こんにちは、机上大使です。
仮面ライダージオウ第41話ご覧になりましたか?
ライドウォッチ収集編が終わり、最後のステージに変わっていったお話しとなっておりました!
かつて登場した「加古川 飛流」もアナザージオウⅡとなって再登場し、エぐセイドに登場する仮面ライダークロノスを彷彿とさせるチートじみた力を使用していましたw
OP時のナレーションもまたもや変わり、ソウゴが王になるための最終章が始まったって感じでした!
しかしこの第41話は、ソウゴにとって非常に過酷な試練の始まりでもある回でもありました…。
一体ソウゴに何が起こったのか…感想も踏まえ早速書いていきましょう。
オーマジオウに勝てないグランドジオウ
前回の第40話では、オーマジオウとグランドジオウによる一騎打ちの開幕と同時に終幕。
今回はその一騎打ちの続きから始まります。
平成仮面ライダー20体分の力を手に入れたグランドジオウの力ならオーマジオウに勝てる
そう思いながら挑んだグランドジオウですが、残念ながらグランドジオウの力を持ってしてもオーマジオウには敵いませんでした。
互いに平成仮面ライダーを召喚し互角の戦いをしていたのですが、グランドジオウが仮面ライダードライブを召喚して攻撃を仕掛けた際にオーマジオウの手によってコントロールの指揮権を奪われてしまったのです。
このような事態に陥ってしまった最大の要因は…
ドライブライドウォッチは正式な方法で入手したものではないから
ライドウォッチ収集編の前半と後半でほぼ全てのライドウォッチを集めていたソウゴですが、唯一ドライブライドウォッチだけがゲイツがオーマジオウから盗んできたものなのです。
ドライブライドウォッチを正式に入手していないことから本来のグランドジオウの力を使うことができなかったのでした。
その後はオーマジオウによって操られたドライブのライダーキックによってグランドジオウは敗れてしまいます。
前回でチートすぎる力を見せつけてくれたのに早速敗北の映像を見ることになるとは思ってもいませんでした。
書き換えられた2019年
オーマジオウに敗れたソウゴは、時空を超えてやってきたウォズによって差し止められその場を避難させられたのですが、その後オーマジオウとウォズの周りに時空が歪んだような現象が発生します。
オーマジオウはこの現象について、
「何者かが時間の流れを変えた…」
と話していたのでした。
一方そのころ、ウォズによってどこかに避難させられたソウゴはとある屋敷の前で目覚めます。
なぜそんなところで気絶していたのかが不思議ですが、ソウゴの眼前にはもっと不思議な光景が現れます。
ソウゴの前に現れたのは…“加古川 飛流 変身の像”
ソウゴが夢に見た“常磐ソウゴ初変身の像”に似たような作りの銅像が屋敷の敷地内に佇んでいました。
その周りには、仮面ライダーではなくアナザーライダーだったというのも印象的です。
後姿でしたが、まだ見ぬアナザードライブとアナザーディケイドらしき姿もありました!
奇妙な点はその屋敷内の話ではありません。
屋敷の外ではビルなどが崩壊し火柱が上がっている荒廃した街となっていたのです!
さらには武装した兵隊が待ちを足早に徘徊していたりと、それはさながら戦争の真っ只中というかなり物騒な感じ…。
日本なのに兵隊が町中を徘徊、しかも周りは火が上がり建物が倒壊している…。
明らかにおかしい光景が広がっていましたが、ソウゴはその場で拾い上げたポスターで衝撃の事実を知ることになります。
そのポスターに書かれていたのは、『2019年』
ソウゴはオーマジオウの言っていた時間の流れが書き換わった2019年にきてしまったのです!
そのことに静かに驚くソウゴですが、その後ろでは迷彩服をきた戦場カメラマンに扮した士が登場!?
さまようソウゴの写真をとりながら、
「これがこの世界の結末か…さてどうする?」
と世界の終わりを悟りながらソウゴの行動を見守っているのでした。
ちなみにこの時に使ったカメラは愛用のマゼンタカラーの2眼レフではなく別のカメラだったのですが、やはりその写真も歪んだような写真になっているのでした。
忘れ去られたソウゴ
何者かによって歴史が書き換えられた2019年をさまようソウゴは、状況を把握するために家であるクジゴジ堂に向かいます。
しかしそこは時計屋の風貌は全く感じられずめちゃくちゃ物騒…。
中に入れば全く知らない人たちが寝ていたりしていて、ソウゴが入ってきた際にはすごく怯えていた表情をしていました。
ソウゴからからしたら帰宅したのに知らない人がたくさんいて、しかもあんまり歓迎されていない雰囲気という迷惑な感じ。
ますますわけのわからない状況に頭を悩ませるソウゴですが、そこに大根をソウゴにぶつけようとしてくる順一郎が現れる!?
これまでどんなにむちゃくちゃなことを言っても笑顔だった順一郎がものすごい形相でソウゴに襲い掛かるなんて見たくない光景でした…。
しかも順一郎はソウゴのことを覚えていないといういきなり胸が痛む事実
しかしソウゴに降りかかる悪夢はこれだけでは終わりません。
クジゴジ堂に会った無線からツクヨミの救援要請があり、その場所にソウゴが向かってツクヨミ達を救出しようとします。
ところがソウゴが現場に訪れツクヨミ達に遭遇しても、ツクヨミ達はソウゴのことを全く知らない状態なのでした。
しかもツクヨミ達を救出するためにジオウⅡに変身すると、ゲイツがとツクヨミが全力でジオウⅡを襲撃したのです!?
「大魔王ジオウを倒すことが俺達“レジスタンス”の悲願だ!」
と前半のゲイツのような妥当ジオウ全開の雰囲気を醸し出していました。
ゲイツリバイブ豪烈によって変身解除に追い込まれるソウゴ、自分のことをゲイツになんとか伝えようと試みますがゲイツは生身のソウゴに容赦なくジカンジャックローでソウゴの体を斬りつけたのです!?
かつて「俺の友達だ」とまで言っていたゲイツが、容赦なくソウゴに攻撃をしていてまたもや画面を見ていてつらい状態でした。
そんな絶望的な状況だったソウゴでしたが、そこにタイムジャッカーウールが乱入し時間を停止してソウゴを逃がします。
でも味方になったわけではなく、逃亡したソウゴの背中をウールは嘲笑していました。
一度は仲違いを起こしても、最後は友達としてソウゴを受け入れてくれたゲイツとツクヨミ。
でも歴史が書き換わったことによって再び敵になり、しかもソウゴを覚えてないので容赦のなさもプラスされている。
またもやソウゴは1人に戻ってしまったのです。
しかしその後のクジゴジ堂では、ツクヨミだけがソウゴが魔王であることに疑問を抱いている感じでした。
やっぱりツクヨミはスゴイw
新たな魔王“飛流”その隣には…
今回の第41話では、時間の流れが書き換えられたことによって新たな魔王が誕生しているのも注目すべきところです。
時間の流れが変わったことによって新たに生まれた王の正体は…
加古川 飛流!
ソウゴと同じくバス事故の生き残りで、ソウゴへの恨みを持っていた飛流が再登場したのです。
飛流は一度倒された際にソウゴから「今の為に生きようよ」と励まされたはずなのにその言葉は飛流には届かず、それどころか飛流はその言葉によってさらにソウゴへの憎悪が増してしまったようです。
飛流は恨みと過去の屈辱の復讐をするために、ソウゴにとって大切なものを全て奪おうと歴史を書き換えてしまいました。
「すべてを奪った後でも同じことが言えるか?」
とソウゴを挑発していました。
しかし驚きなのは飛流の周りにいる人。
飛流の左右には、オーラと…ウォズがいたのです!?
例えゲイツ達が敵になっても傍にいてくれていたウォズまでもが、今回は敵側に寝返ってしまった!
「この本からオーマジオウの歴史が消えて、新たな我が魔王の歴史に変わった」
という理由からあっさりと飛流側についてしまったようです。
順一郎、ゲイツ、ツクヨミ、そしてウォズ
これまでずっとそばにいてくれた仲間や家族が自分から離れていく…。
ソウゴは第41話にて、本当に一人ぽっちになってしまいました
しかし冒頭ではオーマジオウと共にいたはずのウォズが人が変わったように飛流についてしまっているのはちょっと不思議です。
もしかしたら、前のようにソウゴを試すために寝返るふりをしているのかな?
アナザージオウⅡの能力はリセット
飛流はソウゴを倒し復讐を果たすために戦いを挑みます。
前回割れたのに再び修復したアナザージオウライドウォッチを手に取り変身しますが、現れたのはジオウⅡに似た新たなアナザーライダー!
その名もアナザージオウⅡ
不気味な白目やむき出しになった顔の筋肉はそのままですが、角が4本になり、体の装飾も濁った金色がプラスされていました。
ソウゴも立ち上がり、グランドジオウライドウォッチを手に取って仮面ライダグランドジオウで対抗します。
アナザージオウⅡはグランドジオウと同じようにアナザーライダーを召喚することができるようで、腕を振り下ろすだけでアナザーアギト、アナザー電王、アナザー鎧武を召喚。
グランドジオウも体の装飾をタッチして電王と鎧武者を召喚し、ジオウはアギトの武器「フレイムセイバー」で応戦します!
一度倒したことの敵であるからか、グランドジオウ達は瞬く間にアナザーライダーを撃破しました!
が、ここでアナザージオウⅡがジオウⅡの未来先読み能力と同じように頭部の時計の針を回転。
すると第41話冒頭で起きたような歪みが発生し、アナザーライダーの爆発がみるみる小さくなってアナザーライダーが復活!?
周りも暗くなってしまった!?
これがアナザージオウⅡの能力。
時間を自分の思うように書き換えることができる
自分の都合のいいように時間を書き換えて歴史を変えることができるというのです!
この力で飛流は、自分が魔王になる2019年に歴史を書き換えたんですね。
この力によって何度もアナザーライダーが復活することでグランドジオウは追い詰められていきます。
そこにアナザージオウⅡも加勢し、グランドジオウ登場2話目にして大ピンチ!
そんな時、背後から何者かが銃を撃ってアナザーライダー達を後退させます。
銃を撃ったのは兵隊に扮していた士!
以前はツクヨミを幼少時代に連れて行ったりと援助していましたが、今回はソウゴ自身を救出してくれたのです!
士はソウゴについてくるように命令して、ソウゴと共にその場を去ってゆきました。
ところで気になるのはアナザージオウⅡの時間書き換え能力。
都合のいいように時間を書き換えてしまうといった能力は凄まじいのですが、その際に昼夜が変わってしまうのはなぜなんでしょう?
都合のいいように時間を書き換えられるならわざわざ昼を夜にする必要はないのに、能力が発動するたびに昼夜が逆転しています。
これが演出だけの意味ならばそれはそれでいいのですが、私は実際は時間を書き換えているわけではないと考えています。
何らかの方法で書き換わている風に見えているだけで、何かしらのトリックがあるのではと思っています。
第一時間の流れを書き換えられるならお父さんとお母さんを甦らせればいいのに、何で魔王になってソウゴに復讐をしようとするのかが私はとても不思議です。
ソウゴへの復讐心の方が勝っていてそのことを忘れているのか、それをしたらいけないとタイムジャッカーに言われているのかは分かりません。
でもこの時間書き換え能力があるのにソウゴから全てを奪おうとしているのって正直お門違いだと私は思います。
いづれはこの能力によって自身が追い込まれていくのではと私は思っています。
なんだかタイムジャッカーに利用されるだけ利用されてポイされる未来しか浮かびません…。
士の説教
士によって助けられたソウゴは、士と共に地下駐車場に逃げ込みます。
ところがゲイツやツクヨミや順一郎に敵視され、ウォズにまで見限られたソウゴはその場に倒れこみ意気消沈。
「自分がオーマジオウに勝てなかったから」
と自分の弱さを責めるしかありませんでした。
士はそんな弱気なソウゴにも「知るか」と冷たい態度をとっていますが同時に、
「世界の崩壊が始まっている、止めるにはあの飛流を倒してお前が魔王になる元の時間に戻すんだな」
とソウゴにアドバイスを送りました。
でもソウゴは、仲間達がいないのに1人でどうやって戦えるのかと不安になります。
すると士はソウゴの胸ぐらをつかみ壁に叩きつけこう言いました。
「お前、あいつらがいたから王様になろうと思ったのか?順序が逆だろ。お前が王様にになりたいと思った、そしてあいつらが現れた…違うか?それとも王様になるのを諦めるか?」
叫びもせず淡々と相手に告げる士らしいお説教がソウゴに発せられました。
ソウゴに魔王になるのは無理だと以前に言っておきながら、遠回しにソウゴの王様の夢を応援しているかの発言にも見えます。
ソウゴの過去では運転手をやっていたりと、何らかの理由で昔からソウゴに関わっていた士。
そしてタイムジャッカーからもソウゴのことを聞いていると思うので、大体ではなくかなりソウゴのことを知っているのではないかと思います。
士の説教の後にはソウゴを捜索していたアナザーライダー達に見つかってしまうのですが、士が奴らを倒すようにとソウゴを後押し。
ソウゴがグランドジオウとなって全てのアナザーライダーを撃破した際には…
「やるじゃないか」
と言いながら後輩が強くなっていることに喜ぶ先輩みたいな顔をしていましたw
アナザーライダーとを撃破し、再び士から話を聞こうとするソウゴ。
が、そこに思わぬ乱入者ゲイツが登場!
「ジオウ!お前を倒して、俺がこの世界を救う!」
そういってゲイツリバイブ疾風に変身!
ジカンジャックローで容赦なくグランドジオウに切りかかったのでした!
終わりに
今回は、仮面ライダージオウ第41話のネタバレ&感想を書いていきました!
正直書いてるだけで胸が苦しかった…。
友達がいなかったソウゴにやっとできた友達だったのに、時間を書き換えられておじさんである順一郎にまで忘れられてしまった。
ウォズまで離れてしまうなんて思ってもいなかっただろうから、友達の味を知ったソウゴにとってこれほど辛いものはないでしょう。
倒されたはずの飛流が再び敵として出てくるのも驚きましたね。
あそこから改心してくれると思っていたのですが、ソウゴから全てを奪うという姑息な手段まで使ってくるとは…。
でも飛流、とある仮面ライダーでは大の大人に1人の少年がこんなことを言っていたことがあるんです。
「嘘吐き…卑怯者…そういう悪い子供こそ、本当に悪い大人の格好の餌食になるからさ!」
さて、飛流は悪い大人の格好の餌食になってしまうのか…注目です。
そして次回の第42話は、何とディエンドの変身者海東が再び登場!
これはジオウの物語ですが、来週はディケイド編って感じがしますw
そういえばお宝として白ウォズが持ってたミライノートも登場するんですかね?
スォルツも不敵な笑みを浮かべて「俺の役にたて」と意味深な発言も飛び出しています。
そして…遂に来週でツクヨミがスウォルツの妹であることをツクヨミ自身に打ち明けます!
その後ツクヨミの身に起きる心境の変化にも注目したいです。
今回は最強すぎると言われていたグランドジオウがちょっと残念な扱いだったので、次回はまたチートすぎる力で大活躍することを期待してます!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。