こんにちは、机上大使です。
ソウゴ19歳の誕生日を盛大に迎えてから一週間、キバ編が始まった仮面ライダージオウ第35話。
今回はソウゴの幼き日の初恋について描かれていたり、昼ドラチックな演出があったと思ったら「エッ!?」と思ってしまう釈由美子さんの仰天アクションだったりと見どころ満載w
突如現れた仮面ライダーギンガの圧倒的戦闘力や、これまで以上に白熱したジオウトリニティによる高岩劇場とどちらかというと笑い要素がてんこ盛りとなっていましたw
前回以上にテンションが高い仮面ライダージオウ第35話、早速書いていきましょう!
釈 由美子によるSッ気溢れる迫真の演技
第35話の見どころは、何といってもベテラン女優「釈 由美子」さんによる迫真の演技の数々です!
釈 由美子さん演じる北島祐子は冤罪で牢獄されているらしく、番組開始直後では「テツヤ」という男性との面会から始まるのですが、囚人服を着ていてもその美貌が消えることはありません。
この佑子は相手の身なりや匂いでどんな生活をしているのかを当てることができ、テツヤが服を新調したり香水や嗜んだワインの銘柄を当て裕福な生活を送っていることを当ててしまいます。
艶めかしい演技を披露したと思ったら相手の幸せに嫉妬するような絶妙な顔つきをし、すぐさまつくろったような笑顔をつくってしまうという静かなシーンながらも流石ベテランと思ってしまいました。
そして面会が終わり牢屋に戻されると、
「私は無実だあああ!!」
と髪を乱し喚き叫ぶといった迫真の演技…いやいやあっぱれでしたw
そんな祐子の怒りを利用しようとしたのがタイムジャッカーオーラ。
「その怒りを解き放ちなさい」とキバの『運命の鎖を解き放て!』みたいな台詞と共に佑子をアナザーキバに変身させ脱獄させてしまったのです。
そこから佑子の性格は180度変わります。
「法を変える為に王となる!」
を信念に、冒頭の艶やかな感じは残しつつもSッ気満載な強気な女にMAX大変身!
「~だな」と語尾に目上感が追加され女性のような口調が無くなり、でも見た目はその美貌を最大限に活かした髪型やファッション
まさに女王の身のこなしです。
が、実際に佑子がやっていたのは過去で自分に罪を着せた人たちへの復讐。
自分を弁護できなかった弁護士や有罪に陥れた検察を襲い掛かるのですが、その際に佑子は
「お前に判決を言い渡す…有罪!!」
と宣言して相手を襲うんです。
この台詞、実は仮面ライダーキバで登場した「仮面ライダーサガ」の名台詞のオマージュなんです。
細かなところにもキバ要素をしっかり取り入れてますね!
Sッ気をふんだんに出し女王らしさを演出したりしながらもソウゴを「かわいい坊や」とお姉さんのように言ったりとするといった官能的な演技を、釈 由美子はこれ見よがしに見せつけてくれました!
余談ですが、今回釈 由美子さん演じる北島祐子は僅かですがアクションも行っています。
佑子はオーラによってアナザーキバになったので本来ならオーラの言うことを聞くべきなのですが、女王と豪語する佑子はオーラを使いっ走りときっぱり言ってしまうのですw
それに対しカチンときたオーラですが、佑子は足元にあるマンホールの蓋を足で宙に浮かせオーラに向かってフリスビーのように投げつけたのです!
間一髪で交わすも、オーラの頬には傷が…。(後にこれが大波乱に!)
さらにはマンホールの蓋で相手の攻撃を防いだりと、マンホールの蓋アクションを披露!
「キャ○テン・アメリカじゃん!?」と言ってしまうくらいそのアクションが視聴者に衝撃を与えておりますw
ツイッターで「マンホール 釈由美子」と検索するとコラ画像がいっぱいでてくるので一度やってみてくださいww
ソウゴの初恋
さて、仮面ライダージオウのキバ編ではソウゴの初恋がキーワードとなっているのですが、話の始まりは順一郎が3日寝ずに作ったアップルパイから始まります。
その美味しさに絶賛する一同だったのですが、その中でソウゴが
「この甘酸っぱさ…初恋の味だ!!」
と発言するのですがそれにみんなが仰天!
あのソウゴが…恋を知っているだと…!
王様にしか目が無かったソウゴ、それ以外に無関心だと誰もが思っていたのに初恋をしたことがあるということに順一郎含め全員が驚きを露わにしますw
ソウゴの初恋は小学生の頃、公園で一人で遊んでいた時にひざを擦りむいてしまい泣いていたところをとある女子高生が絆創膏を貼ってくれたことから始まります。
その後は女子高生と一緒に遊んで、別れの際には女子高生が幼きソウゴの顎を撫でながら「かわいい坊や」と言って去っていったのです。
これがソウゴの初恋…ってネコか!?
と周りからツッコミの乱舞が繰り広げられましたが、初恋は初恋です。
顎を撫でて「かわいい坊や」とはずいぶんませた女子高生ですなw(嫌いじゃないわ!)
ここまで書けばお気づきの方もいるでしょう…
ソウゴの初恋相手は、北島祐子です!
恋をテーマにした演出が多かった仮面ライダーキバでしたが、ソウゴの初恋相手が時を経て敵となり再開するんです!
ソウゴもアナザーキバが初恋相手だと知ってしまい、アナザーキバ打倒に躊躇いを出してしまいます。
王になるための覇道には強者との戦いが頭に浮かびますが、ソウゴにとっては「初恋」というまさかの壁が立ち尽くしていたんですね!
オーラの逆鱗に触れる
仮面ライダージオウ第35話にて久しぶりに全員集合したタイムジャッカー達。
あれだけ仲違いなことをたくさんしたのに、一緒にアイスを食べたりと何やかんやで共に行動していましたw
で、今回はオーラがアナザーキバを生み出すのですが、聞き分けがいいと思ったら自分を下に見るというとんでもない奴という展開になってしまいます。
しかしこっちには時の力を操る力があると余裕綽々のオーラだったのですが、先ほども書いたように佑子はマンホールの蓋を投げつけてオーラの顔に傷をつけてしまいます。
この行為が…オーラの逆鱗に触れてしまったのです…。
ソウゴ達が佑子を説得しようとしていた最中に、なんとオーラは佑子に向かって攻撃をしたのです!
新たな王を擁立するために自分が作ったアナザーキバに攻撃をしたオーラ。
「お前は失敗作!私の顔に傷を付けた!!!」
と画面が揺れるほどの大激怒!!
敵や仲間を利用するといった悪女っぷりを見せつけてきたオーラですが、ここにきて悪女感をさらにアップする台詞をかましました!
自分の顔に自信がある悪女ほどこういうセリフ言いますよねw
オーラの悪女パロメーターがどこまで上がっていくのか…私は楽しみですw
突如現れた仮面ライダーギンガ
この仮面ライダージオウ第35話はキバ編ですが、同時にある仮面ライダーが登場する回でもあります。
今回新たに登場するのが…
仮面ライダーギンガ!!
発表されてから全然音沙汰がなかった仮面ライダーギンガが、まさかのキバ編で登場!
キバ編のレジェンド出演となった松田賢二さん演じる次狼が、いきつけの喫茶店「亜露麻」(以前はカフェ・マル・ダムールだった)で世界一不味いコーヒー(自称)を飲みながら美人の店員に世界が終わる光景を見たという話をしていました。
その話の最中に隕石が地球に落下する映像が流れたのですが、どうやらその隕石が世界の終わりに起因すると次狼は言っています。
「一人狼の戯言だ…」とダンディに言っていたのですが、残念ながらそれは現実となってしまいます。
ゲイツとアナザーキバの戦闘にソウゴが意を決して変身をしようとしたその時、次狼が見た光景と同じように隕石が落下。
全員で隕石の落下地点に向かうと、そこには青色の結晶が。
するとその結晶を内側から壊し現れたのが、仮面ライダーギンガなのです!
杉田智和さん演じる「キバットバットII世」の声を彷彿させるような渋いボイスが鳴り響き、
「仮面ライダーギンガ…」
と発言すると同時に突然ソウゴ達に攻撃を仕掛けます!
「すべてのものは滅びゆく…」
淡々と台詞を呟きながらアナザーキバを一撃で撃破したりと圧倒的な力を見せつけます。
ソウゴ達も仮面ライダージオウトリニティで応戦しようとしますが、全く歯が立たなかったのです。
…まあそれにはいろいろわけがあるのですが、それは後で話しますw
キバ編だというのに完全にいいところを持って行った仮面ライダーギンガでした!
高岩劇場開幕!
先程ジオウトリニティが仮面ライダーギンガに歯が立たなかったと書きましたが、実は敗因はソウゴ達にあったのです。
ソウゴ達は強すぎる力に対抗するためにジオウトリニティになったのですが、実はこれまで3人一致団結して変身しておらずソウゴの独断で変身していました。
ゲイツやウォズは「勝手に変身するな」とか「やめて…」とどちらかというと変身には反対な気持ちです。
今回は、それらの積み重ねによって起きたお互いのすれ違いが敗北の原因と言っていいでしょう。
ギンガとの戦闘でも3人の意思が噛み合わなかったりして、本来の戦い方ができない状態だったんですね。
そんな噛み合わない意思疎通によって何が引き起こされるのかというと…
高岩劇場です!!
平成仮面ライダー屈指のスーツアクター高岩成二さんが仮面ライダー電王クライマックスフォームで見せた伝説的パントマイムから生まれた言葉のですが、それと同じようなことを今回は存分に披露したのです!
ゲイツが「あれをやるぞ!」というと体の右側のゲイツがガシガシと激しく動き
ジオウが「あれって何?」と質問するときは全身を使ってうなだれるようにきょとん
ウォズが「あれでは分からない」と言えば体の左側をグネグネ動かす
と言った一人では決してできない3人の会話を、1つの体でしかも瞬時に行いました!
映像のカット等も一切使わず一本で行っているのがまた凄いところです。
3人の戦い方の分け方も見事に行っていて、激しく動いたりすぐ焦ったりおとなしくなったりとを瞬時に繰り返してました!
きっと撮影の裏では
「またこんなことやらなきゃいけないのか~」
と高岩さんの頭を悩ませていたことでしょうw
終わりに
今回は仮面ライダージオウ第35話について書いていきました。
釈由美子さんの美しさを存分に生かしたキャラクターや、叫んだりSになったりお姉さんになったりというその演技力の高さを拝むことができましたね!
マンホールの蓋を使ったアクションも視聴者を沸かせたことでしょうw
今回の話では、次狼がソウゴ達と会うことはなくただ喫茶店でコーヒーを飲むだけでしたが…会うのは来週ということですかね?
仮面ライダーキバについても今回はあまり触れなかったので、どのような展開でライドウォッチが渡されるのか気になるところですね。
ジオウトリニティによる高岩さんの見事な演技も魅力でしたが、変身直前のゲイツとウォズの表情にもだんだん面白みが追加されていっていますw
ソウゴとの気持ちのすれ違いによる変身も面白いですが、3人の気持ちを1つにしたジオウトリニティも見てみたいです!
来週の第36話ではソウゴ達が佑子に跪く映像が流れていて、何とタイムジャッカーまで跪くことに!?
ソウゴだけでなくとスウォルツが何の躊躇いも無く跪くのも裏がありそうです。
ソウゴの試練でもある初恋相手佑子との関係の結末なども描かれそうですが、仮面ライダー名物の雨演出が行われます!
大粒の中瞬きせずに頑張るソウゴの演技にも注目です!
そして来週は、仮面ライダーウォズのパワーアップフォーム
「仮面ライダーウォズ ギンガファイナリー」
が爆誕します!
仮面ライダーギンガから生み出されたものだと思いますが、その経緯や実力をしっかり見ていきたいものです。
キバ編なのに仮面ライダーキバが登場しませんでしたが、恐らく大人の事情でしょう。
そこをどうやってカバーしていくのかも注目しなら来週を待ちたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。