こんにちは、机上大使です。
仮面ライダージオウ!前回の3つの出来事!
1:檀 黎斗が檀 黎斗王を名乗り、自らの国を作ると宣言!
2:常磐ソウゴが檀 黎斗王の軍門に下り、明光院ゲイツに深手を負わせてしまう!
3:檀 黎斗王が人質にした国会議員が、仮面ライダーオーズ変身者「火野 映司」だった!
仮面ライダーオーズ編にちなんで、前回の出来事をオーズっぽく纏めました。
仮面ライダージオウ第10話、主人公「常磐 ソウゴ」が最善最高の魔王になるための大事な一歩となる話になっていました。
特に「火野 映司」からの言葉は、映司がだからこそ深く刺さる言葉が多々あり感動を覚えました!
では、仮面ライダージオウ第10話のネタバレ&感想を書いていきます
■目次
泉 比奈の怪力健在!
前回の仮面ライダージオウ第9話終盤で、映司と仮面ライダーオーズのヒロイン「泉 比奈」が牢獄で出会うところで物語は終わりました。
仮面ライダージオウでは初めての出会いですが、8年の時を越えた再開には視聴者の心を動かしましたね。
比奈は第9話では、自身が夢見ていたファッションデザイナーの夢を、檀 黎斗王の着付け役として劇中で再現していましたが、この第10話で比奈ならではの設定がいかんなく発揮されました!
比奈には、初登場時からある凄い特殊能力があります。
それが・・・怪力!
仮面ライダーオーズ本編でも、1人で自動販売機を持ち上げたりとか、大きな岩石をグリードになげつけたりしてオーズを助け続けてきました、
今回の仮面ライダージオウ第10話でも、その怪力がいかんなく発揮されます!
映司と一緒に牢獄から脱出を試みることになったのですが、自分に任せてと自信満々に外側から鎖で閉ざされた扉に手を掛けると、
「フンニュ~!!」
と力を込め手思いっきり力をこめると鎖が引きちぎれ、扉が開かれていきます!
映司も感心するその怪力は、後にソウゴと映司のピンチを救うことにもなっていくのです。
その最中城内を徘徊していたソウゴは、牢獄を脱出している2人を目撃します。
ソウゴは後ろから現れたウォズに映司が王の資格を持つ者であることを教えられるのですが、ソウゴは「凄い力を感じると」言うのです。
そんなソウゴを褒め称えるウォズは、その力の正体を「欲望」と言い放ちました。
欲望・・・まさに仮面ライダーオーズにおいて最も重要なキーワードですね。
檀 黎斗王はどんな王様になりたいのか
牢獄から脱出し、檀 黎斗王を止めるべく向かう映司と比奈。
すぐに2人を捕らえようとする檀 黎斗王だが、そこへ軍門にくだったソウゴが割り込んで檀 黎斗王にある質問をする。
「王様が、どんな王様になりたいのか知りたい」
檀 黎斗王がなぜ悪い王様なんてことが言えるのか、一面だけで判断はできないから王様になってどうしたいのかを質問したのです。
その質問に、檀 黎斗王は自分の部下に自信満々に答える。
「この国の頂点にたち、檀 黎斗王改め『檀 黎斗大王』となる!」
と高らかに言い放ったのですが、それに対しソウゴは意外な言葉を投げかける。
「それだけ?」
すぐさま檀 黎斗王は「全ての民をひざまつかせる」と言葉を加えましたが、ソウゴは微妙な反応。
そんなことはさせないと映司は果敢に立ち向かいますが、人間の身であるため護衛のヤミーに簡単に振り払われてしまいます。
すぐさまソウゴは飛ばされた映司を拘束し、この場は任せるよう檀 黎斗王に言いその場を引かせます。
その場を任されたソウゴは、映司にも「あんたも王様になりたいの?」と質問。
すると映司は、
「王様?まさか。俺はちょっとのお金と、明日のパンツがあればそれでいい。」
とオーズファンを歓喜させる言葉を言いはなったのです!
オーズ本編でよく言っていたこの言葉が、国会議員になったこの世界でも聞けるなんて思ってもいませんでしたね。
人は一面だけでは判断できない
一方、前回の第9話でソウゴに深手を負わされたゲイツは、自分の甘さを悔いていました。
ひょっとしたらソウゴは魔王にはならないかも知れないとちょっとでも思ってしまったことを後悔。
傷を癒した後、ソウゴを倒すべくすぐさま外へと向かうのでした。
ソウゴに期待を寄せていた「ツクヨミ」も例外ではなく、やはりソウゴは最低最悪の魔王になってしまうのではないかと不安を抱えていました。
そこにやってきたのは、ゲイツの傷を治そうと救急箱を持ってきた「クジゴジ堂」のオーナーでソウゴの叔父「常磐 順一郎」。
ゲイツがいなくなったことに疑問を抱きながらも、机に置いてあった織田信長の絵を見て笑顔をこぼす。
なぜ魔王と呼ばれた織田信長が好きなのかをツクヨミが問うと、順一郎はこんな事を言いました。
「みんながみんな魔王なんて呼んでいたら、天下統一なんて絵空事は誰も付いていかなかった。それに人間なんてのは、その一面だけでは判断できない。」
その言葉を聞いたツクヨミは、改めてソウゴという1人の人間を見つめて自分自身で判断することを決意。
ここぞというときにとても重要な発言をする順一郎。
前作の仮面ライダービルドの所為で、どこか裏があるんじゃないかとどうしても思ってしまいがちですが、流石に2作品連続でそんなことないですよね・・・ないですよね!
ソウゴが軍門に下った理由
一方その頃、ソウゴが映司と比奈を拘束していると、電話でゲイツから呼び出されます。
呼び出された場所にソウゴが向かうと、ゲイツがジクウドライバーを装着した状態で待っていました。
やりすぎたことを詫びるソウゴですが、ゲイツはお前を倒すだけだとゲイツライドウォッチを起動し仮面ライダーゲイツに変身。
ソウゴに向かって容赦なく攻撃を仕掛けようとすると、ソウゴのサポートについていたヤミーがゲイツの邪魔をします。
それに便乗するように、ソウゴも仮面ライダージオウに変身してゆっくりとゲイツの元へと向かっていきます。
戦闘の場所がどこかの工場内に変わり、なぜ自分を倒すと決めたのかを質問すると、檀 黎斗王の軍門に下ったからだと改めて発言。
しかしソウゴは、あいつに力を貸すつもりはないと今の行動とは矛盾した発言をします。
ソウゴは、魔王というのがどんなものかを知るため、良い魔王になるためにどうすればいいかを見つけたくてわざと檀 黎斗王の軍門に下ったというのです。
その証拠に、偶然工場の点検に訪れた一般作業員がヤミーに遭遇してしまい襲われそうになるのですが、それをみたソウゴはすぐさまヤミーを引きはがし自らの手で部下のヤミーを撃破しました。
その後、民間人をゲイツに任せてソウゴは白へと戻っていくのでした。
「手を繋ぐ」ジオウ世界の映司の欲望
城に戻ったソウゴは、拘束した映司と比奈を解き放ちます。
2人に、自分が王様の勉強をするために軍門に下っていたことを質問すると、映司が王様になりたいのかとソウゴに質問します。
ソウゴはいつものように、「生まれたときから王様になるきがしてた」とかなりずれた事をいいますw
しかし、いろんな国々を周り沢山の人を見てきた映司は「面白い人」と優しく微笑む。
そんな王様を目指すソウゴに、映司はある心得を教えるのです。
「王になるなら覚えておいた方がいい、1人じゃできないことがあるって事を。」
そしてここから、映司らしいレジェンドの言葉が続きます。
「どんなに誰かを助けたいと思っても、1人じゃ救えない命がある。だから俺は沢山の人と手を繋ぐために政治家になった。いつかこの国の全ての人と手を繋いでみせる」
映司は仮面ライダーオーズ本編で、紛争地域で子供を救えなかったことから無欲な人間になってしまいました。
しかし仮面ライダーオーズではなくなった世界の映司は、そんな悲劇を繰り返させないために沢山の人と手を繋ぎ、輪を広げるために政治家になったのです。
いつかこの国の全ての人と手を繋ぎ、1人でも多くの人を助けるという「欲望」を持って。
そんな映司を、ソウゴは好きだなと
繋いだ手は、絶対離さない!アンクの面影
映司が自らの欲望をソウゴに行った後、そこえ檀 黎斗王が現れ裏切ったソウゴに怒りを露わにします。
ソウゴは、さっきの映司が言っていたことをそのまま質問します。
「あんた、誰かと手を繋ぎたいって思う?」
それに対し檀 黎斗王は、
「下等な人間など、私の手に触れることすら許さない」
と映司とは真逆の言葉を放ちました。
ソウゴはその言葉を聞いて、
「すっごい嫌な感じ、そうなったら駄目なんだってわかった。魔王って呼ばれる人がどんな人か知りたかったし。」
と檀 黎斗王をはねのけたのでした。
檀 黎斗王は、魔王ではなく王だと激昂しアナザーオーズに変身。
ソウゴもジオウに変身しようとしますが、ライドウォッチを払い落とされてしまいます。
すると生身である映司が、すかさずソウゴを庇いますがやはりすぐに吹き飛ばされてしまう。
無力な人間には何もできないと嘲笑するアナザーオーズ。
だが映司は、
「それでも、繋いだ手は絶対に離さない!!」
と言い放ち、再び立ち向かおうとする。
そこへ体勢を崩した映司を助けようと比奈が立ち上がらせようとすると、比奈の怪力が発動して映司を高く持ち上げ勢いで振り回してしまう。
それに巻き込まれたアナザーオーズは、城の外へと吹っ飛ばされてしまったのでしたw
その場を切り抜けたソウゴ達。
映司は、傷を負いながらもすぐさまソウゴの安否を確認しにいき、ソウゴからの好感度をますます上げる。
そして、「これも君のだろ?」とソウゴに託したのが、「オーズライドウォッチ」と「タジャドルコンボライドウォッチ」!
このタジャドルコンボライドウォッチは、今この場所にはいないが、本編で映司とずっと共にいたグリード「アンク」を模しているのでしょう。
こういったところにもアンクの面影を残してくれるとは、やってくれますねスタッフさん。
ちなみにみんな気づいてると思いますが、映司のスーツに違和感なく付いている赤い羽根も「アンク」をイメージしているみたいで、これは映司役の「渡部 秀」さんが考案したらしいです!
ほんとに仮面ライダーオーズが大好きなんですね!!
キャッスルドランVSタイムマジーン
場所は変わり、城の外。
仮面ライダージオウに変身し、アナザーオーズとの戦闘が開始されるのですが、そこに思わず邪魔者が現れる。
空から突然仮面ライダーキバに登場していた「キャッスルドラン」を模したタイムマジーンが現れたのです!
中に乗っているのは、タイムジャッカー「オーラ」。
随分前にも、仮面ライダーゴーストの「イグアナゴーストライカー」を模したタイムマジーンに「ウール」が乗っていたときもありましたね。
人方にトランスフォームしたキャッスルドラン型タイムマジーンは、火を噴いてアナザーオーズを援護します。
苦戦を強いられる仮面ライダージオウですが、そこへゲイツが登場。
助けてくれる訳ではなさそうだが、この場を解決させるためにジオウを2010年に向かわせることを催促させるのです。
仮面ライダーゲイツゲンムアーマーに変身して、スポーツゲーマーを模した車輪投げ攻撃をキャッスルドラン型タイムマジーンにぶつけて怯ませます。
その隙にツクヨミが、タイムマジーンにジオウを乗せて人型にトランスフォームしキャッスルドラン型タイムマジーンと戦闘を開始します。
最初は苦戦しますが、どこからか現れたタカライドウォッチにオーズライドウォッチを使うことを催促されオーズライドウォッチ起動しタイムマジーンの顔をア○パ○マンの顔を変えるようにオーズに変更。
一気にキャッスルドラン型タイムマジーンを追い込むと、コンドはタジャドルコンボライドウォッチを使って、タイムマジーンをタジャドルコンボのような形状に変化させます。
最後はタジャドルコンボの必殺技、足にコンドルの爪のような武装をし敵に突っ込むという技を完璧に再現した技をくり出し見事キャッスルドラン型タイムマジーンを撃破!
そのままジオウはタイムマジーンは2010年へと向かいます。
そして、それを見たゲイツはこんな意味深な言葉を残すのでした。
「さよならだ、ジオウ」
と。
檀 黎斗王になるまでの経緯、永夢と出会えなかった黎斗?
2010年に向かう途中に、ツクヨミはソウゴに黎斗が檀 黎斗王になるまでの経緯を説明します。
黎斗の父、つまり「檀 正宗」は檀 黎斗王と同じように頂点を目指す人間だったらしく、自分の息子にもかなりのプレッシャーを与えていたらしいんです。
黎斗はそんな父親を憎み、2010年でアナザーオーズの力を手に入れた後、入念に計画を練った後に2016年で父親の正宗を「絶版」にしてしまったのです。
息子に絶版されてしまう絶版おじさん。
しかし、力に溺れた黎斗は結局同じ事を2018年でしてしまっていたというわけです。
個人的な事ですが、仮面ライダージオウでの黎斗はゲームの事で悩みに悩んでいるシーンが描かれていて、個人的に凄く印象的でした。
仮面ライダーエグゼイドでは、狂ったようにゲームのアイデアを思いつきそれを作り続けていた黎斗だったので、悩んでいるその姿はかなり新鮮。
でも、黎斗からゲームを抜いてしまうと、王様になるというだけのこんなにも小さな人間になってしまうんだなと思ってしまいました。
ジオウオーズアーマー誕生!ハッピーバースデー!!
2010年に到着したソウゴは、早速アナザーオーズとなった黎斗との戦いを開始します。
世界の頂点に君臨しようとするアナザーオーズを前に、お前よりもっと良い魔王になると宣言したジオウはタカライドウォッチを使用しアナザーオーズに隙を作らせる。
その隙に、オーズライドウォッチをジクウドライバーに差し込みアーマータイム!
タトバコンボを彷彿とさせる赤いタカ・黄のトラ・緑のバッタのアーマーがどこからともなく現れ、ジオウの前で合体。
完成したアーマーが装着され、真ん中にメダルの生物ではなくカタカナで「タカ・トラ・バッタ」と書かれたエンブレムが描かれ、タジャドルコンボを模した頭部に「オーズ」の文字の複眼が現れる。
爪は左手だけに装着されていました。
オーズアーマーに変身後、後ろから登場したウォズが久しぶりに継承の儀を披露するのですがその前にウォズはこの言葉を言い放ったのです!
「ハッピーバースデー!!」
オーズで登場していた「鴻上ファウンデーション」の鴻上会長が何かある度に言っていた言葉。
こういった粋な計らいもありがたいですよね。
王を決めるのは全ての民
物語は終盤。
オーズアーマーに変身した仮面ライダージオウとアナザーオーズが激闘を繰り広げているのですが、その最中の2人の会話にも注目です。
「私が王となる、頂点に立つ存在だ!」とアナザーオーズが言い放つと、ジオウはアナザーオーズを殴り飛ばし、
「それを決めるのはあんたじゃない!」
と反論。
「ならば誰だ!!」と質問するアナザーオーズにジオウは、
「俺だ!」
と言い切る寸前で、
「・・・っていいたいけど違う!」
と訂正しアナザーオーズをを右腕の爪で斬りつけ、最後は、
「ツクヨミやゲイツ、全ての民だーー!!」
と言いながらアッパーで切り裂き吹き飛ばす!
最後はジクウドライバーを一回転し「スキャニングタイムブレイク」発動!
オーズのライダーキックを彷彿とさせる、今までのタイムブレイクの中では割と格好いい技で見事アナザーオーズを倒すことができました!
ライダーキックする際に「セイヤー!」とかけ声を出していたのもかなりポイントが高いです。
そして、諦めずにもがく黎斗の前に現れたウォズは
「お前は偉大なる魔王となるための、偉大なる肥やしとなった」
と黎斗に言い放ったのでした。
ゲイツの家出、サプライズゲストに悶絶
黎斗を見事撃破したソウゴは、ツクヨミと一緒にクジゴジ堂に帰宅。
順一郎に頼まれた鶏肉の買い出しを忘れ、仕方なく順一郎が買いに行こうとするとゲイツが荷物を持って出ていったと発言。
驚く2人のシーンの後、オーマジオウを倒すために孤立することを選んだゲイツが歩いているシーンが出てきますが、その背後にはオーラが不適に微笑んでいました。
そして、次回に向けてのシーンが流れる。
足下に転がるオレンジ、それを掬い上げる1人の青年。
その姿は、仮面ライダー凱武の主人公「葛葉紘汰」のような後ろ姿。
でもシーンの写し方的に、本人ではなく似た人による再現だろうとも割れていましたが、最後の下から上へ上がっていくカメラが写したのが、葛葉紘汰本人だったのでした!!
新たなレジェンドの登場に、テレビの前の私は声にならない声を上げて悶絶したのでしたw
終わりと次回予告
今回は、仮面ライダージオウ第10話のネタバレ&感想を書いていきました!
仮面ライダーオーズの世界観を見事に描ききった物語で、そこに黎斗をぶっ込んでも違和感など無く仕上がって素晴らしい作品となりました。
第9話から2週間が経っての、放送でしたが記憶に残る作品になりました。
来週は、凱武編が始まります!
また2話構成になると思いますが、ゲイツの元に「駆紋戒斗」が現れてまた色々なことを教えて貰えそうな予感。
ヘルへイムの森が、ジオウの世界ではどのようにして描かれていくのかも必見ですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。