こんにちは、机上大使です。
今回はプレミアムバンダイから発売されたS.H.Figuarts、
S.H.Figuarts仮面ライダーマッドローグを紹介します!!
仮面ライダービルドにて登場した、内海成彰が変身したコウモリと発動機をモチーフにした仮面ライダー!
エボルトに忠誠を誓うために、難波会長の形見である杖をへし折って地球を救ったとネットでも話題になりましたw
でも本当は難波会長の仇をとるためにエボルドライバーを入手することが目的だったことが判明し、またエボルトとの戦闘では一時期はエボルトを凌ぐほどの強さを見せつけました!
「サイボーグ内海」とあだ名を付けられていましたが、本当にサイボーグだったという事実には驚愕しましたね。
そんなマッドな仮面ライダーのS.H.Figuartsが登場です!
以前に発売されたS.H.Figuartsナイトローグをベースに作られているため、共通している部分が多く見られています。
またS.H.Figuartsビルドシリーズ初のエボルドライバーが使われているので、ナイトローグとの比較やエボルドライバーのできばえなんかを見ていきましょう!
概要
では、S.H.Figuarts仮面ライダーマッドローグを外箱から順に見ていきましょう!
■外箱
マッドローグの複眼色である紫とボディの大半を占める白が目立ちますね。
左上の成分表には変身に使用するフルボトル、バッドの「B」とエンジンの「E」が記載されております。
■フィギュア本体
こちらがフィギュア本体です!
全体的に白が使われていますが所々に禍々しい暗めの紫が使われています。
胸部や腹筋はシルバーメタリックになっています。
スーツカラーは非常にシンプルですが、だからこそ腰に巻いてあるエボルドライバーがめちゃくちゃ目立ちます。
白衣の裏に隠れた狂気を見事に演出していて、まさにマッドサイエンティストを体現したスーツと言っていいでしょう。
では、各部分を詳しく見ていきましょう。
・頭部
仮面ライダーには珍しく複眼仕様でない目ですが、S.H.Figuarts仮面ライダーマッドローグでは塗装で表現しています。
コウモリをモチーフにした角が目立ちますが、ここはナイトローグと同じように見えます。
後ろ側の造型なんかもナイトローグやブラッドスタークと同じです。
むしろ電線のような塗装がなくなって非常にシンプルになっています。
・胴体
胴体は無機質なメタリック塗装がぜいたくに使われております。
特に胸部にはエンジンのようなデザインになっていて、機械的な部分を見せています。
首周りや肩パーツにある配管もナイトローグと同じ造型ですが、白い素材や塗装によって配管らしさが薄まっています。
・エボルドライバー&フルボトル
今回のS.H.Figuarts仮面ライダーマッドローグが最初となったエボルドライバー!!
朱色の本体に宇宙チックな装飾が施されています。
ボトル装填部分の下のカラーの再現率がとにかく高いです!
レバー部分には小さくビルドのライダーズクレストが施されています。
こんなデザインだったのは初めて知りましたが、ここまで再現してくれるのは素晴らしいです!
ベルトも金塗装となっていて、留め具も朱色になっております。
変身に使用する「バットフルボトル」と「エンジンフルボトル」も小さいながらかなりの高クオリティ。
成分のレリーフのみに塗装が施されているのもしっかり再現しています。
・下半身
下半身はナイトローグやブラッドスタークと同じ形のひざあてと脛の装飾が施されています。
白をベースに紫のラインが入っていたりなど、徹底したマッドサイエンティストカラーです。
ただ残念ながら、足裏のモールドは施されていませんでした。
まあ劇中で見ることはあまりなかったので、仕方ないのかもしれません。
■付属パーツ
お次に付属パーツを見ていきましょう。
・手首パーツ
手首パーツは左右で3種類。
爪を立てるようなパーツがあったりと、怖さを演出する手首パーツが入っていました。
・ネビュラスチームガン
メインアイテムの1つネビュラスチームガンが付属されていましたが、ビルドシリーズを持っている方にとってはこれで3つ目のネビュラスチームガンですw
S.H.Figuarts仮面ライダーローグとS.H.Figuartsヘルブロスに付属されているものと同じくモールドや塗装の色分けがしっかり行われていました。
・スチームブレード
スチームブレードも付属していました。
これでスチームブレードは5本目!w
ずいぶんいっぱい集まったなとちょっと驚いていますw
安定の塗装クオリティで心底安心です。
もちろんネビュラスチームガンと合体してライフルモードにすることが可能です。
バルブ部分と、スコープ前のレバーは動かすことができます。
■S.H.Figuartsナイトローグとの比較
せっかくなので、マッドローグのベースとなっているS.H.Figuartsナイトローグと比較してみましょう!
・全体
まずは全体を見てみましょう。
特徴的な配管以外にも共通する部分が結構多いのに、印象が全然違って見えるのが面白いですね。
・上半身
特徴的な胸部の造型以外は色が違うだけでほとんど同じです。
ナイトローグにあった電線のような部分の塗装がなくなっています。
メタリック塗装はナイトローグのほうが多めです。
後ろは塗装の差に明確な差があります。
ナイトローグのほうは配管やネジ部分にメタリック塗装が施されていてメカメカしいですが、マッドローグはほぼ真っ白です。
・下半身
下半身は全く同じです。
ただマッドローグには、ひざ裏のベルトなどの細かな部分にも塗装が施されています。
モチーフが同じだけあって形のほとんどが同じでしたが、細かな部分で違いを見せていて全然違う雰囲気を互いに見せていました。
ナイトローグはこれで一般販売でしたから、今思うと買ってよかったなと思えます!
可動域
フィギュアや付属パーツの概要を紹介したので、次はフィギュアの可動域を見ていきましょう!
■頭部
上にはこれくらい向けて、
下にはこれくらい向くことができます。
横に向く際は首周りの襟に顎がつかるため画像くらいまで動かせます。
顎を上げればもう少し向けます。
■腕
腕は肩からぐるっと一回転できます。
胸部の配管パーツと腕が干渉しないようになっています。
横にはこれくらい広げることが可能です。
ただ肩パーツの位置によっては配管部分がぶつかることがあります。
肩と腕の間、肘、手首にて可動することができますが、手首パーツのジョイント穴が深い為かほかのフィギュアと比べると動かしにくいです。
おそらく個体差だと思いますがw
・胴体
胴体の可動ですが、S.H.Figuartsマッドローグは反るのに適していません。
反らせようとしても画像以上反ることはありませんでしたw
前に倒すのは問題なくできます。
・下半身
最後に下半身です。
横にはこれくらい広げることができ、
前後は横より大きく広げることができます。
またS.H.Figuarts仮面ライダーマッドローグは、足の付け根が画像のように伸ばすことができます。
微調整などに使えそうです。
腰と足の間、ひざ、足首、つま先が稼働します。
ただ足首の可動にちょっと癖がありまして、横に動かす際は内側にしか曲げることができない造型になっているんです。
そのため片足で立たせる際に足に首の自由が制限されてしまうので、ちょっとコツが必要になります。
以上でS.H.Figuarts仮面ライダーマッドローグについての説明を終わります。
次は様々なアクションをとっていきましょう!!
仮面ライダーマッドローグ ポーズ
では、S.H.Figuarts仮面ライダーマッドローグを使って様々なポーズをとっていきましょう!
『コウモリ!ハツドウキ!エボルマッチ!』
『Are You Ready?』
「変身!!!」
『バットエンジン!フハハハハ!』
エボルトボイスによる変身音で仮面ライダーマッドローグに変身!
眼鏡を引き上げる動作が特徴的ですね。
「さあ存分に暴れろ!仮面ライダーマッドローグ!!」
「フハハハハ!アハハハハハハ!!!」
正気を失った内海は、エボルトの手により驚異のマッドサイエンティストライダーへと変貌してしまう。
これまで冷静沈着を貫いていた内海とは思えない、感情任せで快楽的な攻撃方法が視聴者に恐怖を与えていましたね。
実際にこんな狂ったやつに襲われたらたまらないですよねww
重心バランスにコツがいりますが、片足立ちでのキックもこの通りです!
東都のファウストでは上司だった氷室 幻徳とのその後のやり取りも印象的でしたね!
「内海!分からないのか!?戦えば戦うほど世界の為にならないんだぞ!!」
「黙れ!私は間違ってなんかない!!」
幻徳を戦闘不能にし、命までも奪おうとしていました。
「内海がああなったのは俺の責任だ!償っても償いきれない!」
と過去の後悔と部下だった内海への責任を叫ぶシーンは本来の幻徳の優しさを見ることができましたね。
「ヒーローなんていないんだよおぉぉぉぉぉぉ!!!」
エボルトの力を増幅した仮面ライダーグレートクローズの力を持ってしても圧倒的な力を持つエボルドライバーには成す術がありません。
…がこの圧倒的な力を手にすることこそ内海の本当の目的だったのです!
「エボルトを倒すためにはエボルドライバーが必要だった。だからエボルトの軍門に下ったんです。」
「内海…相当マッドだよ…。」
「難波チルドレンですから。あなたはこの国の為に、私は難波重工の為に。」
「…ああ!」
互いの利のためとはいえ、2人のローグが手を組んだ瞬間です!
その後はエボルトとの戦闘が行われましたが、マッドローグは収集したデータでエボルトを完全把握。
フェーズ1…フェーズ2…フェーズ3と力を上げていきエボルトを圧倒していきます!
「難波会長の仇ぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
とエボルトに渾身の一撃をくらわせれることができると誰もが思ったその時、内海の身体から突然火花が散り隙が生まれエボルトに吹き飛ばされてしまう。
「あ~そうだったな~。お前はサイボーグだったな~」
とエボルトの口から内海が本当にサイボーグだったことが発覚。
あれはほんとに驚きましたね…。
満身創痍の幻徳と機能停止の内海という絶体絶命の状況、エボルトが幻徳たちにとどめを刺そうと刃を振り下ろす!
しかしその刃が貫いたのは幻徳ではなく内海だった!
動けなかったはずの内海がなぜ幻徳を庇ったのか?
それは明らかにはなりませんでしたが、内海の人間的部分は無機質な機械の中にもちゃんと宿っていたというのは証明されたでしょう・・・。
終わりに
今回は、S.H.Figuarts仮面ライダーマッドローグを紹介しました!
狂いに狂ったキャラクターで話題になった仮面ライダーというわけで注目されていただけに楽しみしてましたが、フィギュアのベースがS.H.Figuartsナイトローグとほぼ同じなので遊びやすかったです!
マッドサイエンティストなカラーも再現していますし、無機質さを演出する胸部のメタリック塗装は重厚感がありました。
初登場となったエボルドライバーの再現度もかなり高く、このクオリティのベルトで出せるならエボルのS.H.Figuarts化も近いかもと勝手に思っておりますw
エボルより先のにS.H.Figuarts化したマッドローグですが、私はめっちゃ満足なフィギュアでした!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。