こんにちは、机上大使です。
今回はプレミアムバンダイから発売された…
S.H.Figuarts仮面ライダーグリスブリザードを紹介します!!
仮面ライダービルドで強烈な印象を視聴者に与えた、かずみんこと猿渡一海が変身する仮面ライダーです。
第46話の最後と、第47話の中でしか登場しないという登場の少なさですが、変身すれば絶命必須というハイリスクとそれでも戦う一海の覚悟から印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
かずみんの散り際で涙を流し「生きてよ!」と懇願していた美空も印象的で、涙なしではとても見れませんでした…。
そんな印象の強い登場と退場から人気の高いグリスブリザードが、満を持してS.H.Figuartsで登場です!!
メカメカしいデザインと、敢えて不自由さを演出した左手のロボットアーム。
「みそら色」とまで言われていたあの冷たさを感じさせる色合いをどのように再現しているのかが気になるところです!
予約開始から約半年たってのようやく届いたグリスブリザードのS.H.Figuartsに思わず唾を飲みます…。
早速見ていきましょう!!
概要
ではS.H.Figuarts仮面ライダーグリスブリザードを外箱から順にみていきましょう!
■外箱
こちらが外箱です。
グリスブリザードの色合いを再現したカラーの外箱ですが、ポイントは左上の成分表。
S.H.Figuarts仮面ライダーグリスではロボットの「R」のみが表記されていましたが、グリスブリザードでは『北都三羽ガラス』の3人が使用していたロストフルボトルの頭文字が追加されています。
キャッスルの「C」、フクロウの「F」、クワガタ「F」の表記がプラスされていて、猿渡ファームの一致団結感を外箱の時点で感じさせてくれる粋な仕様です。
■フィギュア本体
ではフィギュア本体を見ていきましょう!
こちらがグリスブリザード本体です!
箱を開けて一番最初に言った言葉は「かっこよ…」という静かな言葉でしたw
カラーリングの再現度の高さと、ロボットらしい無機質なデザイン、グリスと似たような部分がありながらもつくりが違ったりしています。
またビルドドライバーを使用しているということから、下のスーツはビルドやクローズのS.H.Figuartsと同じものになっています。
後ろのアーマーの部分はグリスと共通している部分が多いですね。
では各部分を詳しく見ていきましょう。
・頭部
頭部はグリスの時の造型を残しつつも、つくりは全然違うものとなっています。
グリスのように頭部全体がクリアパーツになっておらず、青と所々の黒というカラーリングに赤の複眼となっています。
画像を見ていただくとわかるのですが、こリスブリザードは複眼が外側についています。
グリスの時はゼリーに覆われることを再現していたので複眼が内側にあったのですが、変身媒体が変わったことで差別化をしています。
ここがグリスとの決定的な違いですね。
でもグリスのゼリー仕様を完全になくしているわけではなく、後ろには暗めのクリアパーツを使用して頭部を覆っているようなデザインとなっています。
・胸部
グリスブリザードのボディも見てみましょう。
こちらもグリスの胸部と同じでざいんになていますが、グリスと違い一部分にクリアパーツが使われています。
その他は無機質なデザインにメタリックブルーの塗装と各所の黒を施すことによって冷徹なメカメカしさを演出しています。
・肩パーツ
グリスと言えばスクラッシュボトルのような造型の肩パーツが印象的ですが、グリスブリザードではそのパーツに新たなデザインが施されております。
まずは左肩。
こちらにはグリスのライダーズクレストが描かれています。
そして右肩には、北都三羽ガラスのそれぞれのフルボトルのデザインが描かれていました!
左右の肩パーツで猿渡ファーム集結を演出していることに、ただただ感動するしかありません…。
・腕
腕の造型についても見ていきましょう。
右手はグリスと同じような造型にグリスブリザードのカラーリング仕様です。
そして左腕は、グリスが使用するロボットスクラッシュボトルの成分を惜しげもな再現したロボットアームとなっています!
人の腕ではなく、敢えて不自由なロボットアームとなっていることに男心は燃えてしまいますねw
前腕部分の造型が右腕と異なっているのも良いですね。
・ビルドドライバー&グリスブリザードナックル
お次は変身媒体であるビルドドライバーとグリスブリザードナックルです。
戦兎の父親のビルドドライバーを無断で戦場に持ち出しそれを使用するというのは一海も無茶するなと思いましたねw
造型のほとんどがS.H.Figuarts仮面ライダークローズマグマに付属するクローズマグマナックルと同じですが、ライダーズクレストなど所々のデザインが変わっています。
試しにクローズマグマナックルと並べてみました。
大体が同じ造型ですが、各所に異なる点があることがわかると思います。
でもよく見ると、モールドの入り方結構違ってるんですね!
こういった発見ができるのも魅力の1つです。
グリスブリザードナックルは、分解すると画像のように4つのパーツで構成されています。
ベルト装填時とナックルモード時の変形は、拳部分を再現したパーツの裏側のジョイント穴の位置を変えることで変更可能です。
ベルト装填時は左側のジョイントを使用しています。
これを右のジョイントに変更して、持ち手を動かせば…
あっという間にナックルモードの完成です!
やりやすい仕様なのに、しっかりとした造型とデザインをお手軽にできてしまうんですね。
「ノースブリザードフルボトル」もかなり小さいパーツなのに氷のようなカクカクを再現しています。
クリアパーツによる透明感もあって、クオリティはかなり高いです。
・下半身&足裏
下半身はグリスとは大きく仕様が変わっています。
変身媒体が変わったことで、ビルドやクローズのような造型に変わっています。
斜めに入ったモールドは既視感があります。
足裏はかかとにビルドのライダーズクレストが施されていました。
■S.H.Figuarts仮面ライダーグリスと比較
仮面ライダーグリスと違うとは言ってますが、実際見てみないとわかんないというかたもいると思いますしそのままではブログとして不親切ですよねw
なので実際のS.H.Figuarts仮面ライダーグリスと並べて二つの違いを見ていきましょう。
・全体の比較
まずは2つを全体で見てみしょう。
この時点で似ている所ことなっているとことなっているところが現れています。
どちらかというと下半身の変化のほうが全体的にわかりやすいですかね?
・頭部比較
頭部の変更点である複眼の位置は画像を見ていただければわかると思います。
外側に複眼がある分グリスブリザードの顔は引き締まっている気がします。
ゼリーを覆っているデザインを前面に出したグリスの頭部はコンセプトにぴったりです。
・胸部比較
胸部の造型も一緒ではありますが、素材が違うだけで感じ型が全然違いますね。
クリアパーツが一部になることで、よりロボット感が出ています。
・肩パーツ比較
肩パーツに描かれているデザインはこのようになっていますね。
グリスはロボットアームのデザインが左右一緒です。
グリスブリザードは色の統一感がありますし、グリスは逆にカラフルなイメージですね。
・背中比較
背中は色合いが変わっているだけで特に造形の変更はありません。
背中の中心にあるクリアパーツもカラー変更されています。
・ビルドドライバー&スクラッシュドライバー
もはや比べるまでもありませんが、ビルドドライバーとスクラッシュドライバーを見比べるとこんな感じですw
・下半身&足裏の比較
下半身の造型ですが、ここが一番変更されています。
太ももやすねの作りがそもそもかわっていますが、太ももの成分記載のようなデザインが消えているのが目立ちますね!
つま先部分に噴出口があるグリスですが、グリスブリザードはそれが消えております。
足裏もこのようにデザインが変更されているんですね。
ロボット的な足裏は、グリスのほうがロボットっぽいです。
このようにいろいろな部分でグリスとの仕様が異なっているグリスブリザードですが、パーツの造型自体は同じ部分が多くカラーリングで違いを演出していました。
本の造型が大変すばらしいからこそ、より良いパワーアップフォームが出来上がったんだろうなと思っております!
■付属パーツ
さてお次は付属パーツを紹介!
…と言いたいのですが、実はグリスブリザードの付属パーツは…
これだけです!
右手首パーツ2種類のみというとても少ない数に思わず笑ってしまいましたw
まあ、フィギュア本体に武器がてんこ盛りですから全然いいんですけどね!
ただこの手首パーツ、よく見るとグリスの手首パーツと一緒ですね?
これは面白いことができそうです…!
可動域
S.H.Figuarts仮面ライダーグリスブリザードの概要を紹介したので、次はフィギュアの可動域を見ていきましょう。
■頭部
上にはこれくらい向けます。
下にはこれくらいです。
顎がちょっと長いので、胸部に干渉して上よりは向けません。
横に向く際も胸部から出っ張ってるパーツに干渉します。
でもこれ以上向くと逆に不自然になると思うので、ここは全く問題ないでしょう。
■腕パーツ&肩パーツ
腕パーツは左右でつくりが違いますので、左右共通箇所を紹介の後に左腕を紹介します。
・左右共通の可動域
腕パーツは肩からぐるっと一回転することができます。
肩パーツが腕の広がりに合わせて動いてくれるので、問題なく腕を広げることができます。
肩と腕の付け根、肘、手首にて稼働することができます。
肩のスクラッシュボトル造型のパーツは回転させることができます。
特に固定されることがないので、噴出口の位置を好きな場所にすることができますよ。
・ロボットアーム可動域
ではロボットアームになっている左腕を見ていきましょう。
ロボットアーム部分は上の2つの爪を動かすことができ、一体可動でなく左右独自で動かせます。
ただ、下の爪は固定です。
最大まで開くとこれくらい広げることができます。
結構広げることができます。
■胴体
後ろにはこれくらい反れます。
前にはこれくらい倒れます。
■下半身
最後は下半身の可動です。
横には太もも上にあるでっぱりが腰と干渉するため、画像くらい足が開きます。
前後は横以上に広げることが可能です。
腰と足パーツの付け根、ひざ、足首、つま先にて稼働することができます。
S.H.Figuarts仮面ライダーグリスブリザードの可動域はこんな感じです。
左手首以外はこれまで発売したビルドのS.H.Figuartsシリーズと同じ造型なので、問題なく動かすことができます!
仮面ライダーグリスブリザード ポージング
お待たせしました!
S.H.Figuarts仮面ライダーグリスブリザードで様々なアクションポーズをとっていきましょう!
「戦兎…悪い、約束破るわ…。」
『Are you ready?』
「できてるよ……」
『激凍心火!グリスブリザード!ガキガキガキガキ!ガキーン!』
「心火を燃やして…ぶっ潰す!!」
一海の命をかけた変身で仮面ライダーグリスブリザード見参!!
パーツの交換などを一切していないのにこのかっこよさです!
「これが最期の…祭りだぁぁぁーーーっ!!」
一海のエキサイト感を完全再現です。
パンチポーズもばっちりですが、
左腕のロボットアームを使っての攻撃は躍動感が凄いです!
顔をわしづかみなんてこともできて楽しいです!
空中に浮かせればより躍動感が出ます!
左右非対称なのに重心がしっかりしているので、片足立ちでのキックもらくらく♪
片膝をついてのポーズも問題ありません。
グリスブリザードナックルを使ってのポーズもとっていきましょう!
グリスは左腕が攻撃でしか使えないので、ボトルをさしたまま使用していましたね。
アッパーをぶちかましてフクロウハザードスマッシュを撃破したのも印象的です。
グリスブリザードナックル持ち手用パーツを使えば、ビルドドライバーのレバー持ち手にもなります。
キャッスルハザードスマッシュに放った最後のライダーキック『グレイシャルフィニッシュ』も再現可能です!
ジャンプして大きく足を上げ…
「くらいやがれええええええええ!!!!!!」
と叫びながらキャッスルハザードスマッシュを撃破しましたね。
しかしハザードレベルが限界を超えた一海は、激闘の後に消滅してしまうという避けられない運命が待っています…。
美空がグリスに抱き着き「お願いだから生きてよ!!」って台詞が脳内再生されます。
「推しに看取ってもらえるなんて…しあわせもんだなぁ。あいつらにも…自慢してやんねえと…。」
最後にそう言い残して消滅してしまった一海を思い出すだけで泣けてしまうほど、グリスブリザードの回はすばらしかったです。
そういえばグリスブリザードナックルは、まだグリスのパワーアップアイテムと判明していないときはクローズマグマがエボルトに使用していましたね。
実際にに持たせてみると色合いの違いがはっきりしていますw
「俺達が作った新世界を好きにはさせねぇ!行くぞかずみん!!」
「ああ、行くぞ…龍我!!」
叶わなかった同じナックルアイテムの2体を並べました!
極熱とゼロ度の炎、2人の燃える闘志が滲み出ています!
最後ですが、応用編としてこんなことをしてみました!
ジャン!
左腕のロボットアームは、手首パーツと同じようにボールジョイントで連結しているんです。
そしてグリスブリザードの手首パーツは色も造形もグリスと一緒なので違和感なく手首パーツをつけることができるんです!
さっぱりとした見た目にはなりましたが、これはこれでありですね。
グリスに付属している手首パーツを使えば、グリスブリザードにツインブレイカーを持たせるという夢のようなことができてしまいますw
左にグリスブリザードナックル、右にロボットスクラッシュゼリーとフェニックスフルボトルを装填したツインブレイカーというチート級の装備が叶います!
「俺の祭りは…まだおわってねえええええ!!」
フィギュアだからこそできるオリジナリティ溢れる遊びをすることができました!!
終わりに
今回は、S.H.Figuarts仮面ライダーグリスブリザードを紹介しました!
造形、カラーリングの全てが劇中通りの完成度で、一海の最後の祭りを永久保存できてしまう最高のフィギュアでした!
ゴッツゴツの見た目なのに可動に支障がほぼ無く、フィギュア本体に武器が付いていてしかも扱いやすい。
付属パーツが少ない分遊びやすいのもポイントです!
予約開始から半年たっての到着でしたが、待った甲斐があったと断言できる超絶クオリティのフィギュアで大満足なものとなりました!
これからまた発売するかもしれない仮面ライダービルドのS.H.Figuartsシリーズにも期待したいと思います!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。