こんにちは、机上大使です。
9月1日、遂に始まりましたね!
令和1号ライダー…仮面ライダーゼロワン!!
ジオウの終了と共に終わりを迎えた平成ライダーの意思を受け継ぐ、全く新しい仮面ライダーです!!
放送前から相当話題になっていることからかなりハードルが上がっていたであろう仮面ライダーゼロワン。
その第1話の世界観はどんな感じだったか等を今回は書いていきたいなと思います!
ではゼロワン最初の記事を書いていきましょう。
■目次
始まりはPVからの悲報
仮面ライダーゼロワンの冒頭の映像は、ゼロワン世界の重要な拠点となる超大手AI会社「飛電インテリジェンス」のPVから始まりました。
人型AIロボ「ヒューマギア」と飛電インテリジェンスの社長「飛電 是之助(これのすけ)」が登場し、自社の商品を宣伝しておりました。
ヒューマギアはただのロボではなく、物や個人を認識したり自ら思考して人々の生活をサポートしたりする非常に人間に近いロボット。
通信衛星「ゼア」に管理されたヒューマギア達は、料理人、テーマパークスタッフ、ニュースキャスター、ある時はお笑い芸人といった、人間がおこなっいた職種を完璧に行うのです。
そんな超高性能なヒューマギアを開発した飛電インテリジェンスの社長である是之助が目立つ映像でしたが、なんと是之助は亡くなっておりPVから是之助におきた悲報をニュースで伝える映像に切り替わりました。
是之助は放送前から亡くなるというのは知っていましたが、私たちが普段見ているニュース番組のように演出していてました。
お陰であらすじにあった主人公「飛電 或人」に社長の権限を渡す流れを作れますから、いきなりうまく作ってるなと思いましたね!
TRICKみたいな演出でしっかりキャラを立てる或人
仮面ライダーゼロワンの主人公となる「飛電 或人」は、飛電インテリジェンスを創業した祖父を持ちながら売れっ子お笑い芸人を目指す22歳。
映像では、寝坊して自転車を全力で漕いで仕事場に向かうという流れで初登場するといった早速どのようなキャラクターなのかを示してくれました。
ただこの或人、あらすじでは“全く売れない”と書かれてるのでその仕事は失敗に終わってしまうことは目に見えております。
可愛そうな運命を背負うことになる或人ですが、残酷にも彼はその運命を知ることなく遊園地でネタを披露します。
司会者の掛け声とともに現れたのは、ぎらっぎらのスーツと蝶ネクタイを身に着け一昔前のお笑い芸人のような髪型をした或人。
いかにもやば気な空気を漂わせますが、あるとは万弁の笑みでネタを披露!
「“アルト”じゃ~“ないと”~!!」
自分の名前に掛けたギャグを披露!!
その結果は…
満員だったはずの客席は、休憩している老夫婦2人だけというガラガラ状態に…。
面白くないからと支配人からは「クビ」を宣告!
お笑い芸人型ヒューマギア「腹筋崩壊太郎」に客をかっさらわられてしまう!
といった悲劇の3コンボを食らわされてしまいますw
一連のこの光景、ドラマ「TRICK」で仲間由紀恵さん演じる手品師「山田奈緒子」の冒頭の扱いと全く同じ!w
TRICKでも、手品を披露しても席がガラガラで支配人にクビ宣告!
次の手品師やよくわかんない人に客を持っていかれてしまうというのがお決まりでしたからね!w
まあTRICKではただ1人コアなファンがいましたから、或人はもっと可愛そうですねw
おまけに或人を迎えに来たヒューマギア秘書「イズ」には…
「“売れっ子芸人”を自称する売れない芸人」
と散々な言われ方をされたり、自身のネタを解説されるという芸人にとって地獄の所業をされてしまいますw
そんな或人が、祖父是之助の遺言書によって飛電インテリジェンスの社長としてゼロワンドライバーとプログライズキーを渡されます。
副社長「福添 準」含めたその他の重役達は猛反対する中、お笑い芸人を目指す或人は社長の座を自ら降りる。
しかし或人は、自らに課せられた運命を受け入れ「ゼロワンドライバー」「プログライズキー」を用いて仮面ライダーの道を歩むのです。
第1話の僅かなシーンだけで、飛電 或人という人物像やこれからどのように扱われていくのかがすぐに理解できる!
キャラクターの個性を存分に見せつけてくれました。
滅亡迅雷.netの登場から考えられるゼロワン世界の裏側
主人公の紹介があれば、これから何度も刃を交える敵の紹介もあるわけです。
今回或人達の前に立ちはだかるのは…
「滅亡迅雷.net」
人類滅亡を目論むテロリスト集団です。
司令塔「滅」、行動係「迅」の2人が登場し、是之助が亡くなったことによって『マギア作戦』を決行します。
そんな彼らの拠点は「デイブレイクタウン」という荒廃しきった隔離地域。
電子網のようなものに囲まれた場所は水没しており、かつて高層ビルだったであろう建物の最上階が外に出ているような場所でした。
そしてそこに会ったのは…ヒューマギアを管理する通信衛星「ゼア」と同じようなものの残骸。
このデイブレイクタウンは、もしかすると飛電インテリジェンスの何か不手際によって破壊された街なのでしょうか?
でも街1つ壊滅させてしまう程の大事件を会社が起こしたんだとしたら、とても今のように活動なんてできないはず。
つまり…このデイブレイクタウンの有様は世間は知らないってこと?
繁栄の裏には何かしら知ってはいけないことは付き物ですが、これがもし隠蔽されているんだとしたら今後の物語にかなりかかわってくると思いますね!
しかも事故ではなく人為的に行われたんだとしたら、社長となる或人に降りかかる重責は相当なものになるはず…。
主人公にドンドン訪れる危機…こういうの嫌いじゃないですね!
滅亡迅雷.netの活動理由「人類滅亡」も、なぜヒューマギアではなく人類を敵視するのかも気になるところです。
あの2人だけがメンバーなのかどうかも不明ですし、なぜデイブレイクタウン住んでいるのかも疑問。
ていうかあの2人はそもそも人間なのだろうか?
ヒューマギアのように耳の装飾は無かったけど耳は隠していましたから、人間なのかヒューマギアなのかがとても気になります。
迅は自分に襲いかかってきたヒューマギアを、一切目視することなく捕まえ笑いながら発砲するという中々のサイコパズぶりも見せています。
人間から逸脱したような行動をする2人の正体についても早く知りたいものです!
現時点で全く予測がつかない滅亡迅雷.netの存在理由や目的。
唯一分かるのは敵ということですが、これが今後味方になったりなんて展開もあるかもしれないですから敵サイドも目が離せませんね!
生みだされる敵「マギア」
不明な点が多い滅亡迅雷.netですが、彼らが決行する人類滅亡計画である「マギア計画」とは何なのか?
それは、司令塔「滅」が製作した「ゼツメライザー」と「ゼツメライズキー」というアイテムを使用することで、ヒューマギアを破壊兵器「マギア」に変貌させ人類を襲撃するという計画です。
その標的になったのがお笑い芸人型ヒューマギア「腹筋崩壊太郎」。
彼は人々を笑わせる為に存在しており、自らの任務の遂行と観客たちの笑い声や笑う顔を見聞きして満足感に溢れておりました。
しかしそれも束の間、迅によってゼツメライザーを装着させられプログラムを書き換えられてしまいます。
書き換えられる間に観客たちの笑顔が消えていく演出などもあったりと、ヒューマギアの中にもある人間性的なものが感じられて非常に切なくなります。
プログラムを書き換えられると、青かった目は赤に変わり耳のパーツも変色。
“人を笑わせる”から″人類を滅亡する”に切り替わり暴走を始めてしまうのです。
そしてゼツメライザーにゼツメライズキーを装填することでキーに沿ったマギアに変身します。
今回腹筋崩壊太郎が変貌したのは、「ベローサマギア」
「クジベローサ・テルユキイ(香川照之さんが命名)」という絶滅種の昆虫をモデルにしたマギアでした。
マギアは、こういった絶滅した種族を元にして生み出されるのかもしれませんね。
このマギアは変貌する際結構ショッキングな表現をするために、幼い子供は結構怖いかもしれませんw
私も良い大人ですが、朝に見るには結構ホラーだったな~w
さらにマギアはその他のヒューマギアをマギアに変貌させる力なんかも持ってます。
親がいる限り敵が増殖していくゾンビ要素もホラーテイストですよね!
AIロボでありながら人間と同じように思考し時には喜びに浸ることもできるヒューマギア。
そんなヒューマギアから生まれてしまう破壊兵器マギアというのは、中々残酷なものですね。
この人間に近づきすぎたロボによって、或人含めた様々な人物が心を乱していきそうです。
夢追い人であるからこそ
祖父の遺言状にのっとって社長になるはずが辞退した或人は、再び支配人に仕事をしたいと伝えようと試みます。
しかし、自身がクビにされた理由やヒューマギアとの力の差を思い知らされた或人は挫折してしまい踵を返した引き返そうとします。
そんな時に現れたのが腹筋崩壊太郎が変貌したベローサマギア!
マギアを増殖させて遊園地を襲撃し、市民をパニックに追い込みます。
子供たちが笑顔でいる空間だったはずが、一変して悲鳴が聞こえてきます。
その有様をみて絶望するのは或人にクビを宣告した支配人。
支配人は、この遊園地で人々が笑顔になること、幸せにすることを夢に抱いていました。
全てはお客様の笑顔と幸せの為にという理念をもっていたのです。
しかしそれは1体のヒューマギアによって突如崩壊されてしまいます…。
絶望する支配人ですが、
「人類に夢を見る未来なんて来ない!」
とベローサマギアに嘲笑されとどめをさされそうになる!
ところがその言葉に最も反応したのが或人でした!
「笑うんじゃねえよ…何もわかってないのに、人の夢を笑うんじゃねえよ!!」
この言葉にベローサマギアは夢の意味を検索しその意味を伝えようとするが、
「人の夢ってのは、検索できるほど単純な物じゃねえんだよ!」
とベローサマギアに怒号をあびせました。
実は或人は、幼いころに父親を亡くしてしまっているんです。
その父親はヒューマギア(耳の造形からして旧式?)で心から笑うことができなかったのですが、幼い或人は一生懸命父親を本気で笑わそうとすることを目標にします。
しかし突如発生した爆発に飛電親子は巻き込まれ、父親はひどい損傷によって再起不能となってしまいました。
もしかしたら或人は、父親を笑顔にしてあげられなかったことへの悔しさからお笑い芸人になることを夢見たのかもしれません。
「たくさんの人を笑わせたい」
という確固たる信念があるからこそ、どれだけみじめな目にあっても夢を追っていられるんだと思います。
そんな夢追い人だからこそ支配人の夢を本心で応援するし嘲笑うものは許さない!
或人の真っすぐで純粋な性格が現れていました。
そして或人は、一緒にいたイズにゼロワンドライバーを渡すように指示します。
支配人を、支配人の夢を守る為に或人は立ち上がるのです。
親切設計で仮面ライダーゼロワンに変身!
ゼロワンドライバーを受け取った或人は、ドライバーを装着!
すると或人は突如電脳空間に転送されました。
そこは通信衛星ゼアの思考回路の中。
どうやらゼロワンドライバーを装着すると、装着者はゼアに無線接続するそうなんです。
ゼアの中ではゼアの思考回路と同等速度で思考を行うことができ、現実時間が非常にスローリーになる!
その間に或人は仮面ライダーになる為にあることをします!
それはドライバーとの契約?
それとも何かしらの肉体改造?
いいえ…
ゼロワンのマニュアルを覚えることです!!
なんと令和最初の仮面ライダーゼロワンは、マニュアルを読んで覚えてから変身するという親切設計なのです!
これまで平成仮面ライダーは突拍子のないタイミングで変身するような展開が非常に多く、変身者は使い勝手が分からず戸惑う人も少なからずいました。
前回のジオウやカブトといった例外はありますが、特に龍騎や電王の最初はとても戦闘なんてものはできていませんでしたw
それが今回はゼアの思考回路の中で、スーパーコンピューター並みの思考速度でマニュアルを読むことができる!
自分で開拓するのではなく、予め何をどうするのかが分かってるっていうのは新たな試みですよね。
スーパーコンピューター並みの速度なら、敵が攻撃している最中でもしっかり思考できるという辻褄合わせもできて現実味もあり素晴らしいです!
ゼアの中で親切設計のマニュアルを把握した或人、現実世界へと戻り変身シークエンスを開始!
ベローサマギアは容赦なく攻撃を行いますが、ライジングホッパープログライズキーをオーソライズしてゼアから転送された巨大メカバッタが出現し阻止。
ゆっくりと腕を回して前でクロス。
その間にバッタは周りを飛び回り、或人の前には設計図のような電子図が現れる。
そして…
「変身!」
プログライズキーを展開して、ドライバーに装填して変身!
『プログライズ!飛び上がライズ!ライジングホッパー!』
『A jump to the sky turns to a riderkick(空へ飛びライダーキックを放て!)』
電子図が或人を通過し、ゼロワンのネオンカラー以外のスーツを纏う。
そしてバッタが分解され、各部分にネオンイエローのアーマが装着!
新時代のヒーロー仮面ライダーゼロワン登場!!
変身者にやさしい親切設計のゼロワンドライバーと、近未来感を存分に見せる変身シークエンス!
全てがあまりにもかっこよくて完全に一目惚れしてしまいました!
「ゼロワン!それが俺の名だ!」
と高らかに宣言しながらイズにアタッシュカリバーを渡すそのシーンは、まさに社長ライダーの名に相応しい動きでした!
ライダーキックがかっこよすぎるゼロワン
見事仮面ライダーゼロワンとなり、ベローサマギアとの戦闘を開始!
余分な装飾がないゼロワンは非常に素早く動き、スピーディに攻撃をかわすと素早いパンチでベローサマギアを圧倒します!
さらにバッタがモチーフということで脚力がかなり高く、攻撃をかわす際のジャンプをしただけでかなり高いジェットコースターのレーンにたどりついてしまいますw
ちなみにこの演出、ゼロワンから新たに主役スーツアクターとなった「縄田 雄哉」さんだからこそ実現したシーンだと思います。
平成仮面ライダーをずっと担当していた「高岩 成二」さんは高所恐怖症なので、過度に高いところへに行かせるというのはあまりなかった印象がありました。
しかし今回は第1話からジェットコースターのレーンにしっかり乗っているので、令和ではこういった高所での演技やアクションが今まで以上に多く見れるかもしれません!
かっこよさももちろんありますが、途中イズに武器を投げ渡してもらうも顔面に直撃するというアクシデントもありますw
そんなちょいダサな演出のお陰で、ゼロワンに対しての親近感が上がってきます!
そして最後はかっこいいフィニッシュ技!
主題歌「REAL×EYES」をBGMにし、
「お前を止められるのはただ1人…俺だ!!」
の決め台詞を言ってライジングインパクトを発動!
高速でベローサマギアに近づき蹴り上げて空中に飛ばし、さらに高速で近づき蹴り飛ばす!
そして超高速で接近と同時に体を回転させライダーキック!!
ベローサマギアを貫通し撃破しました!
『ライジングインパクト』
とエグゼイドのキメワザ前に出るようなエフェクトが発動後に現れるという男性諸君大好きな仕様も盛り込まれております!!
もー大好きですねこういうの!
アニメ「血界戦線」のようにドンッ!と技名が出てくるのが大好きな私としてはもう一目惚れw
第1話からどれだけ好印象にさせるのだろうかと思うくらい心が躍る演出が目白押しでした!
がしかし!
ライダーキックからの着地をする際に足を挫いて転倒し、そのまま壁に向かって突っこんでいくというダサい部分もしっかり見せていきましたw
マニュアルを読んだとはいえまだ仮面ライダーとしては新米の新米!
不慣れな部分がこれから成長していって、いずれは優雅な着地を披露していってほしいですね!
笑顔という笑いの為に
ベローサマギアを見事撃破した或人ですが、ゼロワンドライバーを使用してしまったことで或人は社長になることが決定してしまうことに!?
自分はその場しのぎの為に変身したからと困惑する或人でしたが、その隣で支配人の周りに子供たちが集まり遊園地の今後について話していました。
子供たちは遊園地が閉園してしまうかもととても残念な表情をしていましたが、支配人は胸を張ってこう言いました。
「謎の黄色いヒーローがここを守ってくれたんだ!だからこれからもこの遊園地は、お客様の為に笑顔を届けます!」
実は支配人は或人がゼロワンに変身する瞬間を目撃しています。
しかしそのことを子供たちには伝えず、助けてくれた恩をお客様の為を笑顔にするという形で返すというのでした。
隣に或人がいると気付いた支配人はウィンクで感謝を伝えると、そこにはたくさんの人たちの笑顔が溢れていました。
それを見たイズは、
「或人さまの夢である笑顔を多数検出しました」
と言ってくれたのです。
お笑いで人々を笑わせることができず挫折を味わった或人でしたが、仮面ライダーゼロワンとなることで人々を助け笑顔にすることができました。
その笑顔もイズにから見れば、或人の夢である笑いをとるということと同じ。
全く別のベクトルで人から笑いをとる方法を或人は手にすることができたのです!
こうして或人は飛電インテリジェンスの社長になることを決めます!
笑顔という笑いをつかみ取る為に!!
或人という人物について
最後ですが、ここでゼロワンに変身する或人という人物についてちょっと考えてみましょう。
実はSNS上では、或人はヒューマギアなのではないかと言われているんです。
理由は脚本家がエグゼイドと同じ「高橋 悠也」さんで、エグゼイドの主人公だった「宝生 永夢」が最初にバグスターウィルスに感染した人間だったという一例があったからです。
エグゼイドの世界で流行したバグスターウィルスの始まりが主人公だったという事実が衝撃過ぎて、しかもそこからの伏線回収も凄まじかったことから視聴者に強烈なイメージを持った人も多いと思います。
そんな設定が、仮面ライダーゼロワンでも反映されているんじゃないかとみんながざわついているんですね。
実は私も同じような考えを持っていますw
ただ設定の流れを丸パクリするのではなく、さらに1ひねり加えてくるでしょう!
例えば…或人は是之助が作り上げた最高傑作のヒューマギア同等の存在で、人間の体にヒューマギアのシステムを何かしらの方法でいれたとか?
まるで人間の体にアマゾン細胞を入れたみたいなことになってますねw
或人の父親は人間ではなくヒューマギアというのも私は非常に引っかかるんですよね…。
まだ始まったばかりなので何とも言えませんが…
もしかしたら飛電親子2人とも“是之助が作ったんじゃないか”とさえ私は思っています。
でもあれほど予測不能な脚本を作った高橋さんの事ですから、必ず我々が想像する斜め上の脚本を描いてくると思います。
エグゼイドの後半からの追い上げがマジ半端ねぇだったので、ゼロワンは何が何でも見てやろうと思いますよ!!
腹筋崩壊太郎まさかの大人気キャラクター!?
さて、今回から始まった新時代の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」の放送でまさかのキャラクターが視聴者に強烈な印象を与えました。
それがゼロワンの最初の敵となったベローサマギアに変貌した「腹筋崩壊太郎」です!
お笑い芸人の「なかやまきんに君」が担当したお笑い芸人型ヒューマギアなのですが、人間のようなしぐさを見せたり自らの任務を最後まで全うしようとした健気な性格が視聴者に絶賛されているんです。
腹筋崩壊太郎がネタを見せ終えて控得ているときは無表情なのですが、自分のネタで観客が笑ってることやほかの芸人さんのネタで笑っている観客の声にとても満足気な笑顔を見せているんですね。
自分の使命を全うし人の笑いを得る満足感
まるで人間のように喜びを感じている仕草には、「こいついいやつなんだろうな」と思ってしまいましたw
しかし腹筋崩壊太郎は、滅亡迅雷.netの迅によってプログラムを書き換えられベローサマギアに変貌させられてしまいます。
それでも腹筋崩壊太郎は最後まで抵抗。
「私の使命は…人を笑わせることだから…」
お笑い芸人型ヒューマギアとして生まれた自分の使命を最後まで貫こうとしてたんです!
でも迅は…
「違うよ!君の使命は、”人類滅亡だよ”?」
と不気味なまでの笑顔で伝えて最後、観客達の笑い顔の記憶が色褪せ消えていき…滅亡迅雷.netに支配されたのでした。
こうしてベローサマギアへと変貌してしまい、笑いを届けるはずの観客を襲撃。
挙句には人の夢を嘲笑し、最後はゼロワンによって破壊されてしまいました。
人を笑わせる使命を持った腹筋崩壊太郎の悲しい最後が描かれていましたね。
仮面ライダーゼロワンの公式サイトでマギアについて書いてあるのですが、どうやらヒューマギアは一度マギア化してしまうと…破壊するしか止める方法が無いそうなんです!?
人を幸せにするために生み出されたはずのヒューマギアが、何者かによる身勝手な計画によって変貌。
しかもそうなったら破壊するしかないなんて…そんなのあまりにも可哀そう。
この破壊するしかないという設定は、今後或人の心を抉っていくのかもと思ってしまいます。
今回の腹筋崩壊太郎のような人間的喜びを見ると、“ヒューマギアにも人間のように心があるのかもしれない”
という気持ちも出てくるはず。
そしてその気持ちがA.I.M.S.との対立になっていったりもしていくかも?
記念すべき令和初怪人となった腹筋崩壊太郎は、ヒューマギアの魅力と虚しさを我々に破壊されるという形で見せてくれました。
しかしツイッターでは腹筋崩壊太郎の活躍が話題になり、「腹筋崩壊太郎」というワードがトレンド入りするという大反響!!
さらには「腹筋崩壊太郎ロス」といった言葉まで生まれてしまう程の大反響となりました!
なかやまきんに君は何らかの形でもう一度「腹筋崩壊太郎」を演じたいと自身のYouTubeチャンネルで語ってます!
その願いが叶うのかはまだ分かりませんが、腹筋崩壊太郎はゼロワンのカギとなるキャラクターとして、そして令和初の敵として申し分ない活躍を見せてくれました!!
終わりに
今回は、新たに始まった仮面ライダーゼロワンの記念すべき第1話について書いていきました!
まず率直な感想を言わせていただくと…めっちゃくちゃ面白かった!!
令和最初の主役ライダーとしての活躍をばっちり見せてくれましたし、アクションも縄田さんが担当したことで高岩さんの時とは違った何かを感じてすごく新鮮な気持ちでした!
ストーリーもとても真っすぐな物語で、TRICKみたいなあからさまな売れない演出とか気持ちいくらいに主人公が夢について熱かったりと、王道だけどこれが見たいってのを掴んでる!
ジオウのソウゴが最初のほほんとしていたのがあったからか、或人が最初から感情激熱なのが私はとても刺さりました!
私はこの1話だけで或人が大好きになりました!
これから始まる1年間をこの純情な感情を残しながら成長していってほしいですね!
そんな仮面ライダーゼロワンは、YouTubeで第1話を無料で公開しております!?
放送してすぐに無料公開というのはこれまでにない新たな試みですが、これによって誰でもゼロワンが見やすくなるようにしているんですかね?
新時代の仮面ライダーというだけはあります!
今まで仮面ライダーを見たことがなかった人達にも足を踏み入れやすいのはまさに今!!
ゼロワンは、誰もが0から1へと歩めることができる作品になることでしょう!!
さて次回の第2話は、飛電インテリジェンス、滅亡迅雷.netに続く3つ目の組織「A.I.M.S.(エイムズ)」と或人が交わる話になるようです。
実はA.I.M.S.は第1話でも登場していたのですが、その時はマギアを迎撃していたり今後変身アイテムとして使用する「エイムズショットライザー」でマギアを撃破しているだけでした。
まあそこでも「不破 諫」という人物が結構くせ者で、司令塔の「刃 唯阿」の言うことを聞かずに勝手に発砲したりします。
そんな諫はヒューマギアに対して相当な憎しみを抱いているようで、ヒューマギアは人類の敵という考えを持っています。
この考えに対して或人は何を思うのでしょうか?
そして、来週は諫が変身する仮面ライダー「仮面ライダーバルカン」が登場!
ヒューマギアに憎しみを持ち、特務機関としての戦闘スタイルを持つ諫の戦いはどうなるのか!?
スタートダッシュ大成功を決めたゼロワンの第2話!
ワクワクしながら来週を待ちましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。