こんにちは、机上大使です。
今回はプレミアムバンダイから発売された、私の大好きな仮面ライダーに登場する真のラスボスのフィギュア…
S.H.Figuartsゲムデウスクロノスをレビュー!
仮面ライダーエグゼイドに登場した、ゲムデウスバグスターを体内に取り込んだ檀 政宗が変貌した姿。
仮面ライダークロニクルを終わらせないために自らをバグスターに変えてしまうという黎斗に負けない狂気を見せつけたのが記憶に新しいですね。
クロノスのスーツにゲムデウスバグスターの禍々しさをプラス。
ブラックとゴーなどの禍々しいカラーで、血走ったような複眼と形状変化したローブはまさに“ラスボス”と呼ばれるに相応しい姿です。
そうしたゲムデウスクロノスがS.H.Figuartsとして発売!
フィギュアは以前レビューしたS.H.Figuarts仮面ライダークロノス クロニクルゲーマーのリレコアイテムで、カラーやローブなどの造形が変わっています。
そして前回のクロノスでも気になっていたカチカチの硬質ローブはどのようになっているのか?
それも踏まえてレビューしていきましょう!
概要
■パッケージ
パッケージはこれまでのS.H.Figuartsエグゼイドシリーズ同様、黒背景にバグデザインが施されています。
側面はゲムデウスクロノス寄りのゴールドカラーです。
■フィギュア本体
こちらがフィギュア本体!
圧を感じる禍々しい色合いを完全再現しており、象徴ともいえるローブの派手さと再現度は見事なものです。
・頭部
エグゼイドに王冠を取り付けたような特徴的な頭部が、ゲムデウスカラーであるゴールドに。
髪の毛部分はウィルスに侵されたのを象徴するかのようなグレーと血のようなレッドに。
血走ったような複眼は、狂気を感じます。
・胴体
クロノスの時点で帝王のような雰囲気を醸し出していた胴体は、ゲムデウスカラーになったことでさらに威圧感が増強。
胸部には毒々しいデザインが施されております。
・バグルドライバーⅡ
バグルドライバーⅡはS.H.Figuarts仮面ライダークロノスと同じ物です。
勿論取り外しも可能です。
・ローブ
クロノスの特徴ともいえるローブは、カラーもそうですが造形も変わっています。
敢えて傷みを加えたローブにしたことで幾多の戦いを潜り抜けた猛者のような印象を与え、プラスゴールドカラーによって偉大感を演出しています。
裏地は暗めの藍色です。
・下半身
緑の墨入れが赤に変わり、足のカラーは水色に。
足裏もしっかり施されています。
■付属品
お次は付属パーツを見ていきましょう。
・手 交換用パーツ
手の交換パーツは3種類です。
・デウスクラッシャー
ゲムデウスクロノス誕生と共に持ち合わせた宝剣「デウスクラッシャー」。
ゲムデウスクロノスを武器にしたようなデザインで、ゴールド、ブラック、シルバーの3色で構成されています。
生き物のような不気味なデザインが特徴的ですね。
・デウスランパート
同じく登場した宝盾「デウスランパード」
こちらも生き物のようなデザインで、防ぐだけでなく攻撃もできるような爪パーツがあるのが特徴的。
奥行きがあるように作られていて、個人的にかなり気に入っています。
・ガシャコンバグヴァイザーⅡ
今回嬉しいのは、ガシャコンバグヴァイザーⅡのクロノス用のものが入っていたことです。
以前のS.H.Figuartsクロノスでは不器用のものが付属しておらず、S.H.Figuartsポッピーの物やS.H.Figuartsゲンム レベル0のはガシャットが差し込まれていないため劇中完全再現ができずにいました。
今回はクロノスのガシャットもデザインも入っているので、S.H.Figuartsクロノスにも使えそうです。
もちろんこれまでのガシャコンバグバイザーⅡ同様にパーツを付け替えてガンモードへの変形が可能です。
S.H.Figuarts仮面ライダークロノス クロニクルゲーマー 比較
では依然レビューしたS.H.Figuarts仮面ライダークロノス クロニクルゲーマーと具体的にどこがどう変わったのか見ていきましょう!
全体的に見てみると、ほとんどカラーが変わっただけでだいぶ印象が変わりますね…。
黒と緑がベースだったクロノスからうって変わて、かなりいろんな色がゲムデウスクロノスは塗り替えられてます。
クロノスの時の色の名残はアンダースーツくらいw
確かにどっちがラスボスかと言われたら、ゲムデウスと言ってしまう…。
色の変色もそうですが、ローブは形状だけでなく丈も変わっていました。
ゲムデウスクロノス側の丈がかなり長くなっています。
カラーとちょっとのデザイン変更だと思っていましたが、見比べてみると結構変わってる部分があって面白かったです。
可動域
それではS.H.Figuartsゲムデウスクロノスの可動域を見ていきましょう。
S.H.Figuartsクロノスで話題にもなった足回りもチェックしていきます。
■頭部 可動域
頭部の可動は上下横問題なく動かせます。
襟に顎が干渉しますが、ポーズをとるうえで問題になることは無いでしょう。
■腕 可動域
腕もこれまでのフィギュア同様に自由に動かせます。
ただ腕を横に広げる際肩パーツの突起が頭部に当たって不格好になるため、そこには配慮が必要です。
■胴体 可動域
腹周りに余分なパーツが無いので、胴体の可動も問題なし。
■下半身可動域
さて問題のローブの可動域なのですが、やはり前回のクロノス同様ローブの可動域は広くありませんでした。
そのため真横に広げたり、足を後ろに広げるのは難しいです。
クロノスが行う「クリティカルクルセイド」の再現もかなり工夫が必要になるでしょう。
ただあくまで個人的な感想ですが、前のクロノスよりは足を動かし安くなってると思います。
足を広げて腰を低くする体制もなれればそこまで難しくありません。
足自体はこれまでのS.H.Figuartsエグゼイドシリーズ同様に可動できます。
S.H.Figuartsゲムデウスクロノス 撮影
それではS.H.Figuartsゲムデウスクロノスを使って色々ポーズをとっていきましょう!
まずはS.H.Figuarts仮面ライダークロノスも使って変身再現!
自らにゲムデウスウイルスを注入し…
「うああああああ!!!」
ウイルスの浸食によって激痛が迸る。
そして…
「檀正宗は、人としての命を終えた。
クロノスとゲムデウス両方の力を手に入れたこの私こそが…仮面ライダークロニクルの運営にして…
真の……ラスボス!」
ゲンムコーポレーションの名を世界に轟かせるため、仮面ライダークロニクルを終わらせないため…自らをバススターにしてまで存続させる狂人の域に達した野望!
「変身!」
『バグルアップ! 今こそ時は極まれり!』
「クロノスとゲムデウスが混ざってる…」
ラスボスのゲムデウスと本来ラスボスを倒すために存在するクロノスの合体…ゲームバランスを完全に崩壊させる真のラスボスの降誕。
デウスクラッシャー&デウスランパードによってそのラスボスっぷりに拍車がかかる!
劇中では圧倒的な破壊力でドクターライダーを圧倒。
デウスランパードから雷撃を放って攻撃もしていました。
武器を持っていなくても十二分に魅力を放ちます!
やはり造形のかっこよさと再現度はクロノス譲りです。
がんばってなんとか「クリティカルクルセイド」も再現!
ローブをたなびくことができればもっとかっこよかったw
ゲムデウスクロノス時には使わなかった「ガシャコンバグヴァイザーⅡ」
有りではありますが、やはりゲムデウスクロノスはデウスクラッシャー&デウスランパードですねw
最後は、エグゼイドしリースのフィギュアを使って撮影!
S.H.Figuarts仮面ライダーブレイブ レガシーゲーマー レベル100
S.H.Figuarts仮面ライダースナイプ シミュレーションゲーマー レベル50
2つを使って撮影!
手練れのスナイプとレベル100のブレイブ2人がかりで挑んでも…
「紅蓮爆龍剣!」
全バグスターの能力を使えるゲムデウスの力を使役し、全く歯が立たなかった。
第43話では、大我がまさかのクロノスに変身しクロノスVSゲムデウスクロノスの戦いが!
1人では敵うことがありませんでしたが、大我の覚悟を見せつけられた素晴らしい回でした!
そんな激闘がS.H.Figuartsゲムデウスクロノスが来たことによって可能となったのです!
終わりに
今回は、S.H.Figuartsゲムデウスクロノスをレビューしました!
フォルムの再現度が極めて戦ったS.H.Figuarts仮面ライダークロノスをゲムデウスカラーにした商品でしたが、ローブや複眼といった造形の変更点まで細かく作りこまれておりました。
付属品も豪華で、特にデウスクラッシャーとデウスランパードの出来は相当の物でした!
可動に関してはやはりローブによる下半身の可動の制限が痛いところではあります。
ただ全く動かせずポーズがとれないわけではないので、動かせる範囲でいかにかっこよくできるかと思考を巡らせる楽しさもあります。
ちゃんとキックもできますしね!
個人としては、不満点も無く楽しく遊べる満足できるフィギュアだと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。