こんにちは、机上大使です。
前回の鬱展開の続きとなる仮面ライダージオウ第42話、ご覧になりましか?
今回は、歴史が書き換わってしまった2019年でのソウゴと仲間たちの絆を確かなものであったことが確認できる話が重点的に描かれていました!
すっかりソウゴ達に肩入れする士も大活躍でしたし、ディエンドに変身する海東はとんでもない力を手に入れてしまったりとディケイドサイドも面白いことにw
早速書いていきましょう!
あの日の約束
第42話では、前回終盤のゲイツリバイブ疾風に襲撃されるところの続きから始まるのですが、ソウゴはグランドジオウの変身を解き無防備状態になり、さらには自らに止めをさせとゲイツに告げたのです。
それはソウゴはもうゲイツ戦いたくないという思いと、“あの日交わした約束”による行動でした。
それは、ソウゴが最低最悪のオーマジオウとなる未来を目撃し絶望していた第16話でのことです。
一度はベルトを破棄したソウゴが再び覇道に進むことに躊躇していた時に、ゲイツはソウゴに詰め寄りこう言いました。
「お前が最低最悪の魔王になったら、俺が倒してやる!!必ずな!」
この言葉によって覚悟を決めたソウゴは、再び覇道の道へと歩むことになりました。
ソウゴは、歴史が変わってしまったことで最低最悪の魔王が現れてしまったことと、ゲイツ自身の判断を信じていることから自らの身を差し出したのです。
ソウゴの絶対的なゲイツ達への信頼があるからこその行動。
容赦なく自分を傷つけるゲイツにも身を差し出すソウゴは、やはり王としての大きな器があるんですね。
ゲイツは思わぬ言葉に動揺するも、望みどおりにしてやると言わんばかりにゲイツリバイブ疾風の『百裂タイムバースト』を発動しますが、そこへソウゴのことを信じようとしていたツクヨミが乱入しゲイツを阻止しようとします。
しかし諸突猛進のゲイツは話を聞かずに攻撃を続行、しかしツクヨミの時間停止の能力によって阻止されました。
魔王であるはずのジオウが自分たちを仲間だと言わんばかりに主張することに疑問を抱いていたツクヨミは、ソウゴを拠点であるクジゴジ堂に連れていくことにしました。
その様子を陰で見守っていた士は、
「それでいい…」
と何やら事の結末を知っているような口ぶりをしながらソウゴ達の後に続くのでした。
頑固なゲイツとKYな士
クジゴジ堂に到着したソウゴは、ゲイツ達にこの世界の歴史が書き換わってしまったことを改めて説明します。
元の世界では自分たちが仲間だったことや、ウォズも一緒に戦っていたこと等を説明していくのですが、
「ウォズ…知らんなそんな奴」
とゲイツ達の記憶にはウォズは全く存在していないことが明らかになりました。
かつての歴史ではレジスタンスの隊長だったはずなのに、書き換わった世界ではレジスタンスではないというのです。
これは劇場版の“クォーツァー”という組織が関係していそうですね…。
そう言う感じで元の世界での生活などを説明していくソウゴなのですが、レジスタンスとして戦っているゲイツ達は“元の世界では誰と戦っていたのか”といった質問を繰り出します。
でもソウゴはどう答えたらいいか分からず口ごもります。
実際ソウゴがこれまで戦ってきたのは自分自身が王様になるためだったので、何と戦っていると言われれば…自分の王への道を邪魔するもの!
でもそんなこと、今まさに魔王であるジオウと戦っているゲイツ達には言えないので口ごもるしかないんですよね…。
ところがそんなソウゴよりも先に横やりを入れたのが、隣で配給のレーズンパンのレーズンを丁寧に抜き取っていた士!
「魔王と戦うはずがない、ゆくゆくはこいつ(ソウゴ)が魔王になるんだからな。」
とド直球に言ってしまったのです!?
言ってることは真実ですが、折角ソウゴが言わないようにしていたことを簡単に言ってしまった士は相変わらずですw
そんなことを言ってしまったので、ゲイツは一気に激昂!
諸突猛進思考のゲイツは、ソウゴが自分が魔王になるための世界を元に戻そうとすると考えウォッチを手に取ろうとします。
ところがツクヨミは冷静に状況を判断し、新たな魔王である飛流を倒すという目的も合致することからソウゴを信用する姿勢をとりました!
ゲイツは認められないとクジゴジ堂を後にしますが、ツクヨミはソウゴに傷を手当てしたりと何かと看病してくれるようになります。
ツクヨミのやさしさと頭の回転は、書き換わっても変わりませんね!
海東に宿ってしまった驚異の力
第42話では久しぶりにディエンドの変身者「海東 大樹」ですが、この第42話でとある力を宿してしまいます。
海東は時間が書き換わった2019年のお宝を入手するために再び現れ、時間を書き換えるアナザージオウⅡのウォッチを盗み出そうとしていました。
ディエンドの変身能力で見事にウォッチを盗み逃亡を試みるのですが、そこに現れたのがここ最近何かと怪しいスウォルツ。
ディエンドの時間をあっさり止めてしまい、ウォッチを取り返してしまったのです。
流石の海東も時間を止められるとどうすることもできないんですね。
ウォッチを取り返したスウォルツは、海東を変身解除に追い込むととある交渉を持ちかけてきたのです!
「お前にいいものを与える。そのかわり、俺の役にたて!意見は求めん!!」
と言いながら海東の頭を鷲掴みにすると、何やらエネルギーを海東に注ぎ込みだしたのでした。
それからしばらく経ったある場所で、ソウゴとツクヨミはゲイツを説得しようとしている最中に飛流が乱入して戦闘を始めます。
しかしジオウⅡとアナザージオウが互角であったことから、アナザージオウⅡは圧倒的な力でジオウⅡを押していってしまいます。
ジオウⅡはそれに対抗するためにグランドジオウライドウォッチを使おうとするのですが、そこに現れたのが先程スォルツに何かをされた海東!
その海東は手をかざすと…時間が止まってしまった!?
どうやら海東はスウォルツによって、タイムジャッカーの力である時間停止能力を手に入れてしまったのです!!
それによって時間が止まってしまったジオウⅡの手からグランドジオウライドウォッチを奪い取ると、
「こんなに楽にお宝が手に入るのは初めてだよ♪またね!」
と言ってその場を去っていくのでした。
海東が時間停止能力を手に入れたことは私たちもかなり驚愕ですが、それ以上に驚愕していたのは飛流のお供をしていたオーラ。
自分たちの力だったはずなのに、ぽっと出てきた知りもしない男が時間停止をしたことにかなり驚いた様子でした。
でもあの時間停止能力は本来スウォルツが持っていて、それを与えれられることによって他人も時間停止を使うことができると以前ウォズが説明しています。
オーラは海東がスウォルツに捕まっている様子を見ているはずなので察しがつくとは思うのですが、オーラはそのことすら考えが付いていない様子でした。
そもそもオーラは前回と言い今回と言いやたらと「自分たちは対等の立場」という言葉を主張していますが、力を与えてもらっているなら本来そんなことは本来の力の持ち主には言えないはずです。
もしかしてオーラたちって、力を与えてもらった記憶が無くなっていて自分が持っている力だと思っているんじゃないでしょうか?
オーラの態度や口ぶりを見ると、そうじゃないとあんなでかい態度とれないよなーと思わざるおえません。
話が脱線しましたが、次回はタイムジャッカーの時間停止能力の真相なども触れていくかもしれません。
それによって海東の時間停止能力がどのように物語を運んでいくのかも見物です。
変わった中でも変わらないもの
アナザージオウⅡとの戦闘の最中にグランドジオウライドウォッチを奪われてしまったソウゴ。
それによって劣勢を強いられていたのですが、そこにゲイツが加勢しジオウⅡを救出してその場を退散したのです!
さっきまでソウゴのことをひたすら突き放していたゲイツがどうしてこのような行動をとったのか?
実はゲイツ、クジゴジ堂を離れ一人で体に起こる異変を感じ取っていたのです。
どうやらソウゴのことを考えると胸がざわざわするらしく、どこかでソウゴのことを知っているのではと悩んでいるのでした。
それでも頑固なゲイツは、ソウゴ達が説得にきても突き放し、アナザージオウⅡと相打ちにさせようとしたりとしていたのですが、ツクヨミが加勢しようとした際に考えを改めたのかジオウⅡを救出したのです。
救出してどこかの屋上に避難すると、ゲイツは「情けない戦闘で見過ごせなかった」と変わらないツンデレ発言をします。
そんなゲイツにソウゴは、
「だとしてもありがとう!ゲイツはやっぱり俺の知ってるゲイツのままだ!」
とゲイツの変わらない優しさに嬉しくなっていました。
その発言を聞いたゲイツはソウゴに、
「お前の知っている俺は…どんな奴だった?」
と質問するのでした。
ソウゴは何一つ隠すことなくかつてのゲイツとのやり取りを話し出しました。
その会話の模様をどうぞ!
「始めた会ったときいきなり襲われたし、何言っても全然聞いてくれなくて、事あるごとに戦った。でもその度に俺たちの絆は深強くなった!」
「絆だと?」
「うん!俺もゲイツも世界を救いたいと思う気持ちは一緒だった!だから今は信頼しあえる仲間になった!」
「お前の知っている俺は、お前を信頼していたということか」
「多分ねwでも、ウォズに俺の家臣って言われるのは嫌がってたかもしれないw」
「はあ!?なんで俺がお前の家臣にならなければいけない!」(ソウゴの胸ぐらを掴む)
「ほら!そんな風にさ!」
この2人のこの会話、今まで見てきたやり取りのようにとても自然で見ているだけで優しい気持ちになるやり取りでした。
ゲイツの方はその記憶がないのに、ソウゴが変わらってないって言ってくれたお陰なのか会話に違和感を感じていない様子で、最後には笑っていたんです。
ずっとぶつかっては一緒になってを繰り返してきた2人、たとえ時間が書き換わってもソウゴの中にはそのゲイツが生きている。
そして再び対立してもゲイツが変わっているところは全くなかった、それがソウゴにとって救いになったんでしょうね。
仮面ライダージオウでの2人のこういった会話は、いつも優しい気持ちにさせられます!
ツクヨミを守る士
ソウゴとゲイツがイチャコラしている最中、ツクヨミはソウゴを釣る餌となる為に飛流に連れていかれそうになっていました。
そこに現れたのが士!
アナザーライダー達をハンドガンで撃ち怯ませてツクヨミを救出したのでした。
士は過去でツクヨミを助けたり、ツクヨミの過去を見せようとしたりと何かとツクヨミを気にかけていましたが、士はツクヨミを救出した後、
「俺の推測通りなら、お前らに彼女を渡すわけにはいかない!」
とやはり事の結末を知っているような発言。
そういいながら士は飛流にキバをむきます!
「何者だ貴様?」
「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」
ディケイドの決め台詞も披露され、仮面ライダーディケイドに変身!
ツクヨミに逃げることを促した後にアナザージオウⅡとの戦闘を開始します!!
何かとツクヨミに干渉する士。
ひょっとしたら士の目的はツクヨミを守ることがこの世界の破壊を阻止する目的と推測しているんですかね?
ともあれ敵だったはずの士がどんどんこちら側にきて、ばっちり味方として後輩ライダーを引っ張っているのは見応え抜群です!
ちなみに、ここではちょっとした面白シーンがSNSで話題になっていましたw
アナザージオウⅡがツクヨミの後を追わせようとアナザービルドとアナザーカブトを向かわせたのですが、その時のアナザービルドがかわいいと話題になっていたのです!
アナザービルドは、障害物をジャンプしたらずっこけて受け身をとるも別の障害物に足を強打するという珍プレイを披露しましたw
あれ見る分にはかわいいけど、実際めちゃくちゃ痛かったんだろうなw
アナザーカブトも「え!?」て感じで見てたので、OKにはなったけど完全に台本にはないハプニングだったんだろうなと思います!
アナザーライダーの中でも極めてバカっぽいキャラと可愛がられていましたが、これでそのキャラは確立していってると言っていいでしょうw
ウォズの目的
アナザーライダーに追われるツクヨミを救出しようと向かうジオウⅡですが、なんとそこでは既にウールに捕まってしまっていました。
時間停止によって難を逃れようとしていたのですが、時間停止能力の経験が長いウールの登場によって阻まれてしまったのです。
ツクヨミを救出しようと追いかけるジオウⅡでしたが、その前に現れたのは自分を裏切ったウォズ!
ジオウⅡを自分に任せ、ウールとツクヨミを先に行かせてしまいました。
歴史が変わってもその記憶を唯一持っていたのに、あっけなく飛流についてしまったウォズ。
さらにはギンガライドウォッチを手に取り、かつて魔王と慕っていたソウゴと対決しようとしていました。
でもウォズだってゲイツ同様にれっきとした仲間!
本にも載っていない新たな歴史を一緒に見ようとゲイツと約束したし、ジオウトリニティとして三位一体になったことで絆は
深まっている。
だからソウゴは、はっきりと
「君とは戦いたくない!」
と思いを吐き出しました。
ウォズは…
「それは私も同じこと。私のなすべきこと、それは今も昔も変わらない」
そういってその場を立ち去っていくのでした。
ウォズまさか…やっぱり裏切ったふりしてるな!!
そういえば本の中身が変わったって言ってたけど、本にはしっかり元の歴史のオーマジオウが写ってたし…本当は本の内容全く変わってないんじゃないんでしょうか!?
しかしウォズには劇場版でのクォーツァーという立場もあることから、ウォズの1つ1つの行動がまだまだ見逃せません!
でもこの言動はきっと、使えるべきはあなたしかいないというウォズの確固たる思いによることは間違いないでしょう!
告げられた真実
ウールによって連行されたツクヨミは、「加古川 飛流変身の像」の奥に会った屋敷に連れていかれます。
どうやらウールは、スウォルツの命令でこの屋敷にツクヨミを連れてきたようです。
一体なんの目的で自分を連れてきたのかを質問するツクヨミですが、いつものように意見を求められない…
わけではなく、「聞きたいことがあれば教えてやろる」と寛大な姿勢をとったのです!?
そしてスウォルツは、ツクヨミにあの真実を口にします。
「我が…妹よ!」
士によって過去の自分をみたツクヨミも自らの兄の存在を認識してましたが、それがスウォルツであると認識をしていませんでした。
それがこの第42話で、スウォルツの口からツクヨミが妹であることを明かされたのです!
この真実には、ツクヨミだけでなく後ろで銃を構えていたウールも銃を下ろしてしまう程驚愕。
ここで真実を告げるスウォルツの目的は何なのか…それは次回明らかになりそうです!
終わりに
今回は、仮面ライダージオウ第42話のネタバレ&感想を書いていきました!
前回の悲しい展開から変わって、ソウゴの仲間への信頼とその信頼から復活した絆が素晴らしかったですね!
特にゲイツとの会話では、互いの自然すぎる会話が凄すぎましたね。
士も味方サイドに完全についてくれた感じだし、これからも世話になりそうです。
でもそこに回答もいますから、やっぱりこれってディケイド編でもありそうですねw
次回の第43話は、遂にスウォルツの野望が明らかになるようです!
次回予告の中では、
「王座は私の物に」
スウォルツが言っていたり、
「やつに利用されてた」
と落胆するウールの台詞が入っていたりとタイムジャッカーの中でも亀裂が生まれそうです。
戦闘ではジオウがグランドジオウに再びなっていることから、どのように取り戻すのかが気になります。
そしてウォズも味方に戻っているような映像が流れていました!
やっぱりお前はソウゴに仕えていた方がお似合いだぜ!!
最終回までドンドン進んでいる仮面ライダージオウ。
どのような結末を迎えていくのか想像ができません!
とにかくいえるのは、ここまで来たらもう見守るしかないので全部見ろってことですw
来週も楽しみにしています!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかの明日に会いましょう。