こんにちは、机上大使です。
仮面ライダージオウ第18話見ましたか!?
前回に続き仮面ライダーウォズが大活躍するお話になっていましたね!
それだけでなく、主人公「常磐 ソウゴ」の確かな成長を見ることもできる話になっていました。
アナザーシノビとなった「神蔵蓮太郎」の行く末も気になるところで、蓮太郎の未来はどうなってしまうのか・・・。
早速、第18話のネタバレ&感想記事を書きながら振り返っていきましょう。
■前回の第17話のネタバレ&感想記事
■目次
慌てるウォズの語り
仮面ライダージオウでは、物語が始まる前に必ずウォズが物語について一人で語るシーンが流れます。
余裕たっぷりの表情を浮かべながら本を内容を読み、ちょっぴり物語の先を読みそうになるといったネタバレミスを披露するのも見どころなオープニングです。
しかし第18話では、今までと違ってかなり慌てた様子を見せていました。
なぜなら前回の第17話で、ゲイツたちの歴史には存在しない2022年の仮面ライダー「仮面ライダーシノビ」のアナザーライダーが現れ、白い服を纏った違う時間軸の自分が現れたのです!!
さらにそのウォズはゲイツを救世主と崇め、仮面ライダーウォズに変身するという驚愕な展開に・・・。
そしてその歴史は、ウォズが持ち歩いている本には一切記録のない歴史なのです。
明らかに動揺するウォズは、これまでにない表情を浮かべながらこれから起こり得る道の未来に不安を募らせるのでした。
命名!黒ウォズ&白ウォズ
ソウゴ達は、拠点であるクジゴジ堂で「もう一人のウォズ」についての考察をしていました。
これまでに分かっていることをまとめると・・・、
・もう一人のウォズは、ゲイツ達とは違う未来からやってきた人物であること。
・その未来は、いずれ訪れる「オーマの日」でゲイツがオーマジオウを倒したことで作られた未来であること。
・もう一人のウォズは、ゲイツを救世主にするためのサポートをするために2019年にきたこと。
・アナザーシノビはゲイツ達の時間軸とは違う仮面ライダーのアナザーライダーであること。
ということになっています。
3人が様々なことを考えている中、今までその解説を黙ってみていたソウゴが険しい表情を浮かべながら口を開きました。
「あのさ、提案なんだけどさ・・・。」
みんながソウゴに注目すると、
「”あのウォズ”とか”このウォズとか”混乱するから、呼び名を決めない?」
・・・ズコーーー!!
そんな険しい顔で何を言うのかと思ったら、そんなことかよ!?ww
相変わらず的外れなことを言うソウゴに、思わず吉本新喜劇のような反応をしてしまいましたw
ソウゴは、自分をサポートする”このウォズ”を「黒ウォズ」。
違う未来から来た”あのウォズ”を「白ウォズ」と呼ぶことを提案しました。
「私たちはヤギじゃない・・・」
と超的確な突っ込みをしたウォズですが・・・
「おい黒ウォズ!!」
と間髪入れずに、ゲイツが早速その提案を受け入れるようにウォズを黒ウォズと呼びだしました!w
この順応速さにはツクヨミもツッコミを入れるしかありませんw
まさかのゲイツから受け入れる形で、黒ウォズと白ウォズの命名が決定してたのでしたw
アナザーシノビは無敵のライダー
ソウゴ達がクジゴジ堂で戯れている中、とある橋の上で取っ手にもたれながら俯く蓮太郎の姿がありました。
蓮太郎のその様子は、何か不安を抱えているような表情をしています。
そこにタイムジャッカーである「スォルツ」が現れ、蓮太郎こんなことを話し出します。
「ウォッチが動けば力を失うことはない。その力は未来の貴様から奪った力だ。
ジオウ達がお前を倒すには同様のライダーシノビのウォッチが必要になるが、あいつらは時間軸の異なる未来には干渉できない。
この時代でシノビウォッチを作り出すことは不可能、つまり無敵となったのだ!」
アナザーライダーは無敵!?
一体どういうことなのかわからない方の為に簡単に説明します。
今までタイムジャッカーは、過去の仮面ライダーの力を奪ってアナザーライダーを作りだしていました。
ところがソウゴ達も過去に干渉することができるため、同様の力を持つライドウォッチを入手してアナザーライダーを倒すことができたんです。
しかし今回の場合、オーマジオウがいない新たな時間軸の仮面ライダーによってつくられたアナザーライダーのため、過去ではなく未来に行かなければ同様の力を持つライダーウォッチを入手することができない。
しかしソウゴ達は、違う時間軸の未来に干渉することはできないのです。
劇中ではゲイツとツクヨミが2022年に行こうと試みたのですが、ゲイツ達の2022年とオーマジオウのいない2022年の時間軸が揺れ動いているために2022年に降りることができなかったのです。
つまり・・・
どちらの時間軸の未来になるかが明らかになるまでは未来には干渉できないということなんです。
こうなってしまうとシノビライドウォッチを作ることはできませんし、そうなるとアナザーシノビを倒すことはできなくなってしまいます。
つまりアナザーシノビは・・・無敵ということなんですね。
スォルツが前回言っていた好機というのは、この無敵のアナザーライダーを作り出すことだったのでしょう。
ですがここで疑問。
ゲイツ達は違う未来に干渉できないのに、どうしてスォルツは干渉することができたのでしょうか?
いまだ謎だらけのタイムジャッカー達、この謎もいずれ物語に出てくることを期待しておきましょう。
連太郎がアナザーシノビになった理由
倒すことのできないアナザーライダー生み出したことで余裕をみせるスウォルツは、蓮太郎を新たな王に擁立しようとします。
しかし蓮太郎の表情は曇っていました。
実は蓮太郎は、ただ力無き人間を守りたかっただけだったのです。
神蔵連太郎は正義感の強い人間で、
「力無き人を、誤った力の使い方をする者から守る」
を信念にいきる青年でした。
前回の第17話では、友達が不良に絡まれた時に助けようとしていました。
しかし、蓮太郎には力がありませんでした。
助けにいくも返り討ちにされてしまい、自分がケガしてしまったのです。
友達を助けることはできたのですが、誤った力の使い方をする不良たちに歯が立たなかったことを悔いていたのです。
「俺に力があったら・・・」
と力のない自分を責めるように言葉をこぼしていました。
そこに付け込んできたのがタイムジャッカー「ウール」だったのです。
「僕と契約すれば、君の望む力が手に入るよ。」
そうして蓮太郎はウールと契約し、アナザーシノビの力を手に入れたのです。
力を手に入れた蓮太郎は、その力を使って不良たちを懲らしめていきます。
しかし蓮太郎は、手に入れた力に対して不安を募らせていて、
「本当にこの力を使って、弱い人たちを守れるのか?」
とスウォルツに質問するほど、力の有り方に違和感を感じていました。
しかしスウォルツから帰ってきた言葉は、自分は王にならなければいけないということ。
弱い人たちを守りたいからアナザーシノビになったのにと違和感を感じられすにはいられない蓮太郎。
しかしどうすることもできない蓮太郎は再びアナザーシノビとなり、誤った力の使い方をする人たちを襲いにいくのでした。
白ウォズの奇策
アナザーシノビは、広場でバイクを乗り回す迷惑な不良達を襲いにかかります。
それをスウォルツが高台で見守っていたのですが、そこに白ウォズが現れました。
白ウォズは、仮面ライダーシノビのウォッチを入手したかったのにアナザーシノビのお陰入手できなくなったとスウォルツに文句を言いに来たようです。
スウォルツはシノビのウォッチの入手は不可能だと白ウォズに説明しますが、白ウォズは奇妙なことを口にします。
「ならば、”魔王に変えさせる”」
魔王に変えさせる?いったい何を?
疑問を抱くスウォルツを横目に白ウォズは、
「時の流れと、自らの命運を」
と発言しながら本にこのように記述するのでした。
[ジオウ、アナザーシノビのもとへ駆けつけた]
と・・・。
あえて罠にかかるソウゴ
白ウォズが記述した未来はすぐさま反映され、ソウゴは何かを感じたかのようにアナザーシノビのもとへ行こうとします。
黒ウォズはすぐさまソウゴを止め、これは白ウォズの策略であることを説明。
これ以上仮面ライダーシノビの件には関わらないようにと忠告します。
黒ウォズは、もしこれ以上この問題に関わることで歴史が変わり、ソウゴが魔王ににはならなくなる可能性が拡大してしまうことを予感していました。
そして、ソウゴがこの件を解決してしまう可能性があることを恐れていました。
おそらく黒ウォズは、歴史改変をソウゴ自身にさせようと白ウォズが企てている可能性を感じてソウゴには仮面ライダーシノビの件に関わってほしくなかったのだと思います。
でもソウゴは、
「誰かのために戦う資質をもつ蓮太郎は、未来で仮面ライダーになれるかもしれない。未来の俺の都合で助けないんじゃいい魔王にはなれないよ。」
とウォズに自分の思いを口にしました。
ソウゴは夢に見た蓮太郎の言葉、
「陰になりて力無きものを守る!誤った力の使い方をする者からな!」
ということばと、今の蓮太郎が持つ正義感を信じることにしたのです。
しかしウォズも魔王を守るために必死でソウゴを止めに行きます。
「君もわかっているだろう?これは罠だとね。」
ソウゴをアナザーシノビの元へ行かせないために、これは白ウォズが導こうとしているんだと説明しますが、
「罠をかけて待ってるなら、いっそのことこっちからかかってやればいい!」
と強気に発言したソウゴは、アナザーシノビの元へ駆けつけていくのでした。
ウォズが、嫌な予感を感じているとも知らずに・・・。
ソウゴだから言えること
ソウゴは、白ウォズが記述した未来通りにアナザーシノビの元へ駆けつけ蓮太郎を説得しようと試みますが、蓮太郎はこの力で王になることを宣言します。
するとソウゴは、連太郎に対してこんな問いかけをしました。
「それがあんたの意思か?」
この言葉を聞いた蓮太郎は、明らかな動揺を見せます。
なぜなら本当は、王になるのではなく弱い人を守りたいから。
ソウゴは、そんな連太郎を知っているからこそ言葉を続けます。
「自分の意思でその未来を決めるなら、俺は戦ってあんたを止める。でも未来の自分を信じられるなら、力を捨てる勇気だって持てるはずだ!」
一度は王になる道を捨てるも、世界を救ういい魔王になる自分を信じて改めて王になることを決意したソウゴだからこそ言えた言葉ですね。
言葉の重みが違います。
また一つソウゴの成長を見ることができる瞬間でしたが、図星を突かれたことに逆上した蓮太郎はアナザーシノビに変身。
説得も虚しく、二人は拳を構えるのでした。
「未来の自分を信じろよ!!」思いを込めた渾身のライダーキック!
ソウゴは仮面ライダージオウに変身し、アナザーシノビとの戦闘を開始します。
最初はジカンギレードに凱部ライドウォッチ装填し「秘儀ミカン切り」を放ちアナザーシノビを撃破します。
しかし仮面ライダーシノビの力がなければ倒すことのできないアナザーシノビは、スウォルツの手で再び変身させられてしまいます。
自分が望まない未来に進もうとしている蓮太郎に対しソウゴは、
「未来の自分を信じろよ!!」
と思いを届かせるように声を発し「タイムブレイク」を発動!
連太郎の未来を救うため、思いを込めた渾身のライダーキックをアナザーシノビに浴びせました!
第2話以降見ることがなかった仮面ライダージオウのライダーキック。
あのころとは別格の威力を放つ一撃は、確実な成長を見せつけているようでした。
しかしどれだけ強烈な一撃をくらわせたとしても、仮面ライダーシノビの力がなければアナザーシノビは倒せない。
無駄なことをする仮面ライダージオウを憐れみながら、スウォルツがウォッチを起動しようと連太郎に手を伸ばします。
その瞬間!
蓮太郎はスウォルツの手をつかみウォッチの起動を阻止したのです!!
「俺の未来は俺自身が切り開く!今は誰かを守る力はないけど、俺は未来の自分にかける!」
そういいながらスウォルツの腕を振り払い、自分の未来を切り開く決意を露わにしました!
ソウゴの思いが蓮太郎に伝わったのです!!
王となる道を自ら捨てた蓮太郎は、仮面ライダーシノビとなる未来が訪れることが約束されました。
そして、この機を逃さんと白ウォズはノートにこう記述します。
[シノビウォッチが生まれた]
その瞬間、白ウォズが持つ「ブランクミライドウォッチ」が光を宿し、「シノビミライドウォッチ」が誕生したのです!
フューチャリングシノビ見参!!
憤慨したスォルツは、「意見は求めん」と強引にウォッチを起動しアナザーシノビに変身させます。
相変わらず強引極まりないですが、その背後に高みの見物をしていた白ウォズが仮面ライダーウォズに変身しアナザーシノビと戦いを開始します。
「待っていたぞ!この瞬間を!」
そういいながら「シノビミライドウォッチ」をビヨンドライバーに装填!!
『誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャリングシノビ!シノビ!』
仮面ライダーウォズ フューチャリングシノビに変身!!
仮面ライダーウォズのシルバーとグリーンのラインが入ったスーツに、仮面ライダーシノビを彷彿させる手裏剣のような装飾を胸部の真ん中と肩に施したアーマー。
パープルカラーのマフラーが巻かれた、古風であり未来的な仮面ライダーが誕生しました。
頭部の複眼はもちろん「シノビ」と変わり、文字のカラーも触覚もパープルカラーに変更されています。
戦い方も仮面ライダーシノビ要素を取り入れていて、アナザーシノビの影に隠れて攻撃を繰り出したり攻撃エフェクトに封印札のようなエフェクトを発生させています。
さらにメインアイテムである「ジカンデスピア」を『カマシスギ!』のサウンドと共にカマモードに変形!
カマで相手をひっかけて自分の間合いに詰め寄らせての二段斬りという、古風な戦い方を見せつけます!
最後は自らが持つ本の音声機能で、
[仮面ライダーウォズ フューチャリングシノビの前に、崩れ去るアナザーシノビであった]
と入力し、「ビヨンド・ザ・タイム」を発動!
『忍法 時間縛りの術!』
カマモードのジカンデスピアで上空に斬り上げると、空中でアナザーシノビを空中に浮かべたまま時間を停止しジカンデスピアでフィニッシュタイムを発動!
『一撃カマーン!!』
のサウンドと共に2体の分身がアナザーシノビを2方向から斬り捨て、最後は本体の一閃によってアナザーシノビを撃破しました!
仮面ライダーシノビの力によって倒されたことによって、アナザーシノビウォッチは破壊。
その光景を見ていた蓮太郎は、自分自身の未来が始まることに喜びを感じるような笑みを浮かべていたのでした。
始まる3つの時間軸の争い
アナザーシノビから解放された蓮太郎は、2022年に仮面ライダーシノビとなる未来が待っています。
しかし忘れてはならないのは、その未来はオーマジオウがいない白ウォズが望む未来であること。
ソウゴは、白ウォズの思い通りに自分自身で自分の未来を破壊するきっかけを作ってしまったのです。
黒ウォズは再び、自分とソウゴ以外の人間はソウゴが魔王になる未来を阻止するためにこの時代にいることを説明しました。
一方白ウォズは、救世主であるゲイツ達の前に現れます。
本の記しに従いミライドウォッチをゲイツに渡そうとするのですが、ゲイツは白ウォズを信頼していないことと自らの力でソウゴを倒すことを理由に受け取りを拒否します。
白ウォズはゲイツの言葉を受け入れ、いずれ私を信じるであろうという言葉を残しその場を後にしました。
自分たちの知らない未来が動き出そうとしている。
そしてそれは、ゲイツやツクヨミが望んでいたオーマジオウがいない時代に動き出しているということ。
この現実を目の当たりにしたゲイツ達は、自分たちが本当に望んでいた未来のためにある覚悟を決めたのでした。
二人が決めた覚悟とは、白ウォズ側につき「オーマの日」ソウゴを倒すという意味での覚悟なのでしょうか?
いずれにせよ、この2019年では、
・ソウゴが魔王となる時間軸
・ゲイツが救世主となり魔王がいない未来になる時間軸
・タイムジャッカーによって新たな王が擁立されてしまう時間軸
の3つの時間軸による争いが始まり、混沌を極めることは確実であろう・・・。
終わりと次回予告
今回は、仮面ライダージオウ第18話のネタバレと感想を書いていきました。
未来のライダーのアナザーライダーがどうやって倒されるのかが疑問でしたが、蓮太郎が力を捨てる勇気を持つことによって未来が生まれてシノビミライドウォッチが生まれるという納得の展開でした。
また、未来では邪魔者であるソウゴが作り出してしまったという意地悪な展開も見ごたえがありましたねw
それでも自分の未来に悪くても助けるべき人を助けるというソウゴの姿勢は本当にかっこよかったです!
同時に、ここからどのような物語が生まれていくのかとワクワクさせられますね!
次回は、またまた新しい仮面ライダーが登場します!
第18話の最後に暗闇の中を歩く一人の仮面ライダーがいましたが、その胸には「○」と「×」のマークがあり、頭部には「?」マークがドーンと主張しています!!
彼の名は「仮面ライダークイズ」と呼ばれ、2040年の仮面ライダーなんだとか。
さらに驚きなのは、その変身者役を担当するのが「特命戦隊ゴーバスターズ」で桜田 ヒロム役を担当した「鈴木勝大」さん!
どうやら未来ライダーは戦隊のレジェンド俳優が演じるという形になりそうです。
仮面ライダークイズ・・・一体どんな戦闘方法を試みるかも注目したいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。