行ったある方法でこの事態を解決しようとします。
黒ウォズがまだ唯一のウォズだった頃、ソウゴに魔王としての自覚をつけるためといってタイムジャッカーと協力していたことがありました。
つまり利用していたのですが、今回も同じようにタイムジャッカーのウールとオーラに協力を求めたのです。
しかしオーラは協力する気は毛頭なく、黒ウォズは門前払いされてしまいました。
ところが、その横にいたウールが後からその協力を受け入れたのです。
ウール自身もスウォルツが何をしようとしているのかを知りたいこと、味方側である2人に利用された過去があることから僅かながらでも鬱憤を晴らしたいという思いもあったと思います。
黒ウォズは、そんな不遇の扱いを受けているウールなら受け入れてくれると見込んだのでしょう。
黒ウォズが決行する作戦は、ウォズミライドウォッチの奪還。
ゲイツリバイブに仮面ライダージオウを倒させることを目論む白ウォズを妨害するには、ゲイツリバイブを止めるしかない。
しかしあまりの力の差に現時点では太刀打ちすることすらできないことから、白ウォズからウォズミライドウォッチを奪って自らが仮面ライダーウォズとなりゲイツリバイブを止めようと踏んだのです。
ウールは、黒ウォズの言うとおりにアナザージオウの契約者である飛流を巧みな言葉で操り、アナザーゴーストとアナザー凱武を生み出させます。
そうして生み出したアナザーライダー2体を使って白ウォズの注意を引かせる。
その隙に背後から飛流に持たせたブランクライドウォッチで仮面ライダーウォズの力を奪還!
しかし油断は禁物!
白ウォズには未来を導くノートがあるため、ウォズはそのノートにこう書き記しました。
[仮面ライダーウォズの力、ウォズのもとに戻った]
瞬間、飛流の手にあったウォズミライドウォッチが白ウォズの手に戻ろうとする。
折角奪ったのにこれで振り出し、手元に戻ろうとする力に手を伸ばす白ウォズ…その時!
横からぐるりとダイナミックにジャンプした黒ウォズが白ウォズの手元に戻ろうとするウォズミライドウォッチを奪取!
「仮面ライダーウォズの力、確かに“ウォズ”のもとへ来た」
と高らかに呟く黒ウォズ。
これこそが黒ウォズの本当の作戦!
自分自身を白ウォズと認知せず、唯一のウォズだと思い込んでいる白ウォズの思考の裏をかいた作戦だったのだ!
本の通りにウォズの元にウォズミライドウォッチが来たんですから、白ウォズが書いた通りのことが起きたわけです。
予想だにしない事態と力を奪われたことにより、これまで冷静を保っていた白ウォズの感情が遂に爆発!
怒りを込めた叫びをあげていました。
仮面ライダーウォズの力を手に入れた黒ウォズは、ソウゴとゲイツの決戦となる場に向かう。
物語の序盤でコテンパンにしたことで黒ウォズにも上からな感じになったゲイツですが、そんな黒ウォズが取り出したのがビヨンドライバー!
白ウォズから奪還したウォズミライドウォッチをセットし、変身シークエンス開始!
白ウォズの時と同じスマートウォッチをモチーフにしたエフェクトが展開されますが、違うのはスマートウォッチの中!
白ウォズの時はデジタルの数字がランダムに出現していましたが、黒ウォズのは手に持っている本「逢魔降臨歴」の表紙のような歯車や時計のベルトといったエフェクトが加わり白ウォズとの差別化がされていました。
変身する際のポーズも違っていて、同一人物が同じ仮面ライダーに変身しているのに新鮮味がありました!
「祝え!過去と未来を読み解き、正しき歴史を記す預言者。その名も仮面ライダーウォズ!新たな歴史の1ページである!」
自分でそれ言うんだと突っ込みましたが、黒ウォズが仮面ライダーウォズに変身という波乱の展開!
ソウゴとゲイツを戦わせないために、黒ウォズが自ら新たな歴史へと足を踏み入れたのです!
今後も黒ウォズが仮面ライダーウォズとして活躍するのか、そして白ウォズはどうするのかが注目です!
終わりと次回予告
今回は仮面ライダージオウ第27話のネタバレと感想を書いていきました!
ゲイツリバイブの重すぎる代償が辛すぎますし、ツクヨミの為にやるしかないんだと行動するゲイツを見ると背負わせすぎだろと思わざるえませんでした。
バス事故でも結局ツクヨミはソウゴを撃ってはいませんでしたし、むしろ助けようとしていましたから完全に堕ちたわけではなくてほっとしましたw
てかバスが勝手に動いて明らかに焦ってる士が面白かったw
そして何より順一郎の言葉!
「寂しい時くらい寂しいって言いなさい!」
この言葉にはソウゴに限らずいろんな人の心に届いたんじゃないかと思います。
寂しいという言葉がネガティブや甘えだと言われがちな世の中だからこそ、気持ちをしっかり伝えないといけないときはあるんだってことを教えてくれたような気がします!
そして次回の仮面ライダーは、なんとアナザージオウが平成アナザーライダーを引き連れて連合を作っているような映像が!
これじゃ裏平成ジェネレーション FOREVERだよ!w
さらにゲイツの目には血のようなものが出てきていて、ゲイツリバイブはそんなとこから血を出すまで恐ろしいものなのかと思わせられます。
ジオウを倒しても自分の命がなくなったら意味ないじゃないかと私は思います…。
幼きソウゴと共にオーマの日にたどり着いたツクヨミと士の行動も気になりますから、来週も見逃せないポイントしかありません!
さらに核心に迫っていく仮面ライダージオウ、来週も楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。