こんにちは、机上大使です。
仮面ライダージオウ第8話、ご覧になりましたでしょうか?
前回の第7話では改めてアナザーライダーの恐ろしさが描かれた物語になっていましたが、今回の第8話では「常磐 ソウゴ」の王様としての実力が垣間見える話になっています。
前はちょっとしか出なかった「仁藤 攻介」も大活躍するようです。
さらに、物語の最後にはとんでもないサプライズも待ちかまえていました!
では今回も物語のネタバレと感想を書いていこうと思います!
■前回の仮面ライダージオウのネタバレ&感想記事
■目次
相対する2人の思い
第7話でアナザーウィザードによってねむりの魔法にかけられてしまった「ツクヨミ」。
「明光院 ゲイツ」は、ツクヨミがこうなったのはソウゴの所為だと強く攻めます。
けれどソウゴは、アナザーウィザードの生まれた年を教えて2018年の早瀬はもう襲わなくて良いとゲイツに報告。
同時にゲイツもウィザードライドウォッチを持った男を見つけた事を明かし、その場所に向かおうとするのでした。
しかし、ソウゴはゲイツを止めます。
指図することに憤慨するゲイツに、ソウゴはこんな事を言うのです。
「なぜ早瀬さんは、同僚の手品師さんを襲ったと思う?」
同僚の手品師は「長山」という男で、前回マジックハウスの経営者「香織」と結婚して店を閉めることを早瀬に報告したことによって襲われ、大やけどを負っています。
ソウゴ達はまだそのことを知らないのですが、長山さんを襲ったことに何かヒントがあるのではと踏んだのです。
ところがその発言にゲイツが激怒!
「ツクヨミがあんな目にあって、今更そんな個人的な問題などどうでもいいだろ!」 (赤線の言葉を覚えておいてください)
身内が敵に眠らされているのに、敵の事を考えるなど馬鹿げていると考えているゲイツは一刻も早くライドウォッチを手に入れてアナザーウィザードを倒せば全て解決するのだと考えています。
でもソウゴは、
「それじゃあ根本的な解決にはならない気がする!」と反論!
力だけで解決してしまえばその場限りの解決になり、誰も幸せにはならないと考えているソウゴ。
その発言に呆れてしまったゲイツはその場を退場し、ツクヨミのために独断でライドウォッチを持った男を探しに行くのでした。
仲間を第一に考えるゲイツと、敵であっても決して見捨てず手を差し伸べようとするソウゴ。
どちらも間違っていない思いががぶつかり合う印象的なシーンでした。
復讐の牙は思い人までも
早瀬は、アナザーウィザードの力をマジックハウスの経営のため、そして密かに思いを寄せていた経営者の「香織」の為に使ってきました。
しかしその努力は実らず、思い人は同僚と結婚し向こうの都合で店を閉めることになってしまった。
事実としては長山と香織に悪気などなく、早瀬の実力をもっと大きな世界に羽ばたいて欲しいという思いでの決断でした。
でも、早瀬はずっとマジックハウスのためだけに力を使ってきた。
好きだった香織の力になりたいと思ってアナザーウィザードの力を使ってきた。
2012年から2018年までの6年間が無駄になる・・・同僚に好きな人を奪われ、守ろうとしたマジックハウスが消える・・・。
早瀬は思うのでした「自分の思いを裏切った」と。
ここから早瀬は復讐に燃える怪物へと変わってしまうのでした。
同僚に火傷を負わせ、今回の話で思い人だった香織にまで復讐の牙を向けることに・・・。
幸い、長山から事情を聞いたソウゴがそうなることを先読みしていたため現場に素早く到着し、最悪の結果を免れる事ができました。
誰かのためにという気持ちは、強ければ強いほど裏切られてしまった時の反動が大きいってことですね。
仁藤 攻介登場!あだ名はツンツン
ゲイツはライドウォッチを持っている男の捜索をしているのですが、途中で神社の林の中に違和感しかないテントを発見します。
優秀なゲイツ君は、ライドウォッチを持っていた男がキャンプ道具一式を持っていること覚えていたので、早速テントに向かおうとすると、
「探してるのは俺か?」
後ろから声をかけられます。
その後ろには、ザックを背負った野性味溢れる出で立ちのお調子者な口調の男。
紛れもない、仮面ライダービーストの変身者「仁藤 攻介」が登場!
その手にはライドウォッチがあるのですが、なぜ自分がライドウォッチを持っているのか、どこで手に入れたのかを覚えていないようです。
そのためゲイツがライドウォッチを渡すよう要求してもそれを拒否。
ただし、自分がライドウォッチを持っていた理由が明らかになったら譲るという条件をゲイツに突きつけた後に、
「じゃあな~ツンツン!」
初対面なのにいきなりあだ名呼びという、かなりフランクなコミュニケーションw
ツンツン・・・多分髪の毛がツンツンしてるからか性格がツンツンしてるかなのかと思いますが・・・多分両方ですねw
ソウゴ、ウォズを巧みに利用する
今回の第8話のみどころの1つと言っていいのが、ソウゴの閃きと采配力と言っていいでしょう。
ゲイツは、神社で出会った攻介がライドウォッチ手に入れた経緯の記憶がないことをソウゴに告げると、ソウゴは今まで出会ってきた変身者達と同じ状態であることを確信します。
ライドウォッチを持っているみんなが仮面ライダーだったときの記憶を忘れている。
何故みんなして同じように記憶を無くしてしまうのか悩んでいた2人でしたが、ソウゴが何かを閃き、
「ウォズ、いるんでしょ?」
周りを見渡しながら言うと、周りの時計が一斉に動き出し階段からウォズが降りてきたのでした!
突然登場するのはウォズの得意技でしたが、遂にソウゴから呼び出すという展開に。
「私も便利に使われてしまったな」
と愚痴をこぼしますw
ウォズと協力することに抵抗のあるゲイツでしたが、
「2人に昔何があったか知らないけど、個人的な問題などどうでもいい!って言ったのはゲイツでしょ?」
と物語冒頭でゲイツ本人が言った言葉を返されてしまいましたw
ウォズを呼び出した理由は、ライドウォッチの持ち主はなぜ記憶が消えてしまうのか、そして持ち主が一瞬記憶を取り戻す理由を聞くことなのですが、ウォズは喋ることを渋るような態度をとります。
ここでもソウゴは、
「ウォズは俺の協力者なんだし、ライドウォッチを手に入れたいのはウォズもゲイツも一緒でしょ?」
とウォズの立ち位置を利用した発言!!
これには一本とられたと笑みを浮かべたウォズは、ソウゴの質問に笑顔で答えるのです。
タイムジャッカーが生み出したアナザーライダーによって歴史が変わり、本来の仮面ライダーは仮面ライダーではなくなってしまう。
そのためライダーとしての記憶を無くしてしまうのだ。
そしてライダーの記憶を取り戻すには、アナザーライダーの存在を消して本来の歴史に戻すこと。
つまりアナザーライダーを倒せば元の歴史に戻るんです!
ただし、アナザーライダーはその年代の仮面ライダーの力でしか倒すことが出来ないため、ただ倒すだけでは一瞬でしか記憶が戻らないというわけなんです。
だから第2話でゲイツがアナザービルドが倒したら戦兎と万丈の記憶が戻ったし、第4話で永夢がエグゼイドに変身してても変身が強制的に解除されたんですね。
これで記憶を失う原因と記憶を取り戻す原因が分かったわけですが、これを聞いたソウゴはある策を思いつきウォズとゲイツに話を始めるのでした。
決戦!ゲイツVSビースト
ソウゴとの話の後、ゲイツは再び攻介の元へ向かいます。
自分がライドウォッチを持っている理由が分かったかどうかを攻介が質問しますが、いずれ分かると攻介の傍で待機しているのでした。
一方、長山が入院している病院では早瀬の魔の手が迫っていました。
長山の病室には香織も一緒にいたのですが、怒りに燃える早瀬はアナザーウィザードに変身して香織達を襲おうとします。
しかし、病室のベッドから出てきたのはソウゴ!
こうなることを予想して長山とすり替わっていたのでした。
そのまま仮面ライダージオウに変身し戦闘開始。
最終的にはビルドアーマーを装着し「ボルテックタイムブレイク」でアナザーウィザードを撃破しました!
それと同時に歴史が元に戻り、のんきにスルメを焼いていた攻介は突如転倒。
同時にかつての仮面ライダーウィザードとの記憶が走馬燈のように蘇ります。
ウォズの言うとおりなら記憶が一瞬元に戻るはず、それをゲイツが確認しようと近づくと・・・突然攻介がゲイツを投げ飛ばしました!!
そしてそのまま指輪をバックルに構え、
『ドライバーオン!』
「へーーんしん!」
『セット!オープン!L・I・O・N!ライオン!』
金色と黒のボディ、鬣のような頭部に緑の複眼、左肩にライオンのアーマーを携えた仮面ライダービーストが見参しました!
この状況を見たゲイツは、戦いに勝ってライドウォッチを奪い取るのだと判断し仮面ライダーゲイツに変身し戦闘を開始します!
お互い一歩も譲らない格闘戦が繰り広げられますが、この戦いを止めたのは仮面ライダービースト。
攻介は、本当にライドウォッチを与えるべきか試しただけだったらしいのです。
全てを思い出した攻助は、2つのブランクライドウォッチをゲイツに渡されたことを明かし、ウィザードライドウォッチをゲイツに手渡しました。
が、攻介はもう1つビーストライドウォッチも持っておりそ、ゲイツはそっちも渡すことを要求しますが、ここで名言「みなまで言うな!」が炸裂!
その後、魔法使いの未来をゲイツに託して攻介はテントの中へと消え、ゲイツはウィザードライドウォッチを握りしめ2012年に向かうのでした。
ゲイツとジオウ、それぞれの戦い!
いよいよ大詰めのアナザーウィザードとの戦い!
2012年12月25日では、ウールと契約した早瀬がアナザーウィザードに変身。
それと同時刻でフェニックスファントム戦っていた仮面ライダーウィザードの歴史が改変されファントムも仮面ライダーウィザードも消滅してしまいました。
確かこの時って、ウィザードの物語にサンタクロースが出てくる回でしたね。
手に入れた力でマジックハウスを建て直せると期待に燃える早瀬でしたが、その後ろに仮面ライダーゲイツが登場。
手に入れたウィザードライドウォッチを使ってアーマータイム!
魔法陣が出現し、ゲイツに纏ったら魔法陣が背中のローブに変形!
肩パーツにフレイムリング宝石部分が施され、頭部に「うぃざーど」の文字が施された優雅さが際だつアーマーとなりました。
魔法を使って戦うわけではありませんが、ジカンザックスにウィザードライドウォッチを装填すると仮面ライダーウィザードインフィニティスタイルの必殺技「ドラゴンシャイニングに」非常に酷似した「ギリギリカッティング」を炸裂させました!
一方2018年では、仮面ライダージオウとアナザーウィザードとの戦いが続いています。
仮面ライダージオウはフォーゼアーマーで対抗中。
その最中に後ろからウォズが、もうこの世界にいる必要がないから2012年に行くことを催促しますがジオウはそれを拒否します。
動揺するウォズでしたが、そんなウォズを差し置いてジオウは2018年のアナザーウィザードとの戦闘を続けるのです。
2012年のアナザーウィザードと2018年のアナザーウィザード、それぞれの戦いが繰り広げられています。
ジオウの喝!!必要なのは思いを伝える勇気
2012年にいかず2018年のアナザーウィザードと戦っている仮面ライダージオウ。
その理由は、冒頭で言っていた「根本的な解決」をするため。
早瀬の事情を知っているジオウですが、絶望し復讐心を燃やし続ける早瀬に、
「目を覚ませ!!あんたに必要なのは、魔法の力なんかじゃない、思いを伝える勇気だろ!!」
と喝をいれたのです!
2012年のあの時に、契約ではなく香織に告白をすれば、たとえ駄目でもこんな事にはならなかった。
図星を突かれ一度は変身を解く早瀬でしたが、認めきれず再び変身し攻撃を続けます。
しかし最後は、フォーゼアーマーの「リミットタイムブレイク」によってアナザーウィザードを撃破。
それよりすこし前に、2012年でゲイツが「ストライクタイムバースト」による巨大化した足でのライダーキックを炸裂させアナザーウィザードを撃破して2つの年のアナザーウィザードを見事倒すことができたのでした。
勇気の架け橋、それは時空を越える通話
戦闘の後、ソウゴはウォズを呼び出し「ファイズフォンX」を要求します。
電話先は、2012年のゲイツ。
ゲイツに早瀬がいるかを確認すると、なんとソウゴは2012年と2018年の早瀬を電話でつなげるという極めて異例なことを始めました。
2018年の早瀬は、2012年の早瀬に勇気をもって香織に思いを伝えろと過去の自分に言います。
既に長山からプロポーズをされているためその恋は実らない、でも必ず未来は変わるとしっかりと過去の自分に明かしたのでした。
その後2012年12月26日、客足のないマジックハウスで早瀬は香織に勇気を振り絞って告白。
結果は目に見えてますが、時空を越えた一本の通話が早瀬の運命を大きく変えたのでした。
本来なら変える必要のない人間の未来まで変えてしまうという想像だにしないソウゴの力に驚くしかないゲイツとウォズ。
そのあまりの力にゲイツは「計り知れない物を相手にしている」と言葉を漏らすしかないのでした。
終わりと次回予告!?
今回は仮面ライダージオウ第8話のネタバレ&感想を書いていきました。
今まで欠点しかフォーカスされなかったソウゴの圧倒的な魔王的閃きと采配力で事件を解決しましたね!
人の心を導く力はやはり魔王になる素質を持っているということなのでしょうか?
しかし、そんなジオウを邪魔するかのごとく遂にあの男が立ち塞がる!!
物語の最後に現れた見覚えのある白くゾンビが描かれたガシャット、不気味を越えてもはや面白い笑い声、椅子の背もたれなどお構いなしなくらい背中を反り現れたお顔は「檀 黎斗」!!
来週は仮面ライダーオーズの物語なのに黎斗が現れるという謎設定w
今回は「王」として物語に出てくるそうですが、王様を目指すソウゴとの絡みが楽しみですね。
ですがこの情報は、公式が既にツイッターで出していた情報なので周知の事実。
しかし!!
次回予告の最後に出てきたのは、なんと「火野 映司」と「泉 比奈」!!
全く情報が出回ってなかっただけにかなりのサプライズ!!
リアルタイムで見ていたときは全仮面ライダー好きツイッターが荒れたでしょうねw
仮面ライダーオーズから2人もオリジナルキャストが登場するんですから、もう仮面ライダージオウ何をやらかすかわかりませんねw
あの人は出ないかと落胆するのも、まだ早いかも知れませんよ!!
ますます見逃せない仮面ライダージオウなのでした!
■次回の仮面ライダージオウネタバレ&感想記事
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。