こんにちは、机上大使です。
先週でカズミンの勇ましい消滅を目の当たりにしてから一週間・・・。
今日、その続きの第48話が放送されましたね。
今回も泣いた~~!!
エボルトとの決戦から始まる第48話はどのような物語になっていくるのか・・・、今回もポイントと感想を書いていきます。
●前回の物語と話題になった一件はこちら
■目次
ラスボスの鏡エボルト
エボルトとの決戦から始まる今話。
10年居続けた地球を終わらせるためのエボルトと、愛と平和のために闘う戦兎達の最後の戦いが始まりました。
エボルトは、今までにない圧倒的な力で戦兎達を追いつめていきます。
ビルドジーニアス、クローズマグマ、ローグの3人の力を持ってしても全く歯が立たない!
戦兎が吹き飛ばされ、落としたハザードトリガーを万丈が使用し強化するも勝てない。
前回で深手を負った幻さん(氷室 幻徳)こと仮面ライダーローグも追撃を行うもボコボコにされ、主人公の戦兎でもエボルトのすさまじい猛攻を受けてしまいます・・・。
人間が作ったライダーシステムでは、エボルドライバーの力を超えることはできないことを照明しているようです。
今までのどの仮面ライダーのラスボスでも、ここまで絶対的な強さを見せつけるラスボスはいたでしょうか?
油断でリードされたりはしても、物語終盤になっても全く苦戦する素振りを見せることなく仮面ライダー達を苦しめるとは・・・ラスボスの鏡ですよ。
万丈が唯一の希望
エボルト攻略に必須ともいえる白いパンドラパネル。
この白いパンドラパネルは、エボルトの細胞を持っている万丈のみが使うことができるのです。
つまり、黒いパンドラパネルのロストフルボトルを白いパンドラパネルに差し込むには万丈でなければならないんです!
その為戦兎は、第45話の前夜祭にて万丈にだけそのことを伝えたんです。
「お前に話したいことがある。」
この言葉の後に話していたのがこの内容だったんですね!
「だからお前は何としても生き残れ。」
戦兎は同時にこんな言葉も発しました。
もうこの時から、犠牲は覚悟の上だったんですね・・・。
エボルト怪人体再び、あの星を破壊する・・・
圧倒的な戦闘力で戦兎達を追いつめたあと、戦兎からロストフルボトルを奪取するエボルト。
それを黒いパンドラパネルに差し込み、再び怪人体へと変貌します!
怪人体エボルトが初登場したときは、手を振りかざすだけで高層ビルを破壊するほどの力や、ワープ能力で見知らぬ惑星を消滅するなどドン引きするくらいの絶望的な強さを見せつけました。
そして、今回もやりやがりましたよ・・・。
エボルトは怪人体に変貌すると、宇宙空間にワープしある惑星を消滅させました。
それは・・・月です!
地球の衛星である星を戦兎達を目の前で消滅し、自らのエネルギーにしました!
月を吸収したエボルトは、戦兎達を衝撃波だけで変身解除まで追い込むほどの力を手に入れる。
そして、その力を使って地球の吸収を始める!!
その光景に絶望する戦兎達、ベルナージュに懇願する美空、そしてそれを阻止しようと美空に攻撃を仕掛けるエボルト!
美空が危ない!!・・・でもその攻撃を阻止したのは、仮面ライダーローグ!幻さんでした!!
力を託すために、大義の為の犠牲となれ!
体中傷だらけで今にも倒れそうな幻さん。
それでも力を振り絞ってエボルトに拳を振りかざす!
エボルトの唯一の弱点であるエボルトリガーに攻撃を仕掛けるも、それを全力で止めるエボルトの力に何度も吹き飛ばされる。
マスクも割れて、もはや満身創痍な幻さん・・・するとどこからともなく声が聞こえる。
それは、地球が消滅する危機を前に仮面ライダーに助けを求める市民の声。
「頑張れ!!」と応援する声が幻さんの耳に入ってきます。
自分の父親が信じてきた、武力ではない力。
その力に後押しされた幻さんは、再び立ち上がりエボルトに立ち向かう!
みんなの声と祈りでハザードレベルが上昇し、エボルトリガーにどんどんダメージを与えていく幻さん!
「国を作る物は力を持つ物じゃない、力を託せる物だ!」
父親が信じてきた道に気づいた幻さんは最後の力を振り絞り、
「大義の為の・・・犠牲となれ!」
と自らに言い聞かせるように発言し、渾身の必殺技を放つ!!
『クラックアップフィニッシュ!』
ワニの口を模したエネルギー体で挟み込みエボルトリガーにダメージを与えまくる!!!
それでも一歩及ばずエボルトに吹き飛ばされ、変身が解除される。
それはすなわち、肉体の消滅・・・。
「後は頼んだぞ・・・“桐生 戦兎”。」
今まで葛城と呼び続けた幻さんが、最後に戦兎という存在を認めるように言葉を発しました。
そして幻さんは、
「親父、少しは近づけたかな・・・。」
と呟き、過去のことを思い出しながら幻さんは消えてしまいました・・・。
この時に、幻さんの影がカメンライダーローグの影だったのが最高に格好良かったです。
父親のために力を欲し溺れ、父親を守るために悪に染まった息子が、市民の為に立ち上がる!
立派になった幻さんだからこそ、生きてて欲しかった・・・。
託されたチャンス!そして新世界が開く!
幻さんが消滅しても市民のみんなからの声援が消えることはなく、その声は戦兎達にも届き立ち上がる!
ライダーシステムは怒りや憎しみではなく、みんなの声で強くなるという非科学的で革新的な力で強くなる事を照明するために再び変身する戦兎と万丈!
仮面ライダーを倒そうと前進しようとするエボルト・・・が、エボルトは突然動けなくなる!!
幻さんの尽力のお陰でエボルトリガーが壊れたんです!
この千載一遇のチャンスを逃すことなく、戦兎は渾身のジーニアスフィニッシュの一撃を浴びせる!
ジーニアスの中和効果によってエボルトの対外から排出されかけた黒いパンドラパネルに万丈が白いパンドラパネルをくっつける!
それに乗じて、フルボトルバスターの斬撃でエボルトとパンドラパネルを切り離す!
幻さんが作ったチャンスでここまでの事をやってのける2人のチームワークはたいした物です。
そして白と黒のパンドラパネルがくっついた状態から、黒いパネルが消えて白いパンドラパネルにロストフルボトルが刺さった状態に変わります!
それに反応して、美空がパンドラボックスを戦兎達の所まで運び、精一杯の願いをこめて、
「新世界よ、ひらけーー!!」
渾身の叫びと同時に、白いパンドラパネルをパンドラボックスにはめこみました!
その瞬間、ボックスからジーニアスフルボトルの力を使いながら虹色の光を空に向かって放ち、スカイをールのない地球がブラックホールから現れました!
ジーニアスフルボトルは力を失い消滅するも、2つの地球の間には新世界を作り上げるための空間が現れる。
後は、この空間にエボルトを放り込めばいいだけ。
エボルトに向かっていく戦兎だが、それは阻止されてしまう。
万丈に・・・。
万丈の覚悟!親友への感謝を込めて
戦兎の思惑を阻止した万丈、しかしそれにはちゃんとした理由が。
万丈は自分の体にエボルトの細胞があることから、自分自身を犠牲にすると言い出したのです!!
我々視聴者もこの展開にはビックリ!
エボルトの細胞の存在は認知していましたが、もう暴走もしないし問題ないだろうと思っていただけに驚きを隠せませんでした。
「戦兎、ありがとうな!!」
こう言い残した万丈は、クローズマグマの力で空を飛び新世界の空間にエボルト共に飛びました。
この世からエボルトという存在を一片たりとも残さないために。
かつて仮面ライダークローズになったときは、「飛べねえのかよ!」と文句を言っていた万丈のために付けたであろう飛ぶという力が、こんな悲しい結末を迎えてしまうなんて戦兎は思わなかったでしょうね。
開いた口がふさがりませんでした。
終わりと次回予告
上記のポイント以外にも、消滅しても懐の深さを感じるカズミンや、散々仮面ライダーをけなしてきた市民達が掌返しで応援するという事もポイントでしたね。
自分の大切な人を奪った人間を許し、仲間として迎え入れるというカズミンの寛大さを見ると、さすが人の上に立ってきたカシラだなと思いましたね。
そしてついに、来週で仮面ライダービルド最終回です!!
もう最終回なんだなと、寂しい気持ちでいっぱいですね・・・。
でも、次回予告で見るとまだ最後の戦いが残ってる感じですし、約30分で全部終わるのかと心配になるくらいですw
ここまで本当に感動する物語だったので、最後はバシッと最っ高に格好良く決めて欲しいです!!
そして、最っ強のバトンタッチをして欲しいですね!
仮面ライダービルド最終回、絶対に見逃すな!!!
最後まで読んでいただいてありがとうございました
またいつかの明日に会いましょう。