こんにちは、机上大使です。
仮面ライダージオウ第20話、前回の第19話の続きでゲイツにとって更なる試練と新たな未来への伏線が盛り込まれた物語になっておりました。
前回冒頭の語りを白ウォズに乗っ取られていましたが、第20話では黒ウォズの語りに戻っていましたw
では、仮面ライダージオウ第20話のネタバレと感想を書いていきましょう。
■前回の仮面ライダージオウ第19話のネタバレ&感想記事
第19話終盤の続き
前回の第19話では、仮面ライダーゲイツと仮面ライダークイズが戦闘を開始するところで物語が終わりました。
第20話ではまさにそこから物語がスタートします。
仮面ライダークイズの変身者である「堂安 主水」がアナザークイズを倒す目的を知っているにもかかわらず、白ウォズの催促によって戦うことになったゲイツ。
が、アナザークイズの変身者であり主水の父親「堂安 保」を時折見ては拳を止めようとするなど複雑な気持ちになっていました。
主水は、”母親を愛していたのか”を聞くために、早くに亡くなった保がまだ生きている2019年に赴いたのです。
ゲイツもそれを知っているがために、素直に仮面ライダークイズと戦うことができなかったのでしょう。
ソウゴはゲイツにやめさせようとしますが、もちろん聞く耳を持ちませんし白ウォズが邪魔をします。
そこでソウゴは黒ウォズを呼び出し、マフラーによる不思議な力で仮面ライダークイズとソウゴを救出してその場をワープで去りました。
保もタイムジャッカーオーラの手によってアナザークイズに戻されその場を去る。
白ウォズは逃げた皆を嘲笑していますが、その笑いの横でゲイツは主水の事情と自分自身の都合どちらを優先するべきかを苦悩するような表情を浮かべていました。
動かない時計
OPが流れた後、場所はクジゴジ堂に写ります。
そこには主水が「常磐 順一郎」に修理を依頼していた時計がありましたが、その時は動かぬままで順一郎が謝罪をしていました。
その時計は、2019年の主水の父親である保が肌身離さず持っていた時計だったのです。
主水は、母親のために2019年に来たとソウゴ達に説明していましたが、ソウゴはある引っ掛かりを持っていました。
自分と父親の関係はどうでもいいと言っているのに、なんで父親が肌身離さず持っていた時計を持ちつ続けているのかと。
その引っ掛かりを主水に問いかけると、主水は図星を突かれたかのように黙ってしまいました。
きっと心の底では、息子として父親との関係を取り戻したいと思っているんでしょうね
ジオウならどうするのか?
ソウゴ達がこう言ったやり取りをして中、ツクヨミは気配を感じたかのように外へ出ます。
そこにはゲイツがベンチに座っていました。
ゲイツは自分達が望んでいた魔王がいない世界にするためにしたい。
でもここでクイズのウォッチを生み出せば主水の記憶は消えてしまい、保に答えを聞くことができなくなってしまう。
心優しいゲイツは、主水の事情を知ってるからこそ身勝手に力を奪うことができないのです。
そんなゲイツは、ツクヨミにこう問いかけました。
「こんなとき、ジオウならどうする?」
いままで相手の事情など知らず、諸突猛進でやってきたゲイツからは想像もつかない問いかけがきました。
その問いに、ツクヨミはこう即答しました。
「ソウゴなら、主水の気持ちを守ると思う。」
これまでのソウゴの行動を裏でずっと見てきたツクヨミだからこそ、これからソウゴが誰のために行動するのかは明白でした。
その答えに聞いたゲイツはわずかな沈黙の後に立ち上がり、「ならば争いは避けられない」と言ってその場を去りました。
そしてやってきたのは公園。
ゲイツは白ウォズを呼び出し、白ウォズにあることを依頼したのでした。
策士ゲイツあば
再びアナザークイズが暴れだし、現場に急行しようとするソウゴと主水ですが、そこにゲイツが立ちふさがります。
戦うしかないと判断した2人は、仮面ライダージオウと仮面ライダークイズに変身し、ゲイツも仮面ライダーゲイツに変身します。
クイズとゲイツが互いにこぶしを構え戦闘が開始!・・・と誰もが思ったそのとき、ゲイツの拳はクイズにはいかずジオウのほうに!
咄嗟のことに動揺するクイズだが、この状況を利用せんとジオウはクイズを先に向かわせることに。
久しぶりの仮面ライダージオウVS仮面ライダーゲイツ。
ゲイツはビルドライドウォッチを使ってビルドアーマーにアーマータイムし、ジオウに連撃をくらわせます。
止まらない連撃に手出しができないジオウは、最後は「ボルテックタイムバースト」によって変身解除させられてしまいました。
第9話での仮面ライダージオウVS仮面ライダーゲイツの全く逆の展開ですね!
ジオウを撃破したゲイツはその場を去り、白ウォズに元へ向かいます。
白ウォズは「この後はどうするのか?」と問いかけると、
「仮面ライダークイズとアナザークイズを遭遇させる。そこに乱入する」
と言ったのです。
どうやらあそこでクイズではなくジオウを狙ったのはわざとで、アナザークイズにクイズ自信を遭遇させるために行ったようです。
最終的にはその2人の間に入って力を奪うという計画ということになります。
まさに策士ゲイツ!
白ウォズもゲイツの行いに称賛の意を表します。
そしてゲイツの計画通りに、白ウォズはノートにこう書き記すのでした。
[仮面ライダークイズとアナザークイズ、廃屋で遭遇する]
この記述どおり、クイズとアナザークイズが廃屋で遭遇。
親子の戦闘が始まるのでした。
ゲイツならどうする?
ゲイツの策略によって変身解除されてしまったソウゴ。
ツクヨミが駆けつけたり、黒ウォズに主水を倒したりはしないと言って呆れられたりということが起きた中でこんなことをツクヨミに問いかけました。
「ゲイツならどうすると思う?」
ソウゴは魔王になならどうするのかをツクヨミに聞こうとしていました。
そしたらツクヨミは、思わず吹き出し笑ってしまいます。
それもそのはずです、ついさっきも同じような質問をゲイツにされたのですから。
そのことを聞いて、ちょっとうれしくなってしまうソウゴw
誰の意見も構わず、自分たちが理想とする未来のためにまっすぐ突き進んできたゲイツが誰かの意見を聞く。
以前なら絶対に仮面ライダークイズに拳を向けていただろうとツクヨミはこぼします。
「ゲイツはまっすぐすぎるから。」
ひねったことは考えず、目的のためにまっすぐ道を歩くゲイツのことをツクヨミはそう言っていました。
するとソウゴはその言葉を聞いたからか何かを感じ取り、気合を入れてどこかに向かっていくのでした。
ゲイツの真の目的
廃屋では、仮面ライダークイズとアナザークイズが戦いの真っ最中。
計画通りに事が運んでいることを確認したゲイツは廃屋に入り乱入を試みますが、ここにタイムジャッカーオーラが登場。
時間を止めてゲイツの乱入を阻止します。
ところがゲイツの時間は止まらない!!
あり得ない事態にオーラは戸惑いを隠せませんが、実はゲイツはこの事態をすでに考えており先手を打っていました。
[タイムジャッカー・オーラ、ゲイツを相手に時間を止めようと試みるが止まらない]
白ウォズがノートにこう書き記すことで、オーラの時間止めを防いでいたのです!
邪魔者をはねのけたところで、ゲイツは仮面ライダーゲイツに変身し2人の中に乱入。
しかしゲイツは、クイズではなくアナザークイズに向かって攻撃を仕掛けたのです!
クイズは自分が目的ではなかったのかと動揺していますが、そんなクイズにゲイツはこう答えました。
「俺の使命は歴史を変えること。お前とは違うが、お前の使命を止める気などない!」
ゲイツの本当の目的は、アナザークイズを撃破し主水の目的を果たさせることだったのです!
クイズの力を奪う目的は変わらずも、まずは主水の目的を果たさせるために策を練っていたんです。
だから敢えてジオウを狙って、クイズを先に行かせようとしたしんですね。
ゲイツの真意を理解した白ウォズは理解できないとゲイツに詰め寄ろうとしますが、そこに現れたのがソウゴ!
どうやらソウゴは、ツクヨミが言っていた「まっすぐすぎる」という言葉とゲイツの行動からゲイツの真の目的を理解して助けに来たのです。
察しの良さはさすが魔王ですね!
ソウゴはゲイツとクイズの目的を達成させるため、白ウォズを止めるべく戦いを挑みます。
白ウォズはその挑戦を承諾し、ビヨンドライバーを構え仮面ライダーウォズに変身。
ソウゴも仮面ライダージオウに変身しますが、そこからさらに劇場版でしか出てこなかった「ダブルライドウォッチ」でアーマータイム!
まさかのテレビでも仮面ライダージオウ ダブルアーマーとなり、仮面ライダーウォズと戦闘を開始。
ジオウVSウォズと、クイズ&ゲイツVSアナザークイズの2つの戦いが始まりました!
主水の問題、保の回答
廃屋で戦っていたゲイツとクイズは、アナザークイズと共に外に場所を移動。
戦いの最中、クイズはアナザークイズに問題を繰り出します。
「お前の研究の成果は認められる!「○」か「×」か!」
この問いに思わず反応するアナザークイズだが、その答えは・・・
「正解は、「×」だ!」
回答の瞬間、アナザークイズに青い稲妻が走り大ダメージを与える!
この光景を見たゲイツは、妙案を思いつきます。
「ウォッチの力が無くても、仮面ライダークイズの力で倒せるんじゃないのか?」
いままであり得なかった状況が生まれている今だからこそできる方法を思いついたゲイツは、クイズと共に必殺技を発動!
ダブルライダーキックでアナザークイズを撃破しました!
変身が解かれた保に、主水は自分が2040年から来たお前の息子だと説明します。
当然信じない保ですが、主水が見せた自分が持っているものと全く同じ時計を身に着けていることを知ったときそれが真実であることを受け止めます。
主水は、念願だった問題を保に出します。
「1つだけ答えてくれ!あんたの研究はうまくいかないかもしれない。家族から心が離れてしまうかもしれない。その上、早くに亡くなるかもしれない。」
すると、保が答える回答の様々な可能性に不安を抱くよう保に背中を向けてしまう主水。
しかし、言葉は終わらない。
「・・・でも・・・人生で誰かを愛したとしたら、それは誰だ?」
今にも涙を流してしまいそうなほど不安に駆られた主水は、それでも母のため、自らの目的のために保に問います。
主水が意を決して出した問題に、保は沈黙の後に回答を出します。
「・・・、・・・、お前の母さんだ。」
保の回答は保の母親を、自分の妻を愛していました。
「正解だと信じる・・・。」
心の奥で望んでいた回答が返ってきた主水は、不安から解放され笑顔を浮かべてこの言葉を保に送りました。
形はどうであれ、主水に問題を出すことができるきっかけを作ってくれたゲイツに感謝の言葉をノベルのでした。
その場が和やかな空気を纏い、ハッピーエンドを迎えられそうな雰囲気になっていました。
しかし、
「メロドラマはそこまでにして。」
オーラの冷徹な言葉で、その空気は一気に張り詰めるのでした。
フューチャリングクイズ 登壇!
オーラは保の体からウォッチを取り出し再起動して、アナザークイズに変身させられてしまいます。
どうやらアナザーライダーは、仮面ライダークイズだけの力だけでは倒すことができなかったようです。
再び変身を試みようとするゲイツ達ですが、そこに仮面ライダーウォズが割り込み救世主と崇めるウォズを殴り飛ばし、主水の胸ぐらをつかんだのです。
どうやら仮面ライダージオウとの戦いは、ジオウの敗北に終わったそうです。
「君が私をまだ信じていないように、私もまだ君を信じていない。君の甘さは、いずれ未来を苦しめるだろう」
そういいながら主水にブランクミライドウォッチを押しつけると、そのウォッチは主水から力を奪い「クイズミライドウォッチ」へと変わったのです。
仮面ライダーウォズは目標をアナザークイズに変え、静かにクイズミライドウォッチを起動しフューチャータイム!
『ファッション!パッション!クエスチョン!フューチャリングクイズ!クイズ』
仮面ライダーウォズ フューチャリングクイズにフューチャータイムしました!
頭の角が「?」に変わり、右が赤、左が青に彩色されたアーマーが仮面ライダークイズのカラーを彷彿させます。
体の真ん中にも「?」がいくつもあり、複眼は仮面ライダークイズの複眼と同じオレンジ色で「ライダー」と記載されていました。
戦い方も仮面ライダークイズそのものだが、違うのは答え合わせの時。
「お前の論文は評価される、「○」か「×」か?」
の問いに、
「正解は「×」だ」
その瞬間、左の肩パーツが展開し「×」の文字が出現し上空に黒い雲が出現。
そこから発生した落雷がアナザークイズを襲い大ダメージを与えます。
「家族の心はお前から離れていく、「○」か「×」か?」
という意地悪な問題を出し、
「「○」だ!」
と言って再び落雷がアナザークイズを襲います。
白ウォズは結構性格が悪いです。
最後はジカンデスピアを「ツエスギ!」の音声と共に杖モードに変形し、必殺技「不可思議マジック」を発動!
たくさんの「?」がアナザークイズを縛り付け爆発!
アナザークイズを本当に撃破したのでした。
保にこれから起きる悲しい現実、それを突き付けながら倒す白ウォズはある意味黒ウォズよりもやばい奴だと思いました。
ゲイツリバイブの影
アナザークイズ撃破後、白ウォズはクイズミライドウォッチをゲイツに託しますが、ゲイツはそれを主水に渡そうとします。
が、主水は拒否し、未来を変えるためにウォッチをゲイツに託しました。
主水は目的の保の真意を知ることができ、ようやく自分と母の時間が動き出すと笑顔を浮かべています。
そして主水が身に着けていた動かぬ時計は再び動き出し、その様子はまるで堂安家の新たな一歩を表現しているようでした。
目的を達成し、2040年に戻ろうと白ウォズを催促する主水ですが、白ウォズが少し待つよう頼みます。
白ウォズはゲイツの元に寄り、
「いいかい我が救世主、君には使命がある。オーマジオウを倒すという・・・。」
といいながら、以前入手した「シノビミライドウォッチ」を渡します。
その瞬間2つのミライドウォッチがに稲妻が走り、ゲイツの脳内にある映像が流れます。
はっきりとは見えませんが、それは恐らく未来で救世主となるゲイツリバイブの姿。
今まで言葉だけでしか言われてこなかった、ゲイツリバイブの姿を初めて見ることになったゲイツ。
映し出された映像の衝撃に動揺を隠せないゲイツは、1人その場を去っていくのでした。
終わりと次回予告
今回は仮面ライダージオウ第20話のネタバレと感想を書いていきました。
主水の目的が達成できてよかったですが、同時に白ウォズの手段を択ばない方法による残酷なアンサーには心が痛かったですね。
ゲイツにも、ゲイツリバイブの影が迫ってきている気がします。
どんどん魔王のいない未来に移行していっている2019年。
問題が解決していくことはうれしいことなのに、それが結果として自分の悪い方向に向かっていくというソウゴにとっては非常に報われない事ばかり。
そんな時に黒ウォズが持ち出した、ジオウライドウォッチによく似たアイテム。
これがひょっとして、次のパワーアップフォームアイテムになるのか?
しかもそれを順一郎に渡すあたり、やはり順一郎はオヤッサン枠以外の別の役割があるのだろうか?
そして次回はミライドウォッチ系の物語かと思ったらまさかの仮面ライダー龍騎のお話!!
しかも登場するのはアナザー龍騎ではなく、アナザーリュウガ!?
鏡の中のソウゴも登場するし、左右反転した仮面ライダージオウも登場で相変わらず視聴者を驚かせますw
仮面ライダー龍騎に登場していた俳優陣も登場するので、全く目が離せません。
来週も楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。