こんにちは、机上大使です。
仮面ライダービルド第33話、ご覧になりましたか?
てか、
「首相ーーーー!!」
東都の首相、氷室 泰山(ひむろ たいざん)が今回で退場となってしまいました・・・。
今回はかなり重い話になってしまって気持ちは結構落ち込んでいますが、今回も私が気になったポイントなどを話していこうと思います。
仮面ライダーエボル降臨
前回の予告でも登場していますが、遂に最凶の仮面ライダー
仮面ライダーエボル
が満を持して登場しました。
ベルトは、ビルドドライバーの原型になった「エボルドライバー」という変身アイテムを使用。
ブラッドスタークは、「葛城 巧が隠したエボルドライバーを作れ、さもなくば首相を始末する」と脅しをかけて、戦兎達を追いつめます。
しかし、エボルドライバーの構造はボトル浄化装置の構造にうり二つだったようで、浄化装置を解体するとエンジン部分からエボルドライバーがでてきました。
その後、受け渡しの際にブラッドスタークを出し抜こうと奮闘しますが、惜しくもエボルドライバーはブラッドスタークの手に渡ってしまいました・・・。
その強さは今まで登場したどの仮面ライダーをも逸脱していて、量子化して高速移動したりとてつもない重い一撃を何度も打ち込みます。
必殺技の「エボルティックフィニッシュ」は仮面ライダーローグを一瞬で吹き飛ばしてしまいました。
その後、仮面ライダーローグにトドメの一撃をくり出すと、その攻撃を仮面ライダーローグの変身者「氷室 元徳」の父親「氷室 泰山」が生身の体で庇い、命を落としてしまうという衝撃の結末が待っていました・・・。
ちなみに、ブラッドスタークと仮面ライダーエボルの変身者の「石動 惣一」は火星でパンドラボックスを見つけた際に「エボルト」に体を乗っ取られたことも判明しました。
ここから先、石動 惣一の自我はどうなってしまうのか・・・、エボルトとの会話も見逃せません。
全てを失った氷室 元徳
今回は、仮面ライダーエボルの回でもあり仮面ライダーローグの変身者「氷室 元徳」の回でもありました。
この33話で、元徳が西都側についたときなぜ無気力名表情だったのかが判明しました。
実は氷室 元徳は、仮面ライダーローグに変身する力を手に入れていた際にパンドラボックスの影響による気性の荒さが無くなっていたそうなんです。
「ファウスト」を指揮していたときも、本来の目的は、
「日本を一つにするため、国民を笑顔にするため」
に父親の政権で暗躍して汚れ仕事をするための組織だったそうです。
しかしパンドラボックスの影響で欲が増してしまい、人を人体実験したりと悪行を繰り返してしまったようです。
東都を追われ、仮面ライダーローグに変身したときはパンドラボックス影響を無くしたことで自分の目的を思い出し、西都に付くフリをして父親を日本の首相にしようと暗躍していました。
今までの話の中でちょくちょく人助けのようなことをしていたのは、正気を取り戻していたからだったんですね!
が、氷室 泰山が誘拐することになってしまい、挙げ句の果てにはエボルドライバーを手に入れた後に父親を始末するように命じられてしまいます。
やむなく父親を脱獄させようとしましすが失敗・・・。
その後、桐生 戦兎に協力を依頼し体内に埋め込まれているチップの信号を変えて、チップの影響を無くして戦兎達と協力して父親の奪還に成功・・・。
とはならず、仮面ライダーエボルによって形勢逆転されてしまい、自分への攻撃を父親が庇い命を落としてしまいました・・・。
「親父ーーーーーーー!!!」
氷室 元徳の悲痛な叫びと友に物語が終了しました。
これはあくまで妄想ですが、氷室 元徳は父親は登場してますが母親の話が一切現れていません。
恐らく、早くに母親を亡くして父親の手一つで育ててきたのかなと思います。
だから、父親のためにずっと自分なりに頑張ろうとしていたんでしょう。
権威をなくし、人との信頼を失い、父親を失ってしまった氷室 元徳は、
パンドラボックスによって最も人生を狂わされた人物なのかも知れませんね・・・
堕ちに堕ちていく内海・・・
登場初回はいい人だと思っていたのに、話が進むにつれてどんどん悪役になっていく内海 成彰(うつみ なりあき)。
内海 成彰は、難波重工の洗脳に飲まれた「難波チルドレン」の一人。
難波重工の会長のよる策略で一度命を絶たれそうになるも復活し、それでもなお難波重工のために動く様を見ると洗脳ってものすごく恐ろしいなと思います。
やり方も回を増すごとに卑劣になていって、ずっと側に付いていた氷室 元徳を平気で踏みつけたり、蹴飛ばしたり、内蔵されたチップで痛めつけたりとひどいこともいとも簡単にしてしまいます。
今回、エボルトが仮面ライダーエボルに変身してしまった要因の一つがこの内海 成彰で、ブラッドスタークの変身が解けた石動 惣一の顔を見た石動 美空が困惑している隙に後ろから押さえ込んでしまいます。
そして石動 美空が持っていたエボルドライバーを奪い石動 惣一に投げ渡します。
その際にも、
「全ては、難波重工のために!!」
と叫びながら・・・。
一度策略のために利用されたとしても、ここまですると流石に私は引いてしまいますねw
個人的に元徳への好感度は鰻登りで、内海 成彰の好感度は稲妻のごとく落下していますw
終わりに
今回はかなりの鬱回でしたが、同時に親の愛情は理性を通り越して偉大だなということも教えられたような気がします。
なんの躊躇もなく息子を庇った氷室 泰山は最後の最後まで本当に優しい人でした。
好戦的ではなく平和主義で所々頼りない部分もありますが、きっとこんな人が国を束ねるべき人なんだろうなと思います。
氷室 元徳はきっと、父親の理想とした偉大な首相になってくれるでしょう。
そして、個人的に前々から思っていたのですが、
石動 美空役の高田 夏帆さん演技力高くないですか!?
今回でエボルトが父親の石動 惣一がエボルトだとわかり、戦いで変身が解けた石動 惣一を見たときの同様がかなりリアルだったなと思います。
「お父さん・・・お父さん・・・」
と自分がエボルドライバーを持っていることも忘れて、父親である石動 惣一に近寄っていく様は、現実を認めたくない娘の信条が感じ取れて見てるこっちも心が痛かったです。
それを見ていた石動 惣一は、一体どんな思いだったのでしょうか?
「すまない、美空・・・」
と心の中で思っていたのか、エボルトに乗っ取られてその様を見ることはできなかったのか、はたまた「美空!!」と叫ぼうとしたのをエボルトに止められてしまったのか、石動 惣一の感情をついつい考えてしまいます。
そして、次回予告では、
万丈最後の変身!
というキーワードが飛び込んできました!!
万丈はこれからどうなってしまうのか!
そして、次回予告最後に登場した「仮面ライダークローズの顔をした仮面ライダーエボル」はどういうことなのでしょうか?
来週も仮面ライダーエボル回になりそうです!!
※諸事情により、次の仮面ライダービルド感想&ポイント記事は第39話からになります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。