仮面ライダーセイバー第1章 感想記事! 主人公がいいやつだし、浅井さんの剣劇がたまらない!

こんにちは、机上大使です。

 

令和2作目の仮面ライダー「仮面ライダーセイバー」が放送されました!

ベルトの剣を抜刀して変身するというこれまた新しい変身方法を用いた仮面ライダー!

スーパー戦隊のようなわかりやすいカラー分けとその色に属した属性技を繰り出す子供に親しみやすそうな新たなヒーローの誕生です!

 

先週ゼロワンが放送を終了してしまい寂しい気持ちを募らせていたのですが、いざ放送開始したセイバーを視聴すると…

めっちゃくちゃ面白くて寂しいの吹っ飛んじゃった!!w

なんというかある意味ありそうでなかった要素が組み込まれていたから終始新鮮な気持ちで視聴できて、キャラクターにすぐに愛着が湧いてしまいました!

 

今回は仮面ライダーセイバー第1章を見た感想をつらつらと書いていこうかなと思います!

ファンタジー全開の世界観

仮面ライダーセイバーの放送で真っ先に感じたのが、これでもかといわんばかりのファンタジーな世界観!

仮面ライダーセイバーには現実世界とは別に「ワンダーランド」と呼ばれる異世界が存在します。

そこは色とりどりのカラフルな世界にシャボン玉が浮かび、不思議な力で浮いている岩々や超巨大な大樹に火山、大地に突き刺さった大きな剣状の建造物。

さらには空飛ぶ翼竜に宙を泳ぐクジラ等々…

とにかくファンタジー全開!

 

アニメの世界に実物の人間が入り込んでしまったような、「メリー・ポピンズ」を見た時のような感覚に陥りましたw

作中では「メギド」という敵によって2つの世界が交わるのですが、現実の建造物とワンダーランドの世界観のミスマッチぶりがより一層ファンタジーさを増幅してくれています。

 

そして最大の見せ場なのが、主人公「神山 飛羽真」が仮面ライダーになるまでのシーン。

「メギド」からの攻撃でがれきの下敷きになった飛羽真が持っていた「ブレイブドラゴンワンダーライドブック」が赤い光を放ち…

かつて、全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた…

大塚さんの音読サウンドがなると竜のエフェクトが現れ、空から古の剣が地面に突き刺さり火炎が迸る。

もちろんこの剣は選ばれしものでなければ引き抜くことはできない。

2号ライダー「新堂倫太郎」で言うなら…

「無理だ!普通のホモ・サピエンスには聖剣は抜けない。」

なのに飛羽真はその剣を引き抜き、仮面ライダーセイバーとして覚醒した!

 

主人公が選ばれしものにしか抜けない剣を引き抜き悪を討つ…

これをファンタジーと呼ばずしてなんと呼ぶのか!?

ファンタジーにおける王道中の王道展開を繰り広げておりました。

 

今まではどちらかといえばSFな世界観の作品が多く、特に前作のゼロワンなんかは本当にありそうな近未来的な世界観となっていました。

その世界観とあまりにも真逆だからこそ、いつも以上に新鮮な気持ちで見ることができたのかもしれません!


主人公「神山 飛羽真」が良いやつすぎる

今回の主人公となる「神山 飛羽真」なんですが…

とにかくいいやつ!!

第1章から好印象なキャラクターを見せつけてくれました!

その飛羽真のいいやつポイントを3つに分けて紹介していきます。

■地域の人達に信頼されている

まず飛羽真のキャラクター性を見せつけたのが、

地域の人達に信頼されているという部分

 

飛羽真は小説家の傍ら本屋さんの経営もしているのですが、その本屋さんには…

沢山の子供たちが遊びにやってくるんです

飛羽真はその子供達に絵本の読み聞かせをしていたり自分の本屋をうろつかせていたりしていました。

子供達のこういった行動から、子供達から信頼を得ていることが分かります。

 

そしてそれは同時に、地域の親たちからも信頼されているということ

変な人がいるところには自分の子供を行かせたくないし任せたくないですよね。

そういった部分からも、飛羽真というキャラクターはかなり地域から信頼されていることが分かります。

さらに子供の誕生日プレゼントにはどの本がピッタリなのかを飛羽真に相談したりもしているようで、劇中では親からの相談を受けてその子にピッタリな本を飛羽真からプレゼントをしていました。

 

仮面ライダーの主人公ってみんな良い人ではあるんですけど、自分なりのルールをや価値観を貫いている人が大半の為かほかの人とは違う価値観を持っている人が多いんですよね。

文武両道、才色兼備でありながら、俺ルールを突き進む働かない妹大好きイケメン

とか

根がとても優しいのにこの世アレルギーでコミュニケーションに難があるバイオリン職人

とか

世界を良くしたいという願望から「王様」になることを本気で夢見ている高校生

etc.…

冷静に見てみるとかなり変わり者が多いんですよねw

 

良い人ではあるんですけれど…子供を任せるという意味では正直難ありな人が大半なのが仮面ライダーの主人公のお約束設定だったりするんですよねw

そういう意味ではこういった地域から一目置かれている飛羽真というキャラクターの設定は新鮮で、同時に親しみが出てくるんです!

そんな男が仮面ライダーとして平和を守る…

これぞほんとの子供たちのヒーローって感じですね!

■相手を決して否定しない

飛羽真のいい奴ポイントの2つ目は…

相手を決して否定しないところ!

相手の悪いところを悪いこととして扱わず、ポジティブなポイントとして解釈しことばにするんです。

 

それが垣間見えたのが今作のヒロインである「須藤 芽依」とのやり取り

愛依は飛羽真の小説の編集者で小説雑誌の原稿を回収したりしているのですが、相手との距離感が結構近い。

普通にため口で相手と関わるし、自分のやりたいことを最優先に考えて行動するイマドキな女の子なんですね。

 

そんな彼女は勿論飛羽真にもため口で原稿を急かします。

しかも締め切りは明日なのに「明日は友達と遊ぶ約束があるから今日ほしい!」と正直に告白。

そんな彼女に飛羽真は…

「誰にでもため口で分け隔てないのは…君の良いところだ!」

「友達との約束…も確かに大切だ!」

と愛依に指摘をしそうな言い方をした後に長所と発言。

さらにメギドによってワンダーランドに迷い込んだ時、異世界に転生して民衆が困惑する中で好奇心マックスで写真に収めている愛依に…

「こんな時でも好奇心を無くさない愛依ちゃんが凄いよ!」

ととにかく相手に対して否定的な言葉を使わないんですね。

 

こういった言葉選びというか話し方をする飛羽真は、相手を尊重し高めることができる人間ということが分かりますね!

こんな人間だからこそ子供が寄ってくるし、親たちも任せることができるんだと思います。

■約束を守ることに重きを置いている

約束を守ることを何より大事にする

これが彼自身のもっともな長所で、飛羽真という人間性を構成する全てといえるでしょう。

「俺にとって約束は自分の人生、何より大切な物」

と豪語するほどで、一度した約束は必ず果たすことが彼の人生において最も大事な事なんです。

 

たとえ締め切りが迫っていたとしても子供たちの触れ合いを忘れず、読み聞かせやプレゼントの約束を必ず守る。

そして締め切りもちゃんと守ってその日のうちに執筆して提出する。

自分にも約束を課して物事に取り組んだりもしていました。

 

飛羽真にとって約束とは人生の全てなんですね

約束に対して真摯に向き合うから、誰に対しても優しさと熱さを与えることができる

その真摯な姿勢が現れているからこそ、周りの人たちにも信用されている。

だからこそ子供達を任せることができる。

さらに飛羽真は子供が大好きで、子供たちのイマジネーションをかなりリスペクトしています。

垣根のない独創的な想像力を目の前で見ることで、自分自身の執筆の力になっているんだと思います。

 

約束を守ることは当たり前のことだけど、その当たり前を人生の要として生きることで今の自分の幸せを作り上げているのが飛羽真という人間。

そんな人間が仮面ライダーとしての人生を歩むことで、飛羽真にはどのような変化が現れてくるのかも注目するポイントです。

さらに飛羽真は過去の記憶の一部がごっそり抜けているらしく、恐らくその部分である夢を何度も見ているという影の部分も抱えています。

彼が培ってきた人間性が今後の活躍で生きるのか…それとも打ち砕かれるのか…そこにも注目していきたいですね!

浅井宏輔さんのキレッキレの剣劇アクションが良い!

今回の仮面ライダーセイバーのアクションですが…

剣劇アクションがキレッキレでかっこいい!!

とにかくこれにつきます。

 

今回1号ライダーのスーツアクターを担当することになったのは、

「浅井  宏輔」さん!

浅井さんといえば前作の仮面ライダーゼロワンで「仮面ライダーバルカン」を見事演じきった役者さんでございます。

それ以前の主演作としては…

・手裏剣戦隊ニンニンジャー…アカニンジャー

・動物戦隊ジュウオウジャー…ジュウオウイーグル(レッド)

・快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー…ルパンレッド

といった戦隊レッドを担当しています。

後調べてわかったんですけど、どうやら戦隊レッドと1号ライダーを務めるのって「新堀 和男」さんと「高岩 成二」さん以来なんですって!

つまり特撮史上3人目ということ!

これは結構すごい経歴になりそうですね…。

 

さてそんな浅井さんのアクションですが…とにかく武器の使い方がうまい!

バルカンやルパンレッドでのアクションを見て思ってたのですが、銃の扱い方がとても綺麗なんですよね。

構え方とか、撃ち方とか…出したりしまったりの所作とか銃をくるくる回す動作とか・・・

とにかく自然なんですよね~。

自然過ぎて逆に当たり前に見てしまうというか…それくらい違和感がないんですよね。

 

けど私、浅井さんが剣を使ったアクションを見慣れてなかったんですよねw

ニンニンジャーとかを見れていなかったもので…すいませんw

なのでこの仮面ライダーセイバーが、浅井さんの剣劇をがっつり見れるいい機会になりました。

 

そして放送当日、仮面ライダーセイバーが登場し火炎剣烈火を片手に戦闘開始!

諸々のアクションを見終わった感想は…

かっこよすぎ!!たまらんね!!!

すっかり魅せられてしまった!w

 

片手で斬ってるのに両手持ちで斬ってるくらい力強さを感じる一閃!

荒々しく烈火を振り回すも止めるところはビシッと止めてメリハリをしっかり魅せる!

必殺技発動時の構えの正確さ!

戦隊レッドを経験してるのと、スーパー戦隊っぽいセイバーがうまくマッチしているのもあるのか物凄く映像が映えています!

このアクションをこれから1年見ることができるのかと思うと…非常に心が躍ります!

 

さらに楽しみなのが、今後必ず訪れるであろう仮面ライダーカリバーとの戦い!

今回の物語で今後重要なキャラクターとなるこのカリバーなんですが、現時点ではセイバーの敵として立ち塞がると思います。

で、そのカリバーのスーツアクターを担当するのが…「富永 研司」さん!

僕のような特撮好きには周知の事なのですが、実はこの方は…

平成仮面ライダー1作目「仮面ライダークウガ」にて仮面ライダークウガのスーツアクターを担当した方なんです!

平成の始まりの仮面ライダーを演じきった正真正銘のレジェンドです!

そして富永さんは下半身のボディラインがめっちゃくちゃ綺麗なスーツアクターとしても有名なんですw

いや冗談じゃなくてほんとに綺麗なんですよ!

気になる方は仮面ライダークウガを見てみてください!

 

ゼロワンでは宿敵をミスター平成仮面ライダーの高岩さんが演じていましたが、セイバーではその役割をまたもやレジェンドである富永さんが演じます。

浅井さんと富永さんとの怒涛のアクションがどのように映されるのか…期待が先走ってしまうくらい楽しみで仕方ありません!


思ったよりガチだったエンディングダンス

仮面ライダーセイバーのさらなる見どころとしては、響鬼以来のエンディングが存在するということ

「東京スカパラダイスオーケストラ」による明るくなる曲で、アギト以来の歌詞に「仮面ライダー」が入っていることでも話題になりました。

 

さらにこのエンディングには…

役者達によるダンス映像があるんです!

まるでスーパー戦隊の終わりのようですね。

ちょっと大人路線だった仮面ライダーが、本来の客層である子供に向けてという意味合いも込めてダンスも付けたのかなと情報を知った時は思いました。

「CMのあとは一緒にダンス!!」

的な感じで子供にも親しみやすいダンスが披露されると思っていました。

 

そして物語が終わってCMの後にエンディング&ダンス開始!

いやめっちゃガチ!!ww

子供も踊りやすいとはお世辞にも言えないくらい激しいダンス!?

想像以上にがっつりダンスでびっくりしました!w

まあ子供でも踊れるっていうのは既にスーパー戦隊のものですから、そこでコンテンツが被るのもあれですよねw

 

でもこれでニチアサ枠の番組「プリキュア」、「仮面ライダー」、「スーパー戦隊」の3つともにエンディングとダンスが加わることになりました。

ちょっと気になるのは、エンディングが加わった分エンディング分尺が短くなってしまうという所。

約一分位のエンディングが大体47話くらいあると考えると、総じて47分位尺が短縮されることになります。

恐らく大丈夫とは思いますが、どうしても短くなってしまうストーリーの尺をどのようにして描いていくのかが気になります。

 

でもこれって役者のパフォーマンスが増えるし、何よりアーティストがより多く参戦できます!

今回はOPもEDもスカパラが担当していますが、これが軌道に乗ればOPとEDで別々のアーティストが歌うってこともできるかもしれません。

仮面ライダーのさらなる躍進の為のチャレンジなら、私は快く引き受けて楽しみたいと思います。

万が一うまくいかなくても…元に戻せばいいですからねw

終わりに

今回は令和2作目の仮面ライダー「仮面ライダーセイバー」の感想を書いていきました!

主人公「神山 飛羽真」の主人公らしい人間性、新たな主役スーツアクターとなった浅井さんの活躍などと見どころに溢れていて、30分があっという間に終わってしまう濃厚な第1章でした!

 

上記で書いていったこと以外にも…

・ゲームチックな新しいVFX

・第1章で既に個性が爆発している2号ライダー

・冒頭と終わりに出てきた謎の超個性的解説おじさん「タッセル」etc.…

これからの展開に期待できる要素を沢山散りばめておりました!

特に新たなVFXは仮面ライダーとしても新たな試みともいえるくらい革新的な映像で、この映像でどのように仮面ライダーを見せてくれるのか注目したいです!

まあ下世話な話をすると“予算”という壁をどのようにして乗り越えていくのかも個人的に注目していますw

 

さてここまで書いていきましたが、もしかしたらまだセイバーを見ていないという方もいるかもしれません。

リアタイ視聴ができなかったり、録画をし忘れてしまったという方もいるでしょう。

そんな方もご安心!

現在YouTubeにて仮面ライダーセイバーの第1章が10月31日まで視聴することが可能!

さらに「東映特撮チャンネル」でも、上記と同じく10月31日まで“会員登録しなくても”見ることが可能!

誰でも仮面ライダーセイバーの第1章を視聴して感想を共有することができますので、この機会に是非仮面ライダーを見ましょう!!

 

東映特撮ファンクラブに入会して仮面ライダーまみれの生活を送っちゃおうって話!

2019年4月6日

このブログでも毎週は難しいですが、定期的に仮面ライダーセイバーについての感想を書いていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします!

仮面ライダーセイバー 第4章まで見た感想を書かせてくれ!

2020年10月2日

最後まで読んでいただきありがとうございました。

またいつかの明日に会いましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

当ブログ運営者。幼少期に仮面ライダーに出会い、見たり止めたりを繰り返すが、「仮面ライダーエグゼイド」によって作品の食わず嫌いを克服し仮面ライダーに本格的にのめりこむ。同時にS.H.フィギュアーツの造形美に魅せられフィギュア集めを始める。今はS.H.フィギュアーツの素晴らしさを伝えるためにブログを日々更新中。