こんにちは、机上大使です。
仮面ライダーゼロワンの話数も20番台に突入…第1話から随分話が進みましたね。
前回の第19話では新屋敷による悪質な嫌がらせでスマイルが暴走し、サウザーに撃破されてしまいました。
それによって売り上げ差ができてしまって落胆する飛電サイド。
そんな中で超大金持ちのお客さんが家を買いたいとスマイルと新屋敷同時に依頼。
その予算は何と…5億円!?
このお客を勝ち取れば飛電は大逆転となるのですが、スマイルは予想外の物件を提示する!
さらに謎のフードについての描写もこれまで以上に多くかつ不穏に描かれており、謎と憶測がたくさんよぎります。
それぞれで動きが活発していく第20話、早速書いていきましょう!
尚、最後の項目には諫というキャラクターを掘り下げる為に映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」のネタバレに触れますのでご注意ください
■前回の第19話ネタバレ&感想記事
■目次
利益よりもお客様の笑顔を
超大金持ちの資産家である大城から突如依頼された物件探し。
妻に先立たれたことで今のマンションを立ち退き、子供3人の家族が集まれる広くて大きな家が欲しいとのことでした。
新屋敷は早速持ち前のリサーチ力で予算を最大限使った広い豪邸を大城に勧める。
約4億6千万という高額な物件で、一気に勝負を決めようという魂胆でした。
その一方、大城の依頼を成し遂げれば一発逆転ができる飛電サイドはチャンスを逃すまいと復旧したスマイルを全力で応援する!
そんなスマイルがビッグデータから導き出した物件が…
森が生い茂った場所にある別荘のような木造建築、アットホームで居心地の良さを感じさせる物件でした。
とてもいい物件!…ではあるのですが、問題はその値段。
お値段はなんと…2900万!?
予算の5億とは程遠い値段だったのです。
おまけによく見ると、大城の求めた物件には見えませんでした。
売り上げを伸ばす必要があるこの勝負、特に劣勢に立たされている飛電にとってこの物件は正直勝ち目がない。
或人もイズも売り上げの為にもっと高額な物件を紹介するようにとスマイルに申し出ていました。
しかしスマイルは、不思議そうな顔でこう言いました。
「なぜ、売り上げを意識しなければいけないのですか?私はお客様に笑顔になってほしいんです!」
なんということでしょう…。
機械であるはずのヒューマギアが、効率的に収入を得ようとせずに顧客のニーズを優先的に選んでいるのです。
元々笑顔で接客することをラーニングしていたスマイルですが、その笑顔は上っ面ではなく人間以上に顧客の事を第一に考えていました。
しかし、顧客のニーズを優先した選択したとはいってもスマイルが選択した物件は大城が求めていた“広く大きな家”とは言えません。
なのにスマイルはこの物件にこだわりを持っていました。
そのこだわりの理由は、今の大城の在り方を考えての事でした
大城は妻に先立たれたことから、新しい家には1人で住むことになります。
大城の要望通り広くて大きな家にすれば部屋数も増え、3人の子供の家族全員が来ても余裕で寝泊まりができるでしょう。
ただその家族達が家から出ていけば、大城はだだっ広い部屋に1人という孤独を背負うことになります。
さらに部屋数も多いことから、高齢の大城には管理など色々と気苦労がかかるかもしれない…。
スマイルは、広くて大きな家を持つことによる心理的な負担を考慮していたのです!
そこでスマイルが導いた答えが…“家族の近さ”でした
敢えて少しだけ小さめな家にすることで家族達との距離が自然に近くなる。
それによってコミュニケーションが増えて、家族としての暖かな空気を感じやすくなれる。
自然に包まれ土地も広いため、子供たちが遊ぶ空間も確保することができる。
スマイルがこの物件を選んだのは、独り身になった大城に家族の繋がりをより感じてほしいという気遣いからだったのです
だからこそ値段が安くても、スマイルはこの物件にこだわり続けたのです。
“お客様に笑顔になってほしい!”
ラーニングによって得た笑顔という武器は、自らの営業に使うにはとどまらずお客様の笑顔と喜びを第一にという信念となっていたのです。
人と同じ生活をしないヒューマギアが他人の事を考えることができる。
前回新屋敷が全否定していた部分をスマイルは既に理解し、さらに他人に寄り添うことができるまでに至っていました。
これが彼女が笑顔から得た自我なのでしょう。
暴走というリスクが背後に迫るヒューマギアですが、スマイルのように自らプラスな心理的エネルギーを提供できるようになれば負の連鎖を断ち切ることができるかもしれませんね。
止まらない悪意の連鎖
しかし、そんな善意な気持ちをヒューマギアが持ち合わせることができたとしても人間側に問題があるという場合というのを無視できません。
人間というものは非常に弱く、劣等感を抱くことによって時に誰も思いつきはしない常軌を逸した行動をとることがあります…。
そんな状態をまさに体現したような存在が新屋敷です。
新屋敷は絶対の自信を持ちながらも、ヒューマギアであるスマイルと接戦を強いられることによって焦りを抱いていました。
さらには垓から「負ければ人間の営業職は滅ぶ」などという脅しもあったことからスマイルに嫉妬し、前回見るに堪えない悪意ある嫌がらせを強行しました。
その悪意はこの第20話でも負の連鎖を巻き起こすことになってしまいます。
その犠牲者となってしまったのが、最強匠親方。
スマイルが選択した物件を改修工事するためにやってきた親方に新屋敷は悪意の暴力を振りかざしたのです。
「ヒューマギア如きが人間様の仕事奪ってんじゃねえよ!」
レイドライザーによってより感情が開放的になった新屋敷は、嫉妬と怒りで親方を蹴り続けました。
それによって親方は人間への悪意を感じ取り、アークの無線通信でアークマギア(マンモスタイプ)に変貌してしまったのです。
さらには何故かタイミングよく表れた垓によってマギアを破壊され、物件の改修工事が不可能となってしまいました。
人間の弱さから抱いてしまう悪意をこれでもかと表に出す新屋敷。
レイドライザーの所為とはいえ、抱いている感情は新屋敷の物。
本人はすこぶる気持ちがいいのでしょうが、感情に流されるままに動くその様は何とも滑稽で可哀想に見えてなりません。
彼を反面教師として、我々は可哀想な人間にはならないよう気を付けなければなりませんね。
決め手は“なぜ家を売るのか”の答え
親方を破壊され、さらには物件まで破壊されたことでまたまた危機に瀕していた或人達。
仮に親方を修復してもとても期日までには間に合わないという絶体絶命の危機に…
ところが或人がまさかのアイデアを閃き、家は瞬く間に改修してしまったのです。
或人はなんと、親方を5体に増やしてしまったのですw
それはまるでスーパー戦隊のような並び(色までスーパー戦隊のよう)でしたw
そして後日、大城による選択の日となりました。
新屋敷の4億を軽く超える広い豪邸 VS スマイルの“家族の近さ”を尊重した木造住宅
大城が選んだ物件は…
スマイルの物件でした!
要望通りの広い部屋で駅からも近く、さらには資産的価値も高い物件を選んだ新屋敷の敗北。
自分の物件よりも安く、顧客のニーズに応えていない物件が選ばれたことに非常に納得のいかない新屋敷は当然理由を聞き出すと大城は…
「売り上げよりも、自分や家族、妻の幸せを考えてくれたからだよ」
こう答えるのでした。
実は大城、以前新屋敷との電話にてこんなとを新屋敷に聞いていました。
“何故家を売るのかと”
この問いに新屋敷は疑問に思いましたが、その答えはすんなりと出ました。
「大城様と一緒で、広い家に住むためですよ」
第19話では、新屋敷が狭いアパートで暮らしていた少年時代があることを説明しています。
狭い家で暮らしていたからこそ広い家への憧れが強かった新屋敷は、家売る営業マンとして稼ぎまくりいずれは広い家に住むことを目標としていました。
新屋敷は自分が広い家に住むために家を売っていました
それに対してスマイルが家を売る理由は、お客様の笑顔の為
一見提示した要望にそぐわなく見えても、その裏ではお客が抱えている背景を汲み取り本当に求めているものを導き出す思いやりがありました。
きっと大城は、スマイルにも同じような質問をしたんじゃないかと私は考えています。
スマイルはその問いに対し、着飾ることなく素直に「お客様に笑顔になってもらいたいからです!」と伝えていたに違いありません。
電話越しにはとっても素敵な笑顔を浮かべていたことでしょう。
その紳士な対応が、大城の心を動かし見事勝ち取ることができたのです。
何よりも自分の事を考えてくれたスマイルに対し大城は、ヒューマギアであることも関係なく感謝の一礼を送りました。
機械でも人に寄り添って考えることができることを証明したのです。
忘れていたあの頃
スマイルの物件が選ばれたことに納得のいかない新屋敷は思わず大城の家から飛び出してしまいますが、或人は新屋敷を追いかける。
売り上げも大事だが、何よりもお客の満足を求めることも大事なんだとこの勝負で気づくことができたことを伝えたかったのです。
しかし今の新屋敷にとっては、或人の言葉の全てが火に油。
認められない敗北に激昂した新屋敷はレイドライザーを巻きホエールレイダーに変身してしまいます。
やむを得ずゼロワンシャイニングアサルトホッパーに変身しホエールレイダーを撃破しました。
本当はこんな風に戦わなくても理解できたかもしれないのに…
或人には複雑な気持ちが胸をよぎっていました。
レイダーの感情開放から解き放たれた新屋敷は、なぜか涙を浮かべていました。
その涙の理由は…ヒューマギアの優秀さを心底認めてしまったからです。
新屋敷は売り上げが接戦状態だった時から、内心でヒューマギアの優秀さを痛感していました。
でもそれを決して認めたくなかった。
もしも認めてしまったら、営業職をヒューマギアに奪われてしまうかもしれなかったから。
そうなったら自分の夢を叶えることもできなくなる…そんな可能性を胸に抱き苦しみ続けていたのです。
その弱い部分をフードに感づかれ、利用されてしまった。
そんな新屋敷もレイドライザーから解放されたことで我に返ることができました。
開放された新屋敷は涙を浮かべながらも、その後には吹っ切れたような笑顔を浮かべました。
なぜなら彼は、かつて狭い家での忘れてしまっていた思い出を思い出していたから。
狭いアパートでありながらも、家族でテーブルを囲み一緒にご飯を食べていたあの頃。
裕福とは言えなくても、共に過ごすことで分かち合うことのできる家族の繋がり。
そこには笑顔が溢れ、誰がどう見ても幸せが満ち満ちていました。
狭い家だからこそより一層感じることのできる家族としての幸せを、新屋敷は既に知っていたのです。
広い家に住む夢に固執していたあまりに、すっかり忘れてしまっていた過去。
或人がこの勝負で売り上げと同じくらい大事な顧客の満足度を理解したように、新屋敷もスマイルとの勝負でその価値観を思い出し…
「良い家だったなー!!」
とスマイルを称賛すると勝負ネクタイを投げ捨て一言…
「…完敗だ!」
心から敗北を認めたのでした。
この勝負によって、新屋敷はさらなる営業マンとしてのスキルを上げていくでしょう。
忘れていた思い出とスマイルから学んだお客に寄り添う姿勢で。
そうすればきっと、彼の夢だって叶うことができると思います。
その敗北は大きな自信に
新屋敷自らが敗北を宣言し、事は収束した…かのように思えたのですがここであいつが水を差します。
そう、垓です。
今回の勝負はあくまで売り上げが多い側が勝利するという勝負。
大城というお金持ちの顧客を獲得しても、2週間を通しての総売り上げが結果として反映されます。
もし5億にちかい値段の家が売れれば飛電側の逆転勝利だったのですが、スマイルが打ったのは2900万の家
結果売り上げ数の逆転は叶わず…総合的にはZAIAの勝利となってしまったのです
「利益を上げられない社長なんて、1%も存在価値はない」
第19話でも言ってた言葉でここでも嫌がらせの如く追い打ちします。
でも、今回の或人は前回とは大きく違っていました。
なぜなら或人は、社長として大事なものが売り上げだけでないことを痛感したから!
新屋敷とスマイルとの勝負を通じて或人も悩み続けていました。
でもスマイルから“お客様を笑顔にする”という大事なことを教えてもらい、売り上げだけが全てではないことを痛感しました。
だから或人は、第1話で飛電インテリジェンスの社長になったあの時のようにお客の笑顔を尊重することを選択したのです。
今まで言いよどんでしまっていた或人が明確に反論したのが、或人の中で社長としての在り方を見つけた証拠。
敗北を繰り返しても、或人にはヒューマギアの自信と己の在り方を得ていってます。
それは或人にとって、これから歩んでいく人生への大きな自信になっていくことでしょう。
しかし垓はそれを全面的に否定します。
「笑顔?そんなものに価値がありますか?」
こんなことを言ってしまうんですね。
この言葉を聞いたことによって、垓がZAIAスペックをなぜ作ったのかが分かった気がします。
彼にとって顧客の満足なんてどうでもよくて、飛電より売れればそれでいいんです
どうやったらお客が喜ぶかなんて考えておらず、全てにおいて飛電より上であることを望み続けているのです。
勿論売り上げが優先なのは当たり前なのですが、それだけでいいとは私は思えないんですよね。
お客のことを考えていないZAIAが仮に本当に有益な会社だとしても、なんか手を出したくないと思ったのが本音です。
笑顔というものの価値を45歳になっても理解できないというのもちょっと怖くて…w
そういう意味では、垓は飛電に囚われた悲しい人間に見えてなりません。
垓がここまでひん曲がった人間なのはなんでなんでしょうね?
元からなのか?是之助との交流の最中なのか?
最後には、笑顔というものの価値を少しでも理解してほしいです。
フードの正体は諫?
最後に今回の5番勝負の裏で密かに動きがあった諫によるフードの捜査について私個人の憶測を描いていきたいと思います。
今回諫はとうとうフードと対面を果たすのですが、その描写がものすごく違和感に満ちていたのです。
逃走するフードを追いかけ廃工場に辿り着くと、そこに付いた途端ホラーチックな映像でフードが幽霊のように出ては消えてというのを繰り返していたのです。
更には諫が頭痛に苛まれ苦しみ、最後は奥の倉庫へと進んだフードを追いかけた後に…発砲音とばたりと倒れる音が廃工場に響きました。
第20話ではそこまで見せて諫とフードとのシーンが終わってしまいます。
かなり不穏さを残したシーンでしたが、このシーンによって私も以前から囁かれている考察を信じてみようと思いました。
それは…フードの正体は諫説
これはフード男について滅から聞き出そうとした際に滅が発言した、
「お前の背後にいるかもな…」
という言葉からSNSで「フードの正体は諫なのでは」という説が流れていました。
私はその説は違うんじゃないかと当初は思いながらその説を眺めていましたが、今回のシーンではそう思ってもいいんじゃないかという映像の数々があったのです。
一番それを感じ取ったのが、先ほども触れたフードが幽霊のように出ては消えたりする映像。
当初は全く新しいキャラクターを諫が滅から聞き出し正体を突き止める展開になるのだろうと思っていたのですが、あんなふうに目の前に現れたと思ったら幽霊のようにビュンビュン出ては消えてを繰り返すんです。
仮にフードの正体がヒューマギアだとしてもあの動きをするのはいくら何でも現実的ではありません。
となると浮かび上がる疑問は、諫の前に現れているフードは何なのかといことなのですが、それについて私はこう考えています。
諫の前に現れたフードは…もう1人の自分の幻覚
こう考えれば、フードの非現実的な動きや頭痛に苛まれる諫の行動に納得がいくのではないでしょうか?
それに現時点ではフードの存在を諫しか認識していないという点も、諫にしか見えていない幻覚なら筋が通ると思うのです。
主要キャラである或人達は一度だってフードとあってはいません。
つまり諫が追いかけているフードは、無意識のうちに入れ替わっているもう1人の自分の幻覚なのではないかと思うのです
諫は自分以外誰も見えていない自分を追いかけているのではと…。
そしてそのもう1人こそが、滅亡迅雷.net最後の刺客「亡」なのではないかと
アークが作った「アサルトウルフプログライズキー」を使用できるという点でも、諫が普通ではないことを物語っています。
それに大人の事情的な話をしてしまうと、あそこまで頑なに顔を見せないあたりフードの正体が顔見知りなのはほぼ確実で、状況的に考えられるのは諫か迅だけなんですよねw
新キャラだったらあそこまで引っ張らずにすぐにその顔をお披露目すると思いますから。
あとこれはTwitterで見つけて驚いたのですが、レイダーの下半身てバルカンやバルキリーの下半身に似てません?
共通のパーツを使用している点も気になるところです。
諫はヒューマギアなのか?(令ジェネネタバレあり)
諫がフードの正体である可能性が高いことを書いていきましたが、そこでまた疑問となってくるのが…諫がヒューマギなのではという点。
しかし諫は第8話で滅に重傷を負わされ、人として治療され一命をとりとめています、
血も赤かったですから、諫は視覚的事実として人間であることを証明しているんですよね。
ただ彼自身、2019年に公開した「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」で意味深なことを呟いてもいるんですよね…。
それは映画の終盤でエンディング主題歌も流れていた時のシーン。
タイムジャッカーによる歴史改変を乗り越えた後に諫と唯阿が雑談をしてたのですが、その内容は…
「俺がヒューマギアだったらどうする?」
というものだったのです。
映画公開前から諫ヒューマギア説が流れていた最中でのラストのこの一言。
しかも諫から話を切り出したことが、私はどうしても気になってしまう。
映画はゼロワンのアナザーストーリー的な立ち位置でしたが、最近は完全に別の物語ではなく所々に本編に関わりのあるイベントや会話が出てきてもいます。
そうなるとやっぱりこのシーンを放っておくわけにはいかない!
諫はどのヒューマギアとも違う、人間の体を媒体として作られたヒューマギアなのではと考えることもできるわけです。
そしてもしそうなるのならば、私は或人も諫と同じヒューマギアであるんじゃないかと思うんですよね
何故そう思うのかというと、或人と諫の最大の共通点として…
デイブレイクから生き残った人間という共通点があります。
でも私、ずっと思ってるんです…実は2人ともすでに1回命を失っているんじゃないかって
考えすぎかもしれませんが、あのデイブレイクの爆発の規模を考えると…仮に其雄に庇ってもらっても或人が生存できる確率って極めて低いと思うんですよ。
諫も沢山の旧型ヒューマギアに襲撃されていましたが、あの状況を逃げ延びることができたかどうかは実は語られていないんですよね。
もし諫がヒューマギアであるならば、ヒューマギアになったのはデイブレイクによって命を失った後で、何らかの方法で人間に限りなく近いヒューマギアになったんじゃないかと思います。
そしてそれは或人にも同じことが言えて、或人には父に庇って生存したという嘘を植え付けられたのではないかと…
2人ともアサルトグリップを使えるという点でも、2人がこうした特別なヒューマギアだから使えたじゃないかと私は考えています。
終わりと次回予告
今回は仮面ライダーゼロワン第20話のネタバレ&感想を書いていきました!
胸くそなシーンもあったりしましたが、スマイルの仕事への向き合い方から色々考えさせられるお話でした。
目に見える利益ももちろん大事だけど、その先にあるお客様の満足度も考えて仕事をする。
しかもマシンがそれを心掛けているのに、多感であるはずの人間が目先の利益だけを求めるという描写。
多感であるが故の人間の弱さと、マシンだからこそぶれない信念の貫き
お互いの強さと弱さ、お互いの可能性と危険性をとてもうまく描いていたなと思います。
或人にも垓と張り合える社長としての在り方を見つけた話でもあり、
利益を上げ発展することを重きとするZAIA VS 利益よりもお客を笑顔にすることを重きとする飛電
互いの社長の在り方のぶつかり合いが今後展開しそうです!
そして諫の今後も気になって仕方ないですよね。
あのフードは諫である可能性が高いとは書きましたが、実際の所まだ迅である可能性も否めないですから。
恐らく新キャラではないとは思いますが、紅一点で女性が出てきたのならそれはそれで面白い展開になりそうですw
次回の第21話は、5番勝負の3回戦です!
勝負の内容は、「裁判」
飛電側が弁護士ヒューマギアで被告を無罪にするか、ZAIAスペックを持った検事が有罪とするのかというお話なのですが…
裁判で勝負という点がもう異常!w
これもきっと垓による持ちかけですが、本当に彼は自身の好感度を下げるようなことをしますねw
人の運命を勝負に利用する第21話で、信念を抱きつつある或人は次に何に反応し何を得ていくのか?
素人社長の成長に注目してきたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。