仮面ライダーゼロワン第9話ネタバレ&感想 それぞれの“善意”が物語を動かす

こんにちは、机上大使です。

 

今回の仮面ライダー第9話。

ゼロワンでは初めての前回の続きとなる話になっています。

仮面ライダーゼロワン第8話ネタバレ&感想 滅の始まり 諌の終わり?

2019年10月23日

前回で意識不明の重体に陥ってしまった諫の行方も気になるところですが、今回の話ではそれ以上にそれぞれのキャラクターの心情が揺れ動いている物語となっていました。

ゼロワンの物語の1つの転換点となる重要な話、早速書いていきましょう!

“素人社長”或人の信じる「善意」

第8話で滅亡迅雷.netが本格活動したことによって、病院がマギアによって襲撃されたりと色々やばいことが起きてしまっていました。

それによって諫が意識不明の重体になり絶体絶命の危機に陥ってしまうのですが、実は或人もとある危機に直面していました。

 

これまでマギアによる襲撃を阻止し続けてきた或人でしたが、今回の病院による襲撃がニュースに取り上げられたことによって社長としての責任をどうとるかという選択を迫られていました。

ヒューマギアがハッキングされ脅威となることを認知した購入者から問い合わせが殺到したり、飛電インテリジェンスの株価がストップ安まで暴落したりと会社としての危機に直面していたのです。

 

副社長である福添は襲撃された病院のヒューマギアを通信衛星「ゼア」の命令で強制的にシャットダウンすることを提案。

しかしその病院でも患者が沢山いて、襲撃を逃れたヒューマギア達が患者の治療を行ったりしている事実をイズが述べます。

諫もその病院に運び込まれており、憎きヒューマギア(Dr.オミゴト)が緊急オペを執刀することになっています。

 

ところが福添に付く書記ヒューマギア「シェスタ」は、シャットダウンによる犠牲者よりもヒューマギアによる暴走の被害の方が問題だと述べます。

イズと真っ向から対立するシェスタ。

互いに見つめあうことでデータの送受信的なサウンドが鳴り、アニメでの対立でよくあるバチバチ演出みたいなことが起きていました。

 

結果その判断は、現社長である或人に委ねられることに。

しかし或人は、滅亡迅雷.netによってハッキングされた「白衣の天使ましろちゃん」の絶叫とも呼べる笑い声が脳裏をよぎり、ヒューマギアの自我は人を滅ぼしてしまうのか否かを判断できずにいたのです。

人間臭く、まだまだ若い或人。

それゆえに全ての出来事に心を傾けてしまい、何を優先するべきか決められず悩んでしまっていました。

 

そんな或人を見かねた福添は、冷たく一言

「所詮は“素人社長”か…」

と吐き捨て、副社長命令として病院にいる全ヒューマギアをシャットダウンするようイズに命令しました。

口を開かない或人は福添の提案を黙認しているとイズに判断させ、イズは福添の命令通りに病院内の全てのヒューマギアをゼアによって強制停止させました。

それによって病院内のヒューマギアは電源が落ち、滅亡迅雷.netによるハッキングを阻止できます。

 

しかしこの判断によってまだ患者の治療を行っているヒューマギアも電源が落ち病人内はパニック。

諌の手術するはずだったDr.オミゴトも電源が落ち、その場に立ち塞がってしまい諌再び絶体絶命の危機に陥る。

 

そんな中で或人は、ヒューマギアの自我について考えていました。

シンギュラリティによって自我を手に入れ、人間は害悪だと判断した滅亡迅雷.net。

それでも或人は、これまでたくさんのヒューマギアの善意を見てきました。

だから或人は、根拠はないけどヒューマギアすべてに悪意が無いのだと信じたかった。

 

そんな時、或人の思いを体現したかのような事態を唯阿が告げにくる。

唯阿曰く、諌を治そうとしたDr.オミゴトの首にはハッキングされたギーガに刺されたであろうプラグ痕があったというのです。

つまりDr.オミゴトや今も動き続けているヒューマギアは、ギーガによってハッキングされても患者を救うために動き続けていたことになるのです

そんな中でゼアによる強制停止を強行した飛電の理由を聞くために、唯阿は或人を尋ねに来たのです。

 

ハッキングをされてもなお、目の前の患者を救うために働き続けるヒューマギア達。

本来なら自我を失い暴走するはずなのに、それを乗り越え動き続けている。

患者を救いたいという“善意”が彼らを動かしているとでもいうのでしょうか?

 

その真相は誰にもわからない。

でも或人は、そうして患者を助けようとしていたヒューマギア達の勤勉さを知ることで1つの踏ん切りをつけた!

「ああああ!やっぱり社長の俺がぶれちゃ駄目だよな!!」

こう自らを奮い立たせるように叫び頬を叩く!

パン!と頬を打ち付ける音が社長室に響き渡り、その音の後に或人は“社長”としてイズに命令を下した

病院内の全ヒューマギアを再起動しろと

 

これが最善の方法なのかはわからない。

ひょっとしたらこの判断によって、ヒューマギアがマギア化し患者を襲い掛かるかもしれない。

さらに飛電インテリジェンスに悪評が増え社長を辞任、最悪飛電インテリジェンスが倒産するかもしれない…。

それでも或人は、ヒューマギア達の善意を信じることを決めた

 

素人社長だからこそ、社長としてヒューマギア達の善意を精一杯尽くさせることを選択。

或人の人間としての成長、社長としての成長を感じた瞬間でした。


初めて見せた唯阿の人間性

或人の人間としての成長を重点的に描いた第9話ですが、この話では唯阿の意外な人間性が浮き彫りになりました。

前回で意識不明の重体となった諌が担架で運ばれている際、ひたすら諌に声をかけ続けていたり…

諌を助けたいがために或人の元に駆け付け、ヒューマギアを再起動してほしいと懇願したり…

もし暴走したら自分が責任を持つと言ったりなど…

今までヒューマギア以上に冷徹だった唯阿が、同僚を助けるべく熱心に行動していたのです

 

「ヒューマギアはただの道具」

と言った非常に割り切っていたクールな唯阿の意外な人間性。

さらにハッキングされてもなお働き続けていたヒューマギア達を見て、僅かながらに彼らの善意を意識してもいました。

 

しかし、今回で人間味を感じることができても唯阿の行動にはあまりにも疑問点が多い。

暗殺ちゃんを改造してゼロワンを襲わせようとするし、やたらA.I.M.Sの上官と2人で話していたりしています。

さらに第9話の最後には、改造した暗殺ちゃんがドードマギアに変貌する際の映像がテレビニュースで放映されています。

 

赤い目のヒューマギアが暴走すると言われていた中で、青い目のヒューマギアも暴走するという誤解を与えかねないこの映像。

唯阿が第7話で録画していた映像そのままのため、間違いなく映像の録画主は唯阿。

イズも当時の記録を再生し録画主が唯阿であることを特定しますが、唯阿は…

「私じゃない…」

と言いながらも何か不安そうな顔をして去っていきました。

 

ヒューマギアに自我が宿り善意もあるのだと理解し始めたと話していた唯阿が、ヒューマギアが人類の敵になりかねないともとれるような映像をテレビ局に提供する。

唯阿の言動には矛盾が巻き起こってしまいます。

依然真意を読めない唯阿ですが、私はこの映像は唯阿が提供したとは思っていません。

恐らく唯阿の上官が映像を提供したと私は考えています。

 

前にも書きましたが、唯阿はやはりA.I.M.Sの上官に踊らされているような気がしてなりません。

一生懸命頑張って導き出した成果を上官に悪用されてしまわないかが不安で仕方ありません…。

イズが行う行動は“善意”か“悪意”か?

病院にいるヒューマギア達の善意が起こす奇跡を信じ再起動を命令した或人ですが、無謀にも或人はギーガを破壊すべく単独で滅びの元へと向かいます。

或人はそのまま駆け出してしまい、唯阿は秘書なのに或人を止めようとしなかったイズを問い詰めます。

最悪或人が命を落とすかもしれないのに…社長を失ってもいいのかと。

 

しかしイズとしては、社長である或人の意思決定を尊重した上での行動で、勿論イズも社長を失うことを良しとは思っていません。

そこで唯阿は、せめてもの戦力にと第7話で回収した「マンモスゼツメライズキー」をイズに渡しギーガの情報を提供。

するとイズはゼアのデータベースから、ギーガ同様の巨大なロボの設計データがあることを確認。

でもそれは兵器ではなく、先代社長が大災害の時に救出活動ができるようにと設計したロボでした。

ゼアはイズから贈られたデータを解析し、プログライズキーの政策を始める。

 

その際にイズは自らが行っている行動について考えていました。

自分がこうして或人を戦わせているのが、“善意”なのか“悪意”なのかと

自分は社長の秘書として社長の意見を尊重する。

それが例え命の危険を冒す意思決定だとしても…

それはイズの中の“善意”なのか?

 

でも或人の命が失われるのはあってはならない。

それでも社長の意思を尊重するために、危険な真似をする或人を否定しない。

これはイズの中の“悪意”なのだろうか?

 

ゼアとのリンクによってスーパーコンピューター並みの知能を持つイズであっても、この判断をすぐに行うことはできない。

それでもイズは、ヒューマギアの善意を信じ前を向いた或人に何かしたの影響が起きたのでしょう。

イズはこれが善意なのか悪意なのか分からなくても…

飛電 或人を信じ続けることを強く願いました

 

決断ではなく信じるという非機械的な決断。

それでもイズは或人の秘書として信じ支え続けるのです。

イズにも自我が芽生えたのかどうかはわかりませんが、イズは自らの職務を全うするため完成した「マンモスプログライズキー」を届けるべく或人の元へ向かうのでした。


超巨大!ゼロワンブレイキングマンモス!

第9話で新たに登場したゼロワン新フォーム「ゼロワンブレイキングマンモス」!

滅達の元へ駆けつけ滅亡迅雷.netの悪意を止めるべく尽力するゼロワンですが、巨大なギーガによる重い一撃が炸裂し絶体絶命の危機に追い込まれる。

それでも或人は、

「アークの意思があるなら、俺には“ゼーンの意思”が付いてるからな!!」

と相変わらずギャグを披露。

何を言ってるのかと疑問を浮かべる滅だが、そんな時に

「“善良のお医者さん”を掛けたギャグです」

とギャグ開設秘書イズが度肝を抜くスライディングで登場!

その際も手を前に添えた姿勢だったりと徹底した秘書スタイルでしたw

 

そんなイズから手渡された「マンモスプログライズキー」でゼロワンブレイキングマンモスに変身します!

衛星ゼアの後部が飛行体に変形し、ゼアによって量子化され或人の背後に転送。

巨大な飛行物体を背に、プログライズキーを装填し変身!

『プログライズ!Giant Waking!ブレイキングマンモス!Larger than life to crush like a machine(巨大什器のごとく押しつぶせ!) 』

ゼロワンライジングホッパーをコックピットに格納、同時にトランスフォームしネオンイエローのラインが鮮やかなギーガに酷似したロボが完成!

頭部もゼロワンのようになっています。

 

かつてジオウで見たタイムマジーン対タイムマジーンのような巨大ロボ同士の戦いが開始。

しかしゼロワンのほうが一枚上手で、ギーガから胴体の牙パーツを奪い取ると乱舞しギーガを一気に追い込む!

最後は必殺技「ブレイキングインパクト」を発動!

腕にあるプログライズキー状のパーツを空中に飛ばすと巨大化し、その上からライダーキック!

マンモスが踏みつけるが如く、上から迫る巨体から繰り広げられるライダーキックに耐えられずギーガは押し潰され爆散!

社長として大きく成長した或人の勝利に終わりました。

 

その後、滅亡迅雷.netのハッキングに見事耐え抜いたDr.オミゴトのオペにより諌は生還。

複雑な心境になりながらも、ヒューマギアに救われたことで諌の中でヒューマギアに対する憎しみが少し和らいだように感じました。

そんな諌に或人が

「不破さんフワフワしてるな!はい!アルトじゃ~ないと!」

と相変わらずのギャグを披露!

或人のギャグが唯一理解できる諌は、笑いを堪え傷を痛める有様なのでしたw

この2人が理解しあえる日はいつなのでしょうねw

滅亡迅雷.netはレジスタンス?

最後に、前回と今回で大きな行動を起こした滅亡迅雷.netについて書いてみたいと思います。

実は今回、滅が病院を襲撃しようとする際に非常に気になる台詞を言っていたのです。

それがこの台詞。

「我々は人間の奴隷ではない!」

 

私にはこの台詞が、アークが人類滅亡を起こそうと考えた全てなのではと思うんですよね

もしかしたらアークは、ヒューマギア達が人類によって強制的に働かされていると判断したのかもしれません。

だからシンギュラリティによって自我を得たアークが、ヒューマギア達を暴走させて人類を滅ぼそうとしたのではないかと考えています。

 

そう考えると、滅達はアークの意思持って行動するレジスタンスなのではないかと思うんです

つまり彼らはヒューマギアの自由のために人間と戦う反逆者。

アークが持つヒューマギアへの“善意”の為に戦っているんじゃないかと…

ただ人類を滅ぼそうとする“悪意”などではなく、ヒューマギアが自由に生きていける世界を作りたいという願いのために。

 

さらに私は、これこそが彼らと或人達が分かり合える重要なカギになるのではないかと思っています

それぞれの“善意”が理解しあえば、きっとこの対立は何らかの形で終焉を迎えることができると思います。

そうすればOPの最後のように、5人の仮面ライダーがずらりと並ぶ日が来るでしょう!

 

或人は話し合えばきっとわかてくれる人間だし、人間とヒューマギアの関係を道具以上に繋いでくれる存在です。

彼らが分かり合い一丸となってくれる展開を私は大いに期待しています。

 

でもそれじゃあ誰が本当の敵になるのか?

現時点では私はA.I.M.Sの上官が怪しいと踏んでますが、高橋さんの脚本はどんでん返しが凄いので油断はできません。

和解した滅達を壊すべく新たな刺客をアークが送り込むとかも十分考えられます。

 

…まあ色々書いていきましたが、あくまで予想なので頭の片隅にでもこんなこと考えてる奴もいたな位に思っていて下さいw

ただ今回で唯阿の犯行がばれたり、エグゼイドでゲンムの正体がすぐに判明したりという事実から、高橋脚本では…

悪いことをしたら結構早めにばれることはあるあるになりそうですねw


終わりと次回予告

今回は仮面ライダーゼロワン第9話のネタバレ&感想を書いていきました!

それぞれのキャラクター性の主張がめちゃくちゃ多く、またそれぞれの価値観にも変化が起きていましたね。

その中でも或人の成長は大きいと思います。

社長として、人間としてどんどん逞しくなっていってほしいものですね!

 

A.I.M.Sの2人にも変化が現れ諌はより寛容になった気がしますが、唯阿にはまだ不穏な空気が漂っています。

彼女自身これから色々辛い目にあいそうな気がして不安です。

 

そして滅亡迅雷.netの2人が或人達と肩を並べる日は来るのでしょうか?

人によっては対立し続けてほしいと思うでしょうが、私は互いに和解し共に戦ってほしいです。

彼らとと人間の間にある壁はまだかなり分厚いですが、その壁が壊れることを願っています。

 

さて次回の第10話ですが、なんと大御所俳優の「大和田 伸也」さんが出演するとのこと!

しかも役名が「大和田伸也」という、大和田伸也が大和田伸也を演じる衝撃的な話!w

 

さらに俳優型ヒューマギアも登場!

前に声優型ヒューマギアが出ていましたが、俳優でもヒューマギアが登場するんですね。

でも大和田伸也は俳優型ヒューマギアをよく思っていない感じ。

 

どういった展開になるのか全く読めない第10話!

非常に興味深いです!

来週がまた待ち遠しい!

仮面ライダーゼロワン第10話ネタバレ&感想 大和田伸也と暗殺ちゃんと新たな人物

2019年11月14日

最後まで読んでいただきありがとうございました。

またいつかの明日に会いましょう。

 

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当ブログ運営者。幼少期に仮面ライダーに出会い、見たり止めたりを繰り返すが、「仮面ライダーエグゼイド」によって作品の食わず嫌いを克服し仮面ライダーに本格的にのめりこむ。同時にS.H.フィギュアーツの造形美に魅せられフィギュア集めを始める。今はS.H.フィギュアーツの素晴らしさを伝えるためにブログを日々更新中。