こんにちは、机上大使です。
遂にゲイツリバイブが登場した仮面ライダージオウ第26話、前回に続いて非常に濃い内容でとても面白かったですね!
第25話ではゲイツリバイブに変身できずにいたゲイツが、どうやってソウゴを倒す覚悟を身に着けていったのかが気になるところ。
さらに飛流が変身したアナザージオウと仮面ライダージオウⅡによる互いの未来を見ながらの戦いの結末も見どころですし、バス事故のあった2009年でソウゴと飛流に何があったのかも注目です。
では仮面ライダージオウ第26話のネタバレと感想を書いていきましょう。
■目次
ライダーを倒すライダーの力は逆も然り
前回の第25話では、アナザージオウと仮面ライダージオウⅡの戦いの最中で物語が終了しました。
第26話では、もちろんその二人の戦いの続きから始まります。
お互い未来が見えている為に武器と武器のぶつかり合いが続き、最後は互いの必殺技がぶつかり合うことで爆発。
仮面ライダージオウⅡの変身が解かれたソウゴは、アナザージオウがその場から逃走したのを確認すると疲れ果てたようにその場で意識を失ってしまいました。
同じ力を持つどうしの戦いとはいえ、たった一戦で疲弊したソウゴ。
今まで何度も変身しては戦いを続けてきたソウゴがどうしてここまで疲労が顕著に表れてしまったのか?
それについては、黒ウォズが理由を話してくれました。
仮面ライダージオウの初期の段階で言われていた”ライダーを倒すにはライダーの力”という言葉。
これまでこの言葉は、ソウゴがアナザーライダーを倒す為のヒントとなる言葉となっていました。
しかし黒ウォズは、この言葉についてこんな言葉を付け足しました。
「裏を返せば、それは敵にも言える。」
仮面ライダージオウはアナザージオウを倒すために最も有効なライダーではある。
だがそれは逆も然りで、アナザージオウは仮面ライダージオウを倒すために最も有効なアナザーライダーということなのです。
アナザージオウの一撃が、仮面ライダージオウにこれまでにないダメージを与えていたためにソウゴに明らかな疲労を引き起こしたのです。
もちろん仮面ライダージオウの攻撃もアナザージオウにとってはとてつもない一撃になります。
また二人が戦うことになったら、まず無傷で勝利するのは不可能と言っていいでしょう。
ツクヨミが見た幼きソウゴと飛流
仮面ライダージオウ達とアナザージオウが2019年で戦闘をしている最中、ツクヨミはソウゴと飛流の繋がりを知るために2009年へと向かっていました。
まず向かったのは、以前調べたバス事故から数日後の病院。
そこでは、当時8歳のソウゴと叔父である順一郎が病院の廊下を歩いていました。
ソウゴはこの時からすでに「オーマの日」の夢を見ており、自分が王様にならなければならないことを順一郎に話していました。
しかしまだ幼いソウゴは、バス事故によって両親がなくなってしまったことにひどく落ち込んでいます。
順一郎はそんなソウゴを見て、一緒にクジゴジ堂に住もうとソウゴに提案。
その提案に喜んだソウゴは、順一郎と一緒にその場を後にしました。
順一郎のやさしさ、再び始まるソウゴの新たな暮らし。
不幸中の幸いと言いましょうか、一見すれば心がほっとする場面ですね。
ただ、その場面を怒りと憎しみに満ちた表情で見つめている人物がしました。
それこそが当時8歳だった加古川 飛流です。
飛流もバス事故によって両親を失ってしまったのですが、その病院内でソウゴのように誰かが迎えに来ることがありませんでした。
看護婦さんによって病室のベッドに戻されるも、
「あいつのせいだ!!」
と怒りの叫びを露わにしていました。
やはり飛流は、バス事故の日にソウゴと何らかの出来事に巻き込まれていた可能性が出てきました。
しかし現時点では詳細が分からないツクヨミは、事の発端であるバス事故当日へと向かうのでした。
タイムジャッカースウォルツの目論み
前回の第25話で、アナザージオウの登場によりひどく驚いていたウールとオーラ。
どうやらウールは、新たな王を擁立しようとしているのにジオウの力を得た飛流が新たなオーマジオウになってしまうと危機感を持っていたようなんです。
前回よりも落ち着きを取り戻したオーラでさえその事実は認識しているでしょう。
しかしウールは、それとは別の不安点があるようです。
それはタイムジャッカースウォルツの行動。
今までも本来の時間軸の異なる未来のアナザーライドウォッチを作り上げたりといった、ウールやオーラと違った方法をとっていたスウォルツ。
二人ですら予知できない行動ばかりを繰り返すスウォルツの行動に、ウールは嫌な予感を巡らせていたのです。
実際、ツクヨミがタイムマジーンを使って過去に向かったのを目撃すると、
「ツクヨミが、あの日に向かったか・・・」
と今からツクヨミが向かう場所をすでに知っているかのような発言をしていたのです。
あの日、つまりソウゴと飛流が巻き込まれたバス事故の日のことを言っているのでしょうか?
スウォルツの謎すぎる行動。
しかし、オーマジオウが生まれてしまうというリスクをとまでアナザージオウを生み出したことや、ツクヨミの動向をしっているというという事から、
スウォルツにはまだ誰も知らない目論みがあるんだと思います。
ウールは、スウォルツが言っていた”あの日”を知るためにゲイツに接触。
勧善懲悪なゲイツがウールの問いに答えることは勿論ありませんでしたが、ウールが敵である自分にわざわざ聞いてくることに疑問を抱き、自分もバス事故のあった2009年に向かうことになったのです。
飛流がソウゴを狙う理由
物語序盤でアナザージオウとの戦いを終えたソウゴは、黒ウォズと共に飛流についての話し合いをしていました。
相変わらず飛流のことをあまり覚えていないソウゴだが、全く身に覚えがないわけではなくどこかで会ったことがあると説明。
それが恐らくバスの中でなんでしょうが、そう考えるとソウゴと飛流はかつて友達だったというわけではなさそうですね。
その後、ソウゴに対して執着していること、ソウゴを倒すためにアナザーライダーの力を集めていることを黒ウォズが説明。
するとソウゴは、前回力を取り損ねた早瀬(アナザーウィザード)から再び力を奪いに来ることを察して駆け足で早瀬のいる場所へと向かい、黒ウォズも独自で飛流について調べることになりました。
ソウゴは早瀬の捜索を開始し、かつて早瀬がアナザーウィザードとなったマジックハウスに向かうとそこでは既に飛流が早瀬からアナザーウィザードの力を抜き取っていました。
助けると約束したのに助けられなかったことを早瀬に謝罪すると、ソウゴは飛流にどうして自分を倒そうとするのかを聞きだします。
すると飛流は、自分の家族の命が奪われたのはソウゴのせいだと言い出したのです。
飛流はバス事故のあった日、バスの中では”白い服を着た女”が幼いソウゴの名を叫びながら銃の引き金を引いたというのです。
ソウゴが未来魔王にになることを危険視した未来人が過去に遡ってソウゴを倒そうとしたのだと、それに巻き込まれて両親の命が奪われたのだと、飛流は怒りを露わにしながら話していました。
ソウゴのせいというよりはその女のせいだと思いますが、その未来人が誰かわからない以上怒りの矛先はソウゴに向けるしかないですよね。
恐らくスウォルツにいろいろ言われたんだろうなー。
で、実はその話の最中に当時の映像も現れていましたんですがその白い服の女・・・
どう見てもツクヨミ!!
持っていた銃も「ファイズフォンX」ですし、声も完全にツクヨミでした。
てことは、バス事故を引き起こした張本人はツクヨミってことになるんでしょうか?
しかしこの時点では顔が明らかにされておらず、断定はできませんでした。
飛流はその話をしたことで怒りが滾ったのか、先にアナザージオウに変身してソウゴに襲い掛かります。
ソウゴも仮面ライダージオウⅡへと変身し、再び二人の戦いが始まるのでした。
ゲイツが目にした現実
仮面ライダージオウⅡとアナザージオウの戦いが再び始まろうとしている時、ゲイツはウールの心情に感化されてツクヨミが向かった2009年へと向かっていました。
そこでゲイツが目にしたのは、道路を大きく蛇行する観光バス。
明らかにおかしな移動をするバスを見て、すぐさまあれが調べて出てきたバス事故のバスだと判断します。
バスの中ではいったい何が起きているのかタイムマジーンのスキャンモードで中を透視すると、そこに映った映像にゲイツは衝撃します。
その映像に映し出されたものは・・・
ツクヨミがソウゴの名を叫びながらファイズフォンXを発砲していた映像
バスは火を纏いトンネルの中へと入り爆発。
あまりにも衝撃的なものを見てしまったゲイツは、力を落とし俯いてしまいました。
このときゲイツはどんなことを考えていたのでしょう。
自分がゲイツリバイブになれなかったから、ソウゴを倒す覚悟がなかったからツクヨミにこんなことをさせてしまった
自分のせいで・・・ジオウとは言え小さな子供の命を奪わせざる得ないまでに追い詰めてしまった
その時のゲイツの心情について詳しく触れなったために詳細は分かりませんが、私がもしゲイツの立場だったらこんな風に思うだろうなと思います。
しかし皆さん、実はちょっとこのツクヨミの発砲映像とても不自然に見えるんです。
ツクヨミが発砲するときソウゴは割とツクヨミがいる側に座っていたのですが、その銃口は下ではなく前に向けられていたんです。
本当にソウゴに向かって発砲するなら、銃口はもっと下に向けられるはず。
なのに銃口が前ということは、ツクヨミが発砲した相手はソウゴではなく別のだれか?
ということなのでしょうか・・・。
イルサルバトーレ!ゲイツリバイブ誕生!
仮面ライダージオウⅡとアナザージオウの戦いが激化している中、ゲイツが生身でアナザージオウを殴り込み戦場へと乱入します。
「ジオウを倒すのはお前じゃあない、俺の使命だ。」
今までとは全く違う面構えを見せるゲイツは、そのままゲイツライドウォッチを起動。
そして左手に持つゲイツリバイブのウォッチがゲイツの確かな覚悟を感じたのか、遂にその姿を現した。
起動したゲイツリバイブライドウォッチを装填し、
「変…身…」
照井 竜ばりの溜めを使っての変身を発言。
『リ・バ・イ・ブ!豪烈!』
のサウンドと共に、仮面ライダーゲイツリバイブ豪烈が登場!
見た目から感じるパワフルさと、ゲイツリバイブライドウォッチのモチーフである砂時計デザインも盛り込まれていてかなりいい感じ!
「祝え!巨悪を駆逐し、新たな未来へ我らを導く!il Salvatore(イルサルバトーレ)!その名も仮面ライダーゲイツリバイブ!真の救世主がこの地に降り立った瞬間である!」
白ウォズによる祝福の儀が行われ、お前もやるのかというソウゴのつぶやきツッコミと共に場は大盛り上がり。
ちなみにサルバトーレとはイタリア語で「救い主」という意味があり、イエス・キリストを意味するときのみに「il(イル)」という冠詩を使うんだそうです。
ジオウは”しろしめす”、ゲイツは”イルサルバトーレ”、それぞれに崇めかたが違うのがまたいいですよね!
力もすさまじく、アナザージオウの一撃に一切動じずに痛烈な一撃を行い、さらには専用アイテム「ジカンジャックロー」の一撃だけでアナザージオウを彼方まで吹っ飛ばしてしまいます。
スォルツによってアナザージオウを見失ってしまうも、ゲイツリバイブはすぐさま標的をジオウⅡへと移行します。
なぜゲイツが自分を狙うのかは分からないけど、ゲイツの確かな覚悟と揺るがない意思を感じ取ったソウゴはゲイツの挑戦を承諾し戦いを始めます。
圧倒的な力を持ちながらも、未来を見ることができるジオウⅡにどのようにして対処していくのか?
劇中でも未来を先読みされてしまっていましたが、ゲイツはとてつもないゴリ押しで攻略を見出します。
ジオウⅡが未来を予知して突っ込むと、ゲイツリバイブが目にもとまらぬ速さでソウゴの背後に移動し攻撃を浴びせたのです!
その時のゲイツリバイブの姿は先ほどのパワフルなボディが翼として展開して、オレンジからブルーに色が変わっています!
これこそがゲイツリバイブのもう1つの姿・・・ゲイツリバイブ疾風!
「お前が未来を予知しても、俺はその先へ行く」
ゲイツリバイブライドウォッチの砂時計を反転させることでフォームチェンジし、疾風の名にふさわしい目にもとまらぬ速さでジオウⅡ未来予知を無理やり捻じ曲げたのです!
未来予知の攻略は、さらに早く移動する・・・覚えておくと今後に活かせそうですね!w
この2つの力を使い分けることで、ジオウⅡを翻弄!
オーマの日にゲイツリバイブがジオウを倒すのもうなずける強さと言ってよいでしょう。
再び現れし「門矢 士」
仮面ライダージオウⅡと仮面ライダーゲイツリバイブによる激戦が繰り広げられていますが、それと同時に黒ウォズは事故のあったバスを管理していた会社に侵入していました。
会社の社員を全員眠らせるという荒技で侵入していますが、侵入した目的は事故当時の乗客などの情報が載っている帳簿。
このリストを見ることでソウゴと飛流に繋がりがあることを確認したかったそうです。
そういえばソウゴと飛流がバス事故で繋がってるを知ってるのは白ウォズ側だけでしたから、黒ウォズ側にとっては有力な情報です。
が、その帳簿の上にとんでもない名前が載っていたんです!
「門矢 士」
2009年だから何かしらで関わってくるんじゃないかと思ってはいましたが、まさかここでこの名前を見ることになるとはw
映像では見切れていましたが名前の上に「運転手」らしき言葉が書いてあったので、当時のバスの運転手は士がやっていたってことです!
あんな危険な蛇行運転をしていたのが士と考えると、お前何やってんだよと突っ込まずにはいられませんw
これもスウォルツによる策略の一環なんでしょうか?
こればっかりは、来週を待つしかなさそうです。
終わりと次回予告
今回は、仮面ライダージオウ第26話のネタバレ&感想を書いていきました。
アナザージオウ変身者飛流がソウゴを狙う理由やその過去が明らかになりましたし、何よりその事故にツクヨミが関わっていたってのが衝撃です。
現時点でツクヨミが事故を引き起こしたってなってますが、私はツクヨミが何かしらの理由でソウゴを守るために発砲したと思っています!
ゲイツの心情について詳しい説明をせず、ゲイツリバイブライドウォッチを起動させたのも視聴者それぞれに解釈させる感じがして面白かったです。
そしてゲイツリバイブ強い!
2つのフォームにチェンジするギミックや、未来予知を超高速で捻じ曲げるというゴリ押しも私は好きでした!
そして最後に現れた「門矢 士」というパワーワード。
この文字を見るだけでワクワクが増幅するんですから、非常に来週が楽しみです。
来週の第27話は、何と黒ウォズが仮面ライダーウォズに変身!?
もはや黒ウォズでさえ自らが持つ本の通りにではなく、新たな歴史をあゆもうというのか!
そしてスウォルツが今までとは違った黒い衣服を纏っている。
っていうかこれ、ソウゴのオーマの日ので「王様にならないといけない」って催促して男の格好に似てない?
もしあれがスウォルツなら、もうスウォルツが何がしたいのかわからないw
スウォルツはソウゴを王にして、そして新たな王を擁立しようとして・・・何がしたいんだ!!
士も本当に運転手の格好してるし・・・バスの中その場に相応しくない人に溢れすぎww
どんどん謎が深まっていく仮面ライダージオウ、来週は特に深く触れそうです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。