こんにちは、机上大使です。
今回は、4月に満を持して発売されたフィギュアをレビューします。
S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーキバ キバフォームです!!
2008年に放送された仮面ライダーキバのメインライダーがS.H.Figuartsの上位ブランド「真骨彫製法」で商品化されました!
実は仮面ライダーキバは、S.H.Figuartsで発売されたことがなくシリーズでもキバは最終フォームのキバエンペラーフォームしかなかったんです。
キバのS.H.Figuartsシリーズ開始が2010年だったので、なんと9年の歳月をかけてやっと商品化されたというファン待望の商品なんです!!
まさに鎖から解き放たれたヴァンパイアって感じですね!
それだけファンを待たせたということもあってか、クオリティがもうおかしいんです!w
これまで以上にスーツを小さくしたものと思ってしまうくらいの完成度の高さなんです。
言葉だけではもう説明できないので、早速レビューしていきましょう!!
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では、S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーキバ キバフォームを外箱から順にレビューしていきましょう!
■外箱
外箱は真骨彫製法ならではの特別感ある玉手箱型の外箱です。
表のイラスト以外は白と黒という非常にシンプルな箱です。
側面には銀の箔押しのアルファベットで「仮面ライダーキバ キバフォーム」と記載されています。
■フィギュア本体
では、9年の歳月をかけて作られたフィギュアの全貌を見ていきましょう…
こちらが仮面ライダーキバのフィギュア本体です。
どうですか…すごくないですか?
全てにおいて完璧としか言いようがないフォルムやデザインです!
後ろの造型も素晴らしいです!
装飾の細かさも文句無しです。
上から順に詳しく見てみましょう。
・頭部
まずは頭部のぱーつですが、近くで見ると本物マスクそのものです。
モールドの細かさや複眼の仕上がりなんかも素晴らしいですね!
横から見ると複眼の仕上がりの素晴らしさがよくわかると思います。
見れば見るほど美しすぎて引き込まれてしまいます…。
・胴体
次は胴体ですが、こちらも圧倒的なクオリティを放っています!
真っ赤な塗装と黒のラインによるキバのセクシーな胸筋と腹筋が露わになっております。
周りの銀塗装による装飾なんかもたまらない!
首周りにあるキバの特徴的な襟も劇中通りになっています。
貴族感がでていますね。
そしてキバと言えば鎖!
造形氏さんもこの鎖の演出に頭を悩ませたとインタビューで述べていましたが、この緻密さは納得です…。
敢えて金属を使用しないで鎖を演出したらしいのですが、そのおかげで鎖が目立ちすぎたりしていません!
鎖に縛られているコウモリの羽のようなデザインの肩パーツも最高です。
・キバットベルト
キバが変身するキバットベルトですが、変身に必要な「キバットバットⅢ世」やフエッスルなどは付属パーツとなっています。
しかし装着部分の裏側のモールドまでここまで細かくやってくれていて、造型氏のこだわり方の凄さがにじみ出ています。
・下半身
キバは特徴的な部分が特に多い仮面ライダーなのですが、その中でも最も存在感を放つのが鎖ががんじがらめに巻かれた銀の右足の拘束具!
キバのライダーキック「ダークネスムーンブレイク」を発動するときに展開するヘルズゲートを固く閉ざしているのですが、モールドや装飾の1つ1つがとにかく細かい!
肩パーツ同様に鎖は金属ではなく軟質パーツを使っており、不均等に見えて均等に巻かれていてますね。
ヘルズゲート展開時の足は別パーツで再現できますが、それは後程紹介します。
もちろん足裏のモールドも入っています。
右足は赤い点になっています!
■付属パーツ
フィギュア本体の次は付属パーツを紹介します。
・手首パーツ
手首パーツは左右で2種類、フエッスル用右手首パーツ1つとなっています。
塗装や艶感が真骨彫製法ってこともあってとても丁寧な作りです。
・キバットバットⅢ世
仮面ライダーキバに登場する愛嬌たっぷりなコウモリ「キバットバットⅢ世」は、ベルトとは独立しております。
小さなパーツなのですが、目の輪郭や金塗装など妥協が一切ないです!
羽は画像のように収納することができ、これでキバットベルト装填状態にすることができます。
なんと口を動かすこともできるので、喋ってる風にしたりフエッスルを吹かせるなんてこともできちゃいます!
小さいのにこだわりすぎ…(ありがとうございます!)
では、キバットベルトに装填してみましょう。
キバットバットⅢ世の裏には、キバットベルトに装填するためのジョイント穴があります。
ジョイント穴に差し込む前に、キバットバットⅢ世の足を引っかけてからジョイントに差し込みます。
装着の仕方まで劇中しようなんてテンション上がります!!
キバットバットⅢ世を装着するとこんな感じになります!
お?それっぽくなってきましたね!!
コウモリがぶら下がる習性をベルトのギミックにしちゃうなんて当時のデザイナーは天才だと思います。
また付属パーツの中にこんな透明なパーツがあったのですが、これは「魂ステージ」に取り付けることでキバットバットⅢ世を空中に浮かすことができるパーツなんです。
『渡~!』
可愛らしいキバットバットⅢ世を再現できます!
・フエッスル6種&ホルダー
キバットベルトを完璧にするためには、フエッスルとホルダーも必要です。
なんとフエッスルは1個1個がクリアパーツに塗装というとんでもない仕様!
S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーウィザードのウィザードリングに負けず劣らずの極小の付属パーツですw
フエッスルはフォームチェンジ用フエッスル
・ガルルフエッスル
・バッシャーフエッスル
・ドッガフエッスル
と必殺技や召喚を行うフエッスル
・ウェイクアップフエッスル
・ドラン・フエッスル
・ブロンフエッスル
といった6つのラインナップとなっています
代表としてウェイクアップフエッスル見てみましょう。
1㎝も満たない本当に小さなパーツなのに、造型や塗装がしっかりしているんです。
塗装に雑さがまったく感じれないのは素晴らしいとしか言えません!
キバットバットⅢ世に加えさせることも可能です。
ただしガチっと固定はされないので、紛失には注意してくださいw
キバットベルトトと同じメタリックレッドのホルダーで、ここにフエッスルを収納します。
収納の順番は取り扱い説明書に記載されていますので、忘れた方も安心です。
左側はこんな感じで、
右側はこんな感じです。
あとはキバットベルトの左右にある穴にホルダーを差し込めば、完璧なキバットベルトの完成です!
・右足(ヘルズゲート展開)
付属パーツ最後は、ウェイクアップによって鎖を解き放たれたヘルズゲート展開時の右足です!
これすっごくないですか!?
先ほどの右足とは打って変わった禍々しさを前面に出した真っ赤な足!
装飾や翼の主張もすごいことになっておりますww
裏側は先ほどの拘束具に拘束された右足の名残を感じます。
羽の両端に模様がプリントされていますね!
付け替え方法ですが、実はとっても簡単。
実は右足は、画像のように膝から下を取り外すことができるんです。
そしてヘルズゲート展開時の右足を取り付ければ…
鎖を解き放ったウェイクアップ状態の完成です!!
主張が激しい右足になりました!
・ライドウォッチ型台座(初回生産限定)
S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーキバは、初回生産限定でライドウォッチ型台座が付属しています。
「HEISEI RIDERS RISING PROJECT」の第3弾ということで発売されたのでこういった仕様になっているんですね。
今回は真骨彫製法についてくるということで別箱に付属していました。
特別感をこんなところにまで見せてくるとは思ってもいませんでしたw
中には、ライドウォッチの形をしたプレート2つと、
キバライドウォッチのデザインが描かれたシート1枚が付属しています。
このシートを先ほどのプレートに挟むことでライドウォッチ型台座が完成します。
こちらが完成形です!
これまで発売された「HEISEI RIDERS RISING PROJECT」シリーズに付属しているものと特に変わりませんが、続々とライダー達の台座が増えていってちょっと嬉しかったりしますw
実際に台座に乗せてみると、心なしかレジェンド感が出ますね!
この台座でクウガ~ジオウまで並べたら結構な達成感が出るような気がします。
せっかくなのでこれまで発売した「HEISEI RIDERS RISING PROJECT」シリーズのフィギュアたちを並べてみました!
私はまだ購入してないものもあるのですが、この数でも結構いい感じだと思います。
早く平成仮面ライダー全員を揃えて達成感を得たいですね!
★画像にあるHEISEI RIDERS RISING PROJECTシリーズのレビュー
可動域
次にS.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーキバ キバフォームの各部分の可動域を見ていきましょう!
■頭部
上にはこれくらい向くことができます。
下にはこれくらい。
首周りの襟は可動に一切干渉しないので、S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーキバの首可動はかなり優秀だと思います。
■腕
腕は肩かた一回転します。
肩パーツは画像のように動くようになっています。
そのため腕の可動に合わせて動いてくれるので、腕を胴体とほぼ垂直になるまで広げることができます。
肩と腕の間、肘、手首にて可動が可能です。
■胴体
後ろにはこれくらい反れます。
前にはかなり倒すことができます。
後ろ以上に前に倒すことができるのはなぜなのでしょうか?
秘密はこの腹筋のギミック。
実は腹筋の下段は画像のように胴体が倒れると動くようになっているんですね。
これによって腹筋の下段が稼働に干渉することがなく倒れやすくなっています!
■下半身
S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーキバの下半身は、姿勢を低くするするキバの為にとても動かしやすい構造になっています。
横にはこれくらい広げることができ、
前後には、横以上に広げることができるんです。
これだけ広げることができるなら、ダークネスムーンブレイク時の足を高く上げる動作も余裕ですね!
腰と足の付け根、ひざ、足首、つま先が稼働可能です。
画像のように拘束具でごつく見える右足も同様に動かせますよ。
ただどうしても足のボリュームが左右で違うので、ひざから最大まで曲げると画像くらいの違いは生まれてしまいます。
ヘルズゲート展開時の右足も同じくらいの差となっております。
以上可動域の紹介でした!
次はいよいよアクションポーズです!!
仮面ライダーキバ アクションポーズ!
ではS.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーキバを使って様々なポーズをとっていきましょう!
『キバっていくぜ!ガブッ!変身!』
変身は直後はスラっと直立状態なのがキバですが、ただ立たせるだけで美しい…
人間らしく歩くこともありますが、キバと言えば姿勢を低くして移動といった動物的な歩き方もしていました!
真骨彫製法によって完全にスーツと化したキバは、ちょっとした攻撃ポーズをとっただけで完全にスーツを着たヒーローと化します。
片足で立ってキックなんて余裕余裕♪
後キバと言えば、建物等の柱に足でぶら下がっての攻撃!
コウモリという要素を活かしたキバならではの戦い方ですよね!
最後は、キバの最高にかっこいいライダーキック「ダークネスムーンブレイク」を行いましょう!!
『いくぜ!!ウェイクアップ!!』
キバットバットⅢ世がフエッスルを吹き飛びたつと、大きく手を広げる。
突如周りが暗くなります。
バサッ!!と右足を高く掲げる!
右足に巻かれた鎖をキバットバットⅢ世が開放することでヘルズゲートが開かれます。
月浮かぶ闇夜に高らかにジャンプ!
体をコウモリのように逆さになり、空中で体勢を立て直し…
ファンガイアに向かって高速ライダーキック!!
キバによるライダーキック「ダークネスムーンブレイク」を完璧に再現することができました!
とにかく下半身の可動が素晴らしく足を上げるポーズができるのはすっごく嬉しい!!
最高のフィギュアです!
終わりに
今回はS.H.Figuarts(真骨頂製法)仮面ライダーキバ キバフォームを紹介しました!
一度もS.H.Figuarts化されることがなかったキバの、ファン待望の真骨彫製法によるフィギュア化。
長年の歳月が経ったからこそ、とてつもないクオリティのキバを我々に提供してくれたことに感謝するしかありません!
全てにおいて完璧なデザインで、デザインを損なっていないのに異常なくらい動く!
まさにS.H.Figuartsの真骨頂のを見せつけられたなと思わずにはいられない、文句なしの大満足なフィギュアとなりました!!
ありがとうバンダイ!!
真骨彫製法の新作として、次は仮面ライダーオーズ タトバコンボが発売されます!
どんどん展開される真骨彫製法シリーズにも注目です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。