S.H.Figuarts仮面ライダージオウ ディケイドアーマー レビュー! 俺たちの『ヘイ!セイ!』は終わらねぇ!

こんにちは、机上大使です。

 

今回はプレミアムバンダイから発売された…

S.H.Figuarts仮面ライダージオウ ディケイドアーマーをレビュー!

 

仮面ライダージオウ第14話から登場した、仮面ライダージオウのパワーアップフォーム!

仮面ライダーディケイドの力を継承(終盤で半分の力だったと判明)し、ライドウォッチを追加で装填することでライダー達の中間パワーアップフォームの力を継承できたりと優秀な力を持ったフォームでした。

ライドヘイセイバーの「ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!」の待機音は癖になりますよね!

 

ただその後仮面ライダージオウⅡが登場したことからめっきり出番が無くなるという、ジオウの中でも若干影の薄いフォームです…。

完全に平成から令和になったのが原因なんですが…w

 

しかし!

そんなジオウディケイドアーマーが「忘れんじゃあねぇ!」と言わんばかりに令和の世にS.H.Figuartsとして再登場!

ジオウの中でもこれ見よがしに平成を主張するジオウディケイドアーマーのアーツ!

早速見ていきましょう!

概要

まずはS.H.Figuarts仮面ライダージオウ ディケイドアーマーの概要から。

■パッケージ

パッケージはこれまで発売されてきたS.H.Figuartsジオウシリーズのプレミアムバンダイ仕様のものと同じ。

黒背景にジオウとディケイドのカラーが施されています。

右側面にはジオウとディケイドの年代がランダムに配置されてます。

■フィギュア本体

ではフィギュアを見ていきましょう!

まず箱から出して最初に思ったのは…

劇中通りのゴツさをちゃんと再現できてるということ!

これまでのフォームの中でも横に広いパーツが多いためボリュームが出ているフォームでしたが、そのボリュームを細かい装飾で見事に作り上げていました。

銀とマゼンタ配色も良いですね。

 

背中のディケイドらしさも良いですね。

以前レビューしたS.H.Figuarts仮面ライダージオウと比べてみると、全体的にボリュームが増しているのが一目瞭然ですね!

S.H.Figuarts仮面ライダージオウ ビルドアーマーとはどうでしょう?

流石中間パワーアップと位置付けられてるだけあって、通常のアーマーよりベースにしてるライダー的部分がかなり多いです。

ちなみに3体を同時に並べると情報量が凄いことになりましたw

あれだけ個性的すぎると言われたジオウも、アーマータイムを前にすれば非常にシンプルに見えますね!

S.H.Figuarts仮面ライダージオウ レビュー! 我が魔王のフィギュアは財布にやさしい圧倒的クオリティである!!

2019年2月15日

S.H.Figuarts仮面ライダージオウ ビルドアーマーレビュー! 装着感とビルドっぽさをばっちり再現!

2019年6月23日

各パーツをアップして見てみましょう。

・頭部

最も特徴的なタブレットの液晶画面のような頭部。

透明なプラスチックの裏に顔を描いたシートがあるという仕様ですが、これによって顔のタブレット感を演出してくれます。

ちょっと傾けると、写真のように光を透明なプラスチックが光を反射しています。

・胸部アーマー

ジオウディケイドアーマーのもう1つのチャームポイントと言えば、胸部周りのデザイン!

仮面ライダーディケイド同様の胸部デザインを採用しており、斜めにひかれたバーコードに「2009 453145」が記載されてます。

ちなみに数字にある「45315」はアルファベットの順番を現していて、その順にアルファベットを並べると「DECADE」となるんですよ。(これは流石に知ってるかw)

でも完全なコピーではなく、右肩のパーツには「ディケイド」とバーコードチックなデザインで書かれてます。

・腕

腕にはディケイドカラーであるマゼンタが目立ち、前腕パーツには胸部にあるラインのようなパーツがあります。

これまで発売したジオウのS.H.Figuarts同様に、ホルダーには各ライダーとライドストライカーのライドウォッチが固定されてます。

右は「ゴースト」、「ビルド」。

左は「鎧武」、「バイクライドウォッチ」となってます。

・ジクウドライバー&ディケイドライドウォッチ

ジクウドライバーとジオウライドウォッチは今までの物と同じですが、真ん中のデジタル表記は「2008」です。

ディケイドライドウォッチですが、これまでのライドウォッチと比べると結構作りこまれてます。

ディケイド頭部のバーコードと緑の複眼を奥行きのある作りで再現しています。

さらにウォッチ装填部分のモールドもわざわざ黒で塗っているのが頑張りを現しています。

もちろん劇中通りにライドウォッチを装填することが可能!

フォームチェンジはできませんが、こういった仕様をフィギュアで再現できるのは個人的には嬉しいです。

・下半身

下半身はシルバーが強く、ジオウのアーマー感が強く出ています。

真ん中のマゼンタと、太ももとふくらはぎ上にあるディケイド胸部っぽい造型が足のボリュームをより大きく見せています。

足はこうやって見ると、ロボットみたいですねw

足裏はもちろん「キック」と書かれた独特のモールド。

外回りのボリュームがアーマー装着感を漂わせます。

■付属パーツ

フィギュア本体の次に、付属パーツを見ていきましょう。

・手首パーツ

手首パーツは左右同じ形のパーツが3種類入ってました。

ジオウビルドアーマーとは異なった造型になってるようですね。

・ライドヘイセイバー

ジオウディケイドアーマーと言えばこれ!

ライドヘイセイバー!

前面に施されたシルバー塗装がギラギラし、刃はクリアパーツを使用。

ライドウォッチ装填部分の色分けも綺麗で、真ん中の時計造型も見事です。(今見るとリューズ多w)

刀身の「ヘイセイバー」表記もしっかり再現!

劇中通りに長針を動かすことも可能!

「ヘイ!ビルド!」、「ヘイ!エグゼイド!」とノリノリで言う小山さんボイスが脳内再生されますw

ディケイドライドウォッチを取り付けて「平成ライダーズアルティメットタイムブレーク」発動状態にすることもできます!

 

概要の説明は以上です。


フィギュアの可動域

お次にフィギュア本体の可動域を見ていきましょう。

■頭部可動域

上にはこれくらいで、

舌にはこれくらい向けます。

タブレット画面頭部が干渉しそうですが、案外干渉することなくスムーズに動かせます。

■腕可動域

腕は肩からグルっと一回転できます。

肩パーツがかなり大きいのですが、写真のように結構動いてくれるしパーツも干渉しませんでした。

腕も地面と平行にできるくらい広げられました。

上腕の付け根、肘、手首で可動することができます。

■胴体可動域

胴体は後ろにこれくらい反ることが可能です。

前に倒すのは少し不向き。

ジクウドライバー上にあるリューズパーツに胸部が干渉するためあまり倒れないのです。

■下半身可動域

最後は下半身。

脚は横に広げるのはあまり得意ではないです。

前後は問題なく広げることができます。

太ももの付け根、ひざ、足首、つま先で稼働します。

ただ足のパーツにふくらみがあるため、ひざは写真以上曲げることはできませんでした。

 

フィギュア本体の可動域は以上です。

ジオウディケイドアーマー アクションポーズ

それでは、S.H.Figuarts仮面ライダージオウ ディケイドアーマーでポーズをとっていきましょう!

『アーマータイム!』

『カメンライド(ワオ!)ディケイ!ディケイ!ディケイド!!』

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、過去と未来をしろしめすときの王者!その名も仮面ライダージオウ ディケイドアーマー!」

「お前、誰に向かって言ってるんだ?」

このやりとりは何かの伏線だと当時は思いましたが、実際はウォズの自己満でしたねw

劇中では一回もやらなかったけど、ディケイドアーマーでもこのポーズを行えます!

ボリューミーなスーツから繰り出されるパンチには重みを感じます!

前蹴りをするとちょっと不格好ですw

ライダーキックも足がどうしても曲げれずに決めきれませんw

そのためジオウディケイドアーマーのもっともにあるライダーキックはこれですね!

大きな体だからパワフルさが出ますね。

そして忘れちゃいけないライドヘイセイバー!!

ディケイドアーマーのアイデンティティの全てですね!

刀身の長いライドヘイセイバーがジオウディケイドアーマーの魅力を増大させます!

中心の長針張りをガチャガチャ回して…

『ヘイ!龍騎!』

カーソルに合った仮面ライダーの力をライドヘイセイバーに宿して攻撃を行います!

他にもブレイドで雷を纏った攻撃などもしていました!

 

さあ最後はジオウディケイドアーマーの十八番「平成ライダーズアルティメットタイムブレーク 」!!

ディケイドライドウォッチをライドヘイセイバーに取り付け、時計の針をガチャガチャ回しまくる!!

『ヘイ!仮面ライダーズ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘヘヘイ!×∞』

このサウンドこそ、ディケイドアーマーの全てです!w

平成ライダーズアルティメットタイムブレーク!!』

切り払い!

もういちど切り払い!

上に振り上げ…

『うおりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

仮面ライダー電王のような動作でアナザーライダーをたたっ切る!!

この時のソウゴはまだまだ遊び心というか少年心がありましたね…。

最終回近くなんて叫びまくってて、とても逞しくなりました。

 

そんなジオウディケイドアーマー、ジオウⅡがでてくるまで大活躍を続けます!

そんな中で、ディケイドの前に立ちはだかる新たなライダーが…

「お前、王様になりたいんだってな。だが無理だ。この世界は俺に破壊されてしまうのだからな。」

そういって現れた謎のライダー。

マゼンタボディにバーコードのような頭部の仮面ライダー。

そしてその手には、戦兎が変身するはずのビルドが描かれたカードを持っていたのだった。



終わりに

今回は、S.H.Figuarts仮面ライダージオウディケイドアーマーをレビューしました!

劇中通りの膨らみのあるボディやディケイドオマージュのデザインを忠実に再現しており、特に頭部パーツの液晶画面の再現は相当高かったです。

多少可動に制限は出てしまいますがそこまで気にはならず、むしろこれだけごつくてこれだけ動かせるなら問題ないでしょう!

ジオウディケイドアーマーの全てと言ってもいいライドヘイセイバーも完成度が凄くて大興奮でした!

 

仮面ライダージオウのS.H.Figuartsもまだまだ発売が終わりませんし、ゲイツやウォズも勢いを増すばかりです!

令和に入ってもなお平成をほじくり続けるジオウの底力は本当に素晴らしい!w

だからこそジオウディケイドアーマー…もっと活躍してほしかったwww

でも彼とライドヘイセイバーは叫びます。

「俺たちのヘイ!セイ!(平成)は終わらねぇ!!」

 

そして最後に現れたあのマゼンタのライダーの正体は…世界の破壊者!仮面ライダーディケイド!

はい、みんな知ってましたw

既にS.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーディケイド(ネオディケイドライバーVer.)もレビューをしているのでぜひご覧ください!

S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーディケイド(ネオディケイドライバーVer.)レビュー! 良いフィギュアなのに配色に問題が…

2019年10月17日

最後まで読んでいただきありがとうございました。

またいつかの明日に会いましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

当ブログ運営者。幼少期に仮面ライダーに出会い、見たり止めたりを繰り返すが、「仮面ライダーエグゼイド」によって作品の食わず嫌いを克服し仮面ライダーに本格的にのめりこむ。同時にS.H.フィギュアーツの造形美に魅せられフィギュア集めを始める。今はS.H.フィギュアーツの素晴らしさを伝えるためにブログを日々更新中。